たばこと塩の博物館『第43回夏休み塩の学習室「動物にきこう!塩のひみつ2022」』

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「動物にきこう!塩のひみつ2022」を開催!たばこと塩の博物館「第43回夏休み塩の学習室」

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たばこと塩の博物館にて、第43回夏休み塩の学習室 「動物にきこう!塩のひみつ2022」を開催!

知っているようで意外と知らない、動物と塩のかかわりについて学べる企画展示です。

 

たばこと塩の博物館『第43回夏休み塩の学習室「動物にきこう!塩のひみつ2022」』

 

たばこと塩の博物館『第43回夏休み塩の学習室「動物にきこう!塩のひみつ2022」』

 

開催期間:2022年7月21日(木)~8月28日(日)

会場:たばこと塩の博物館 2階特別展示室 東京都墨田区横川 1-16-3(とうきょうスカイツリー駅から徒歩8分)

開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日:月曜日

入館料:大人・大学生 100円、満65歳以上の方(要証明書) 50円、小・中・高校生 50円

 

東京都墨田区にある、たばこと塩の博物館にて、知っているようで意外と知らない「塩」について学べる企画『第43回夏休み塩の学習室「動物にきこう!塩のひみつ2022」』を開催中☆

開館以来、小・中学生を主対象に開催してきた「夏休み塩の学習室」シリーズは、2022年で43回目を迎える企画です。

今回のテーマ展示では「動物と塩のかかわり」を紹介。

私たち人間に塩が必要なように、他の動物も生きるためには塩が必要です。

人間は塩を入れた料理を食べていますが、他の動物はどうしているのでしょうか?

 

動物と潮の関わりについて

 

実は、動物は「塩がすごく欲しい」「塩はそれほど欲しくない」「塩はぜんぜん欲しくない」の3つのタイプに分けられます!

それではどの動物がどのタイプなのでしょうか?

動物園のような雰囲気の「動物にきこう!塩のひみつ2022」の会場には、11種類の動物の等身大パネルや剥製が登場。

“特別なマシン”を使ってそれぞれの動物に、「塩とのかかわり方」がどのタイプなのか話を聞けるようになおり、楽しみながら「動物と塩のかかわり」について学べます。

動物によって異なる塩とのかかわり方を楽しみながら学べる、自由研究にもぴったりの企画です☆

3タイプの「塩とのかかわり方」を代表する動物を紹介します。

 

塩がすごく欲しい動物・シマウマ

 

塩がすごく欲しい動物・シマウマ

 

生息地:アフリカ東部の草原やアフリカ南西部の山地

食べもの:
〈野生〉草が主食、木の葉も食べる
〈動物園〉干し草や生の牧草、固形飼料など

食べる塩の量:〈動物園〉鉱塩を自由になめさせるほか、固形飼料にも少し塩が含まれる

 

シマウマは塩をほとんど含まない植物ばかりを食べているので、「塩がすごく欲しい動物」です。

動物園にいる場合は、与えられる鉱塩や固形飼料に含まれる塩分によって塩を摂ります。

 

塩がそれほど欲しくない動物・トラ

 

塩がそれほど欲しくない動物・トラ

 

生息地:シベリア東部から中国東北部、東南アジアから南アジアの森林

食べもの:
〈野生〉捕らえることができる動物は何でも食べるが、シカやイノシシなどの大型の草食動物が多い
〈動物園〉馬肉や鶏の頭、ウサギ、牛骨など

食べる塩の量:
〈野生〉獲物の草食動物の肉や血液に入っている塩で足りるので食べない
〈動物園〉とくに与えていない

 

肉食動物のトラは、「塩がそれほど欲しくない動物」になります。

獲物やエサとして与えられる食べものの肉や血液に含まれている塩で摂取量が足りるため、塩をそれほど必要としていないのです。

 

塩はぜんぜん欲しくない動物・ペンギン

 

塩はぜんぜん欲しくない動物・ペンギン

 

生息地:南極周辺の小島や海

食べもの:
〈野生〉小魚やイカ
〈動物園〉アジなどの魚

食べる塩の量:
〈野生〉エサとともに海水を飲み込む(塩が多すぎるので塩類腺からすてる)
〈動物園(水族館)〉真水で飼っている場合は、エサの器に塩水を入れて与える

 

動物園や水族館で飼われているペンギンは、エサの器に与えられた塩水から塩を摂取しますが、野生の場合は塩を必要としません。

エサとして食べる小魚や以下とともに海水を飲み込むため、体内の余分な塩を塩類腺に集めて濃い塩水にして鼻の穴から捨てるようになっています。

 

ヒトと塩 私たちの体の中の塩の量はどれくらいあるのでしょう?

 

体の中の塩の量がわかる不思議な体重計

 

どの動物も生きていくのには塩が必要であり、ヒトも塩がなければ生きられません。

とはいえ、塩が多ければいいというものではなく、多くても少なくてもダメなのです。

「動物と塩」のコーナーでは、食べものから塩が得られない動物、食べものから塩を得られる動物、食べものと一緒に塩を多く取り込んでしまい、捨てなければならない動物について学べます☆

ヒトも「体の中にちょうどいい量の塩」があるから、体がはたらいてくれます。

「ちょうどいい量の塩」を体内で保つために、塩を食べ、汗や尿として塩を出しているのです。

「動物にきこう!塩のひみつ2022」の会場には、「体の中の塩の量がわかる不思議な体重計」が用意されています!

自分の体の中に、どれくらいの量の塩があるのかが分かる、面白い体験になりそうです。

 

「夏休み塩の学習室」で学べる、3タイプの動物と塩の関わり方。

たばこと塩の博物館『第43回夏休み塩の学習室「動物にきこう!塩のひみつ2022」』は、2022年8月28日まで開催中です☆

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