マーベル・シネマティック・ユニバース、通称MCU作品第4弾となる『マイティ・ソー』
記念すべき『マイティ・ソー』シリーズの1作目、全世界56カ国でナンバーワンを獲得した大ヒット作品です。
型破りな唯我独尊ヒーローの圧倒的バトルが楽しめるマーベルのスーパーアクション・ムービーを徹底紹介していきます!
マーベル映画『マイティ・ソー』作品紹介
タイトル:マイティ・ソー(原題:Thor)
製作:2011年/アメリカ
上映時間:115分
マーベル・スタジオが贈る革新的ヒーロー・シリーズ『マイティ・ソー』
地球に堕とされた神の国アスガルドの王子ソーが繰り広げる冒険は私たちを惹きつけてやみません。
本作でハリウッド映画への本格進出を果たした浅野忠信さん演じるホーガンにも注目です。
ストーリー/あらすじ
神の国アスガルドをおさめる国王オーディンの息子ソーは、粗野で好戦的な性格を心配されながらも、優れたリーダーシップとカリスマ性を認められ、王位継承の儀式に臨んでいました。
死にゆく星の心臓で作られた最強のハンマー「ムジョルニア」を授かったソーが、続いて王位を継ごうとしたその瞬間、休戦中だったはずの氷の巨人たちの国ヨトゥンヘイムのフロスト・ジャイアントの襲撃が。
激怒したソーはヨトゥンヘイムへの侵攻をオーディンに進言しますがオーディンは認めません。
ところが、怒りやまないソーは勝手にヨトゥンヘイムに攻め入ったあげくに返り討ちにあってしまいます。
すんでのところでオーディンに救われますが、ソーの傲慢さは後継者として不適格であると判断したオーディンは神の力を奪ってソーを地球に堕としてしまうのでした。
その頃、地球で天体観測を行なっていたジェーン・フォスターら研究者は、ニューメキシコの砂漠で突如激しい雷に襲われ、視界の悪い車で何者かを撥ねてしまいます。
突然飛び出してきた不思議な人物こそ、アスガルドを追放されたソーでした。
ソーを病院に入院させたジェーンは、北欧神話に登場するアスガルドが実在することを証明する研究のためにソーに協力を求めます。
破天荒で唯我独尊的、地球の慣習をまったく知らないソーの振る舞いにジェーンたちは面食らうばかり。
ある日ソーたちが地元のレストランで食事していると、絶対に誰も動かすことができない謎のハンマーの噂が聞こえてきます。
ムジョルニアに違いないと考えたソーは噂のハンマーの場所へ。
やはりムジョルニアだったそのハンマーは、S.H.I.E.L.D.によって厳重警戒態勢の中にあり、ソーはそこを堂々と訪れるとムジョルニアを持ち上げようとしますが、神の力を奪われた状態にあったためムジョルニアはびくともしません。
仕方なく地球で人間として生活を送ることになるソー。
一方アスガルドでは、ソーの弟にあたるロキが、自分の実の父親がヨトゥンヘイムのかつての王ラウフェイであったことを知って傷心し、ヨトゥンヘイムと組みオーディンの暗殺を企てます。
これを知った女戦士シフ、三銃士らはソーに助けを求めますが、ロキがアスガルドの人型兵器デストロイヤーを地球に送り込んでソーらを襲撃。
人間の身体となったソーは、劣勢を強いられますが、人々を守りながら必死に戦います。
ソーは地球で過ごすうち精神的な成長を遂げており、人々の安全を優先する姿が成長の証となって神の力を取り戻したことでムジョルニアが反応。
ソーの元へと飛来してきます。
ムジョルニアを手にしたソーはたちまちデストロイヤーを制圧すると、ロキの企てを止めるためアスガルドへと向かうのでした。
一方、ロキは引き入れたラウフェイに深い眠りについていたオーディンを暗殺させようとしていました。
女王フリッガがラウフェイに立ち向かうも歯が立たず、よもやという瞬間にその場に現れ、ラウフェイを止めたのはなぜかロキ。
ロキはラウフェイを抹殺しますが、これらはあたかも自分が父王を救ったかのように見せるためにロキが仕組んだ計画でした。
ロキはそのままヨトゥンヘイム壊滅に進軍しますが、そこに帰還したソーが現れ行く手を阻みます。
2人は激しい戦闘になりますが、成長を遂げたソーがロキを凌ぎ、ソーはロキが悪用していた時空の橋を破壊。
ところが、2人は破壊された橋のはざまに落下しそうになってしまいます。
眠りから覚めたオーディンがかろうじて2人に手を差し伸べますが、父王に計略を見破られ、弁解を聞き入れてもらうことができなかったロキは自ら時空のはざまへと落下。
ソーはあらためて王の資質とは何かを学び、これからも鍛錬を積むことを決意します。
アスガルド、そして地球に再び平和が戻り、地球ではその頃キャプテン・アメリカとともに沈んだ四次元ストーンが発見されていました。
そして、その研究を託されたエリック・セルヴィグ教授の傍らで四次元ストーンを見つめているのは、異次元へと消えたはずのロキだったのでした。
キャスト&スタッフ
キャスト:
ソー:クリス・ヘムズワース/三宅健太
ジェーン・フォスター:ナタリー・ポートマン/坂本真綾
ロキ:トム・ヒドルストン/平川大輔
オーディン:アンソニー・ホプキンス/浦山迅
エリック・セルヴィグ教授:ステラン・スカルスガルド/金子由之
ラウフェイ:コルム・フィオール/水野龍司
ヴォルスタッグ:レイ・スティーヴンソン/咲野俊介
ヘイムダル:イドリス・エルバ/斉藤次郎
ダーシー:カット・デニングス/田村睦心
フリッガ:レネ・ルッソ/滝沢久美子
コールソン捜査官:クラーク・グレッグ/村治学
シフ:ジェイミー・アレクサンダー/北西純子
ホーガン:浅野忠信
ファンドラル:ジョシュア・ダラス/小松史法
スタッフ:
監督:ケネス・ブラナー
製作:ケヴィン・ファイギ
製作総指揮:アラン・ファイン、スタン・リー、デヴィッド・メイゼル、パトリシア・ウィッチャー、ルイス・デスポジート
脚本:アシュリー・エドワード・ミラー、ザック・ステンツ、他
撮影:ハリス・ザンバーラウコス
原案:J・マイケル・ストラジンスキー、マーク・プロトセヴィッチ
プロダクション・デザイン:ボーウェルチ
編集:ポール・ルベル
衣装デザイナー:アレクサンドラ・バーン
共同製作:クレイグ・カイル、ヴィクトリア・アロンソ
音楽:パトリック・ドイル
音楽スーパーバイザー:デイヴ・ジョーダン
監督はケネス・ブラナーが務め、主演ソー役には『スター・トレック』シリーズのクリス・ヘムズワースが抜擢。
アスガルドの三銃士ホーガン役で、浅野忠信がハリウッド本格進出を遂げています。
『アイアンマン』シリーズにも登場し、本作でもホークアイとともに登場するS.H.I.E.L.D.のコールソン捜査官は、俳優、脚本家、監督として幅広く活躍するクラーク・グレッグが演じ、マーベル作品をつなぐ注目キャラクターです。
『マイティ・ソー』に登場するキャラクターたち
本作で活躍を見せるキャラクターたちは、いにしえの言い伝えから飛び出してきた北欧神話の住人たち。
雷のパワーや幻影を操る能力など、人知を超えた神の力を持つ登場人物を、その能力中心に紹介します!
雷のパワーを操るソー
オーディンの息子であり、アスガルドの玉座を継ぐ破天荒なソー。
腕力耐久力に優れ、彼にしか操れない魔力を宿したウルのハンマー、ムジョルニアを使って空を飛ぶこともできます。
雷と稲妻を操る能力と群を抜く勇敢さをあわせ持つ神話最強のヒーローです。
変幻自在のトリック・スター、ロキ
アスガルドでソーとともに育ったロキ。
気高く勇敢な義兄弟への劣等感や嫉妬心をこじらせて悪の感情を募らせたロキはアスガルドと地球両方を支配しようと策略し、父親に自分を認めさせるためなら人を欺くこともいといません。
超人的な腕力と敏捷性を備え、耐久力もあり、負傷への抵抗力を持っています。
異世界種族ヨトゥンヘイムの血を引き、現実操作の達人であるロキは変幻自在に姿を変え、人の心を操ったり幻影を見せることも得意。
ロキが持つ杖は非常に強いパワーを秘めています。
芯が強く知性に溢れるヒロイン、ジェーン・フォスター
本作ではソーとのロマンスが描かれた研究者のジェーン・フォスター。
『マイティ・ソー』シリーズでは、今作と『マイティ・ソー:ダーク・ワールド』の2作に登場する彼女は、芯が強く知性に溢れるヒロインです。
『マイティ・ソー:ダーク・ワールド』以後のマーベル作品の登場はカメオ出演のみにとどまっていましたが、この度2021年に公開予定の『マイティ・ソー』4作目へのカムバックが決定。
大活躍中のタイカ・ワイティティ監督により、ムジョルニアを手にし奮闘する姿が描かれることがわかっています。
マーベル・シネマティック・ユニバース4作目にしてスーパーヒット作品となった『マイティ・ソー』
シリーズとしても注目を集めるソー&ロキの迫力バトルを描いたエンターテイメント・アクション作品をぜひお見逃しなく!
『マイティ・ソー』は、Disney DELUXE(ディズニーデラックス)で配信中です。
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