マーベル・シネマティック・ユニバース、通称MCU作品第3弾となる『アイアンマン2』
大人気ヒーローコミックをロバート・ダウニー・Jr.主演で映画化した『アイアンマン』続編となり、重要な新キャラクターが登場する大ヒット作品です。
『アベンジャーズ』シリーズへと繋がるマーベルのアクション超大作『アイアンマン2』を徹底紹介!
マーベル映画『アイアンマン2』作品紹介
タイトル:アイアンマン2(原題:Iron Man 2)
製作:2010年/アメリカ
上映時間:124分
『アベンジャーズ』シリーズへとつながるキャラクターたちが大活躍する『アイアンマン2』
天才科学者であり億万長者であるトニー・スタークが自ら開発したパワードスーツでスーパーヒーローとして活躍する『アイアンマン』シリーズの続編です。
大きなひろがりを見せるMCUのヒーロー個別にスポットをあて、その活躍を描くマーベルのフェイズ1作品にあたる本作にはアベンジャーズのファンなら絶対に見逃したくない貴重なシーンが満載!
ストーリー/あらすじ
自身で開発したパワードスーツでヒーローとしてテロ組織との闘いを制し、自身がアイアンマンであることを明かしたトニー・スターク。
それから半年の月日が経ち、アメリカ政府から軍事兵器としてパワードスーツを没収するとの勧告があり、トニーはそれを断固として拒否します。
トニーが抱える問題はこれにとどまらず、胸に埋め込んだアーク・リアクターの動力であるパラジウムの毒素が徐々に身体を蝕み、死を覚悟するまでに至っていたのでした。
最期を覚悟したトニーは秘書のペッパー・ポッツに社長の座を譲ることを決め、社員として入社したナタリー・ラッシュマンを秘書につけます。
時を同じくして、トニーの父親の共同研究者だったアントン・ヴァンコが死去。
アントンの息子イワンは、スパイ容疑で逮捕されて貧しさを強いられ死んでいった父の不幸をスターク家の責任と考え、トニーへの復讐に燃えていたのでした。
イワンは父アントンが遺した設計図からアーク・リアクターを製造し、それを動力とするエレクトリカル・デス・ウィップを開発し、トニーを襲います。
F1レースに参加中だったトニーは、パワードスーツマーク5を装着してイワンを撃破。
イワンは刑務所に収監されますが、スターク・インダストリーズのライバル会社であるハマー・インダストリーズを経営するジャスティン・ハマーがイワンを脱獄させてしまいます。
一方、身体の限界を感じて自暴自棄に陥っていたトニーは、スーツを装着したままパーティーで大暴れ。
ローディがマーク2のスーツを装着して諫めようとしますが、取っ組み合いへと事態は悪化、トニーのめちゃくちゃさに腹を立てたローディはマーク2を着たまま古巣である空軍基地へと去ってしまうのでした。
そんな折、秘書として雇用していたナタリーがS.H.I.E.L.D.に所属する凄腕エージェント、ナターシャ・ロマノフであることが発覚します。
トニーはS.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーとナターシャの協力もあり、パラジウムに代わる金属の生成に成功し、命の危機を回避。
しかし、トニーの鼻を明かすため兵器開発に勤しむジャスティンは、二足歩行無人機ドローンと、ローディがトニーから奪取してきたマーク2を改造したウォーマシンを完成させていました。
スターク・エキスポでは、ドローンとウォーマシンが披露されますが、イワンによってハッキングされたウォーマシンが、それを装着していたローディもろとも暴走し始めます。
ハマー・インダストリーズに潜入したナターシャが辛うじてハッキングを解除したことで、ローディはコントロールを取り戻し、トニーとローディは共闘して暴走するドローンたちを制圧。
ところがそこへイワンが登場し、エレクトリカル・デス・ウィップを改良したウィップラッシュとして2人を襲撃します。
苦戦を強いられますが、アイアンマンとウォーマシンの協力体制によるパワーはそこ知れず、2人はウィップラッシュ撃破に成功するのでした。
キャスト&スタッフ
キャスト:
トニー・スターク:ロバート・ダウニー・Jr./藤原啓治
ペッパー・ポッツ:グウィネス・パルトロウ/岡寛恵
ローディ:ドン・チードル/目黒光祐
ブラック・ウィドウ:スカーレット・ヨハンソン/佐古真弓
ウィップラッシュ:ミッキー・ローク/菅生隆之
ジャスティン・ハマー:サム・ロックウェル/森川智之
ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン/手塚秀彰
スタッフ:
製作総指揮・監督:ジョン・ファヴロー
脚本:ジャスティン・セロー
製作:ケヴィン・ファイギ
製作総指揮:アラン・ファイン、スタン・リー、デヴィッド・メイゼル、デニス・L・スチュワート、ルイス・デスポジート、スーザン・ダウニー
撮影:マシュー・リバティーク(ASC)
プロダクション・デザイナー:J・マイケル・リーヴァ
編集:リチャード・ピアソン(A.C.E.)、ダン・レーベンタール(A.C.E.)
衣装デザイン:メアリー・ゾフレス
音楽監修:デイヴ・ジョーダン
音楽:ジョン・デブニー
キャラクター創造:スタン・リー、ドン・ヘック、ラリー・リーバー、ジャック・カービー
新たなキャラクターとして、ナターシャ・ロマノフ役スカーレット・ヨハンソンが登場する本作。
ブラック・ウィドウとしてアベンジャーズに参加することになるナターシャは『アイアンマン2』でも目を見張る戦闘技術を披露しています。
また、S.H.I.E.L.D.の司令官ニック・フューリーとしてサミュエル・L・ジャクソンが出演し、アイアンマンの危機脱出に重要な働きを見せてくれます。
『アイアンマン2』に登場するキャラクター
『アイアンマン2』には、『アベンジャーズ』シリーズにおいても重要な役割を果たすキャラクターが多く登場します。
MCUで大活躍を見せる主要な登場人物を一挙に紹介!
トニー・スターク/アイアンマン
億万長者の起業家であり天才科学者であるトニー・スターク。
自身で開発したアーマーを装着し、生きたハイテク・ウェポンとなった姿がアイアンマンです。
胸に装着したアーク・リアクターを原動力とし、音速飛行も可能。
軍事会社スターク・インダストリーズのCEOとして働いていましたが、前作『アイアンマン』で兵器開発からは退き、平和のための戦いに身を投じるようになったスーパーヒーローです。
彼の秘書を務めていたペッパー・ポッツとはお互いを支え合い、職務を超えた信頼関係を築きながらも上司と部下の関係から今一歩抜け出せずにいましたが、本作でパートナーとしての一歩を踏み出します。
ヴァージニア・(ペッパー・)ポッツ
もともとトニー・スタークの優秀な秘書だったヴァージニア・ポッツことペッパー。
ペッパーはトニーが彼女の風貌からつけたニックネームです。
トニーからスターク・インダストリーズのCEOを任されるほど、敏腕で機転が利く頭脳明晰なペッパーは、トニーが最も信頼し、頼りにする存在であるだけに、騒動や危機に巻き込まれることも度々。
その度勇敢に危機に立ち向かうペッパー。
トニーの破天荒さに振り回されはしながらも、正しい方向へと彼を導くことができるのは彼女だけです。
ジェイムズ・(ローディ・)ローズ
米空軍大佐ジェイムズ・(ローディ・)ローズはトニーの親友であり、スターク・インダストリーズの右腕的存在として活躍してきました。
戦闘においてはトニーのもつアイアンマンのスーツを改造したウォーマシン・アーマーを装着し、さまざまな火器を使いこなして一度に多くの敵と戦うことができます。
時にトニーとは考え方の違いから衝突することもありますが、いざという時の心強い味方であるローディ。
アベンジャーズにとっても欠かせない存在となっていきます。
ナタリー・ラッシュマン/ナターシャ・ロマノフ
今作ではナタリー・ラッシュマンという偽名を使って活動していたナターシャ・ロマノフ。
ブラック・ウィドウとしてその名を知られるスーパー・スパイです。
今作ではブラック・ウィドウの名は明かさず、S.H.I.E.L.D.最重要エージェントとしてスターク・インダストリーズに潜入しています。
諜報に関するあらゆる分野で訓練を積んでいて、その戦闘技術には男女の差なくそうそう適う者は存在しません。
マーベル・シネマティック・ユニバース3作目となる『アイアンマン2』
『アベンジャーズ』の中心的存在となるアイアンマンの危機を爽快に描いた要チェック超大作をぜひお見逃しなく!
『アイアンマン2』は、Disney DELUXE(ディズニーデラックス)で配信中です。
©2013 MARVEL.