旅行者の63.8%が旅先で自宅より眠れないと回答!NELL「秋の旅行と旅先の睡眠に関する実態調査」

旅先で自宅より眠れないと感じる人63.8%

記事ポイント

  • 旅行者の63.8%が旅先で自宅より眠れない
  • 眠れない人の49.4%が翌日に影響、16.1%が観光を変更・中止
  • よく眠れた人と眠れなかった人で満足度に19.6ポイント差

 

睡眠ブランド「NELL」を運営するMorghtが、過去1年以内に国内で宿泊旅行をした全国の20~69歳の男女1,000名に「秋の旅行と旅先の睡眠に関する実態調査」を行いました。

旅行者の63.8%が旅先で自宅より眠れないと答え、よく眠れた人と眠れなかった人では旅行満足度に19.6ポイントの差が出ています。

日本睡眠協会 理事長の内村直尚先生による、宿泊先でよく眠るポイントも紹介します。

 

目次

NELL「秋の旅行と旅先の睡眠に関する実態調査」

 

旅先で自宅より眠れないと感じる人63.8%

 

  • 調査名:秋の旅行と旅先の睡眠に関する実態調査
  • 調査主体:睡眠ブランド「NELL」を運営するMorght
  • 調査期間:2026年9月25日~9月28日
  • 調査方法:インターネット調査(QiQUMO)
  • 調査対象:全国の20~69歳の男女のうち、過去1年以内に国内のホテル・旅館・民宿などに宿泊する旅行をした人(出張のみの宿泊は除く)
  • 有効回答数:1,000名(性別・年代で均等割付)

 

「秋の旅行と旅先の睡眠に関する実態調査」は、旅先での睡眠が翌日の観光や体調、旅行の満足度、帰宅後の生活とどう関わるかを調べたものです。

日本気象協会の予想では、今年は東日本・西日本で紅葉の見頃が平年より遅めで、11月にかけて秋の旅行が本格化します。

旅先で「自宅より眠れない」と感じることが「よくある」「ときどきある」を合わせて、旅行者の63.8%でした。

 

旅先で眠れない人の男女別割合

 

男女別では女性が72.0%、男性が55.6%で、16.4ポイントの差がありました。

眠れない理由で最も多いのは「緊張・興奮など心理的な要因」の38.6%です。

続いて「掛け布団・寝具の温度感が合わない」29.8%、「マットレス・敷き布団が合わない」28.1%、「部屋の温度・湿度が合わない」25.7%でした。

 

旅先で眠れない人の翌日への影響49.4%

 

旅先で眠れないことがあると答えた638名のうち、49.4%が直近の宿泊旅行で翌日の予定・行動または体調に影響を受けていました。

内訳は「強い眠気やだるさを感じた」19.1%、「移動中に寝てしまった」17.2%、「頭が重い・ぼーっとした」16.6%です。

観光の予定を変更・中止した人も16.1%いました。

直近の旅行で「あまり眠れなかった」「まったく眠れなかった」と答えた208名では、翌日に影響があった人が59.1%でした。

全体1,000名を年代別に見ると、影響があった人は20代52.5%、30代52.0%と高く、60代は21.0%でした。

直近の宿泊旅行の総合満足度は、全体で「とても満足」「やや満足」を合わせて91.9%でした。

 

睡眠状態別の旅行満足度の比較

 

よく眠れたと答えた792名の満足度は96.0%、眠れなかったと答えた208名は76.4%で、19.6ポイントの差がありました。

帰宅後に睡眠不足の影響が仕事や家事に残ったと答えた人は、全体の36.4%です。

旅先で眠れないことがある人では49.2%、直近の旅行で眠れなかった人では49.5%と、およそ半数にのぼります。

年代別では20代44.0%、30代42.0%が高く、60代は23.0%でした。

 

旅先でよく眠る工夫の調査結果

 

旅先でよく眠るための工夫を「特に何もしていない」人は、全体の60.1%です。

旅先で眠れないことがある638名にかぎっても、56.0%が何もしていません。

実際の工夫は「寝る前に入浴する」22.5%、「アイマスク・耳栓を使う」9.8%、「寝具の良い宿を選ぶ」7.7%、「飲酒を控える」7.0%、「自分の枕を持参する」4.5%でした。

自宅の寝具に「満足」と答えた788名の65.7%が旅先で眠れないことがあると回答し、「不満」の212名の56.6%を9.1ポイント上回りました(カイ二乗検定 p<0.05)。

旅先で眠れないことがある人の88.2%が、「旅先ではあまり眠れないと分かっていても、旅行には行きたい」と答えました。

全体の79.3%は「旅行から帰宅して、自分のベッド・布団に入る瞬間が一番ほっとする」と答えています。

宿選びで「寝具・睡眠環境」を重視する人は現在10.4%で、8項目中7位です。

一方、54.6%が今後「よく眠れるかどうか」を基準に宿を選びたいと答えました。

 

コイル中心の情報提示前後のマットレス使用意向

 

ホテル・旅館で使われているマットレスの芯材を聞くと、55.8%が「わからない」と回答しました。

ポケットコイルまたはボンネルコイルと答えた人は25.5%でした。

マットレスの構造の違いは「知らない」が42.8%、「名前は聞いたことがある」が47.7%で、構造まで理解している人は9.5%です。

宿泊施設向けのマットレスはコイル(スプリング)を芯材にしたタイプが中心だと示す前後で、同じ回答者に使用意向を聞きました。

「使ってみたい」は提示前の66.9%から提示後は71.7%へ4.8ポイント上昇しました(McNemar検定 p<0.01)。

 

日本睡眠協会 理事長 内村直尚先生

 

日本睡眠協会 理事長の内村直尚先生は「重要なのは、旅先でもできるかぎりいつもどおりの就寝時間を守ることです」と指摘しています。

翌日が早起きだからと普段より1~2時間早く寝ようとしても、その時間は覚醒レベルが最も高く、入眠まで時間がかかるといいます。

よく眠れなくても朝は一定の時間に起き、光を浴びて朝食を摂り、体を動かして体内時計をリセットすることを勧めています。

昼寝や乗り物でのうたた寝は30分以内にとどめるよう呼びかけています。

宿泊先でよく眠るポイントの一つ目は、自分に合う枕などの寝具、アイマスクや耳栓、愛着のあるぬいぐるみなどを持参することです。

二つ目は、就寝時間を決めて旅程を組み、旅の3日くらい前からその時間に就寝してリズムを整えることです。

三つ目は、お酒を飲みすぎず「ほどほど」にすることです。

四つ目は、部屋を静か(40フォン以下)で暗く(30ルクス以下)し、湿度50-60%、室温19-26℃を目安に整えることです。

五つ目は、温泉に行く場合、就寝する1-2時間前にはお風呂から出ることです。

内村先生は久留米大学 理事長・学長、日本睡眠学会 理事長、日本睡眠協会 理事長を務め、日本初の睡眠障害専門外来を開設した専門家です。

NELLは「睡眠からはじまる、素晴らしい明日を。」をコンセプトに2020年に誕生した睡眠ブランドで、主力の「NELL マットレス」は累計販売22万台を突破しています(2025年12月時点)。

 

旅行者の63.8%が旅先で自宅より眠れないと感じ、よく眠れた人と眠れなかった人では旅行満足度に19.6ポイントの差がありました。

旅先でよく眠る工夫を何もしていない人は60.1%で、今後は54.6%が「よく眠れるかどうか」を宿選びの基準にしたいと答えています。

秋の旅行では、いつもどおりの就寝時間を守ることから意識したいところです。

 

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