2019年10月4日(金)に日米同時公開となる超話題作『ジョーカー』がヴェネツィア国際映画祭、最高賞を受賞!
世界三大映画祭でアメコミ作品が最高賞を受賞するのは史上初の快挙となり、映画史を塗り替えるビッグなニュースです。
現地での監督のコメントや、主演ホアキン・フェニックスとのやりとりなど、喜びに沸く受賞の様子を紹介します☆
『ジョーカー』ヴェネツィア映画祭金獅子賞受賞
現地時間2019年9月7日(土)に行われたヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門で『ジョーカー』が最高賞の金獅子賞を受賞!
3大映画祭と呼ばれるカンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭でアメコミ作品が最高賞を受賞するのは史上初の快挙となります。
ただのアメコミ作品とは一線を画することを名実ともに証明した『ジョーカー』
孤独ながら心優しい男が映画史上もっともカリスマティックなへと変貌していく衝撃のドラマを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストで描いています。
トッド・フィリップス監督&ホアキン・フェニックス コメント
トッド・フィリップス監督が授賞式で語ったのは、「ホアキン・フェニックス抜きでこの映画はありえませんでした」という、主人公アーサー(ジョーカー)を演じたホアキン・フェニックスへの敬意の言葉。
続けて「ホアキンは、僕が知っている中で最も凶暴で、最も勇敢で、最も心の広いライオンです。そして、美しい心の持ち主です。“狂気の才能”とともに私のことを信頼してくれてありがとう」と、ホアキンへの感謝を述べました。
フェニックスは「Grazie. Grazie mille.(ありがとう。本当にありがとう)」とイタリア語で感謝を返します。
加えて、二人からはフィリップス監督がもともとフェニックスをイメージして脚本を書いていたことや、撮影の6ヵ月前から2人で話し合いを重ね、撮影が開始されてからも、最終日まで日々ジョーカーに関する発見があったことが明かされます。
監督とフェニックスのやりとりは、二人三脚で挑んだ作品で築いたお互いへの信頼が伺えるものでした。
また、審査員の一人、映画監督メアリー・ハロンは「映画祭のルールが無ければ彼は男優賞に輝いていたでしょう」と語り、本映画祭のルール、上位の賞はダブル受賞できないという規則が無ければフェニックスが男優賞を受賞していただろうと賞賛。
フィリップス監督は、映画が完成した時に映画で伝えたいことを観客は理解してくれるかを不安に思っていたこと、その不安がヴェネチア映画祭での映画初公開の際のオーディエンスの反応で拭われたことを語ります。
「アメリカや世界中でも同じように受け入れてもらえることを期待しています。ホアキンと僕はこの映画を誇りに思っています。私たちはこの映画に誠心誠意努力しました。この映画を制作することに対して多くの反対に直面しました。本当に誇りに思います」
と、完成まで困難な道のりについても振り返り、今回の受賞の喜びがいかに大きいものであるかを語っています。
ヒーロー映画のジャンルの限界を超えた究極のドラマ『ジョーカー』は2019年10月4日(金)日米同時公開です。
期待が高まるビッグニュース、『ジョーカー』ヴェネチア映画祭金獅子賞受賞について紹介しました☆
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