日本映画史を飾る傑作、ヒット作の製作、配給、興行を続け、2020年に100周年を迎えた松竹映画。
松竹映画100周年を記念し、日本映画界を代表する山田洋次監督がメガホンをとり、これまで数々の文学賞を受賞してきた人気小説家・原田マハさん原作により『キネマの神様』を映画化!
ダブル主演を務めるのは、 故・志村けんさんの遺志を継ぐ沢田研二さんと誰もがその人気と実力を認める俳優・菅田将暉さん。
2021年8月6日(金)、ついに全国ロードショーを迎えます。
映画『キネマの神様』
公開日:2021年8月6日(金)全国ロードショー
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、朝原雄三
原作:原田マハ「キネマの神様」(文春文庫刊)
出演:沢田研二、菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、北川景子、寺島しのぶ、小林稔侍。宮本信子
配給:松竹
松竹キネマ合名社の設立、そして数々の名作を創り出した蒲田撮影所の開所を迎えた1920年から、日本映画史を飾る傑作、ヒット作の製作、配給、興行を続け、2020年松竹映画は100周年を迎えました。
『キネマの神様』は、そんな松竹映画100周年を記念した作品。
日本映画界を代表する山田洋次監督がメガホンをとり、原作はこれまで数々の文学賞を受賞してきた人気小説家・原田マハさんによる「キネマの神様」
映画を諦めたひとりの男性があの日の夢と家族の愛を取り戻す物語です。
ダブル主演を務めるのは、 故・志村けんさんの遺志を継ぐ沢田研二さんと誰もがその人気と実力を認める俳優・菅田将暉さん。
2021年8月6日に公開を迎えます。
映画『キネマの神様』ストーリー
ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩(寺島しのぶ)にも見放されたダメ親父。
そんな彼にも、た った一つだけ愛してやまないものがあった。
それは「映画」———。
行きつけの名画座の館主・テラシン(小林稔侍)とゴウは、かつて撮影所で働く仲間だった。
若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として、映写技師のテラシン(野田洋次郎)をはじめ、時代を代表する名監督やスター女優の園子(北川景子)、また撮影所近くの食堂の娘・淑子(永野芽郁)に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。
しかしゴウは初監督作品「キネマの神様」の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。
半世紀後の2020年。
あの日の「キネマの神様」の脚本が出てきたことで、ゴウの中で止まっていた夢が再び動き始める。
これは、”映画の神様”を信じ続けた男の人生とともに紡がれる愛と友情、そして家族の物語。
公開記念舞台挨拶
開催日:2021年8月5日(木)
全国ロードショー前日となる8月5日、公開記念舞台挨拶が開催されました!
この日、映画を観たばかりのゲストを前に登場したのは、菅田将暉さん、
野田洋次郎さん(RADWIMPS)、
北川景子さん、
宮本信子さん、
山田洋次監督。
若き日のゴウを演じた菅田将暉さんは、
「皆様のおかげで公開できました。
映画は公開するまでどれだけ力を入れるかが重要で、今回は公開するまでの時間をとても長く取れた映画です。
映画がとてもカッコイイと思える作品です」とコメント。
ゴウとともに撮影所で映写技師として働く若き日のテラシン役の野田洋次郎さん(RADWIMPS)。
「皆さんと過ごした感覚を音楽に残したいと思い、日々メモを残して過ごしていました。
コロナの影響で撮影ができなくなって、映画が無くなってしまうのが嫌だったので、頼まれていないのですが、自主的に曲を作って監督に渡したんです。
そうして映画の主題歌ができました」と主題歌「うたかた歌」の制作秘話を明かしました。
北川景子さんは、銀幕女優・桂園子役。
「当時活躍した女優を参考にしましたが、監督からの当時の女優の話が一番参考になりました。
オマージュのシーンが最も緊張したところです」
山田洋次監督は、
「今の日本の映画はそんなに元気では無いと思う。
今回の映画の舞台は私が青春時代の時だが、この時代は映画にとても力があった、コロナの騒ぎで閉鎖されているが1日でもはやくこの状況が打開して欲しい。
この映画は映画館で是非とも見てほしい」
と並々ならぬ想いを明かしました。
2020年3月1日のクランクイン以降、W主演予定だった志村けんさんの突然の逝去、緊急事態宣言による撮影の長期中断、そして二度の公開延期と次々と困難が降りかかりましたが、作品を届けたいと願う全ての人の想いが込められた本作がついに完成。
映画『キネマの神様』の紹介でした。
(C)2021「キネマの神様」製作委員会