記事ポイント
- 西武鉄道新2000系がモチーフの路線バス
- 2026年度グッドデザイン賞を受賞
- 2026年3月から上石神井・小平営業所で運行
西武バスが運行する「きいろいバス」が、2026年10月15日発表の「2026年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
西武鉄道新2000系、通称「黄色い電車」をモチーフにした路線バスで、2026年3月から運行しています。
西武バス「きいろいバス」

- 受賞対象:路線バス「きいろいバス」
- 運行開始:2026年3月
- 運行営業所:西武バス上石神井営業所、小平営業所
- プロデューサー:西武バス 代表取締役社長 塚田 正敏
- ディレクター:「きいろいバス」プロジェクトチーム リーダー 岩嵜 直人
- デザイナー:「きいろいバス」プロジェクトチーム
「きいろいバス」は、昭和から平成にかけて西武鉄道の主力車両として親しまれた「黄色い電車」をモチーフにした西武バスの路線バスです。
2025年が昭和100年にあたることを契機に、西武グループの交通ネットワークをより身近に感じてもらい、鉄道とバスが連携した沿線事業を活性化する狙いで企画されました。
企画は西武バスの若手社員の発案をきっかけに、社内横断のプロジェクトチームを組成して実現しました。
車体全体は新2000系の車体色である黄色を基調とし、運転席周辺も実車をイメージしたカラーリングにするなど、内外装で黄色い電車の再現性を追求しています。
車内の座席には、新2000系更新車両で実際に使われているものと同じ座席シート(モケット)を採用し、安全性や実用性にも配慮しています。
審査委員は、耐久性のある塗装で丁寧に表現した黄色の外装や、運転席周りを実車と同じ淡緑色にラッピングした点を評価しました。
鉄道車両と同じ座席の表皮素材はノンステップバスとしての認証も取得しており、将来的に黄色い電車とセットでグループ企業へ譲渡することも見据えたサステナブルな仕様とされています。
公募による社内横断チームの結成や、完成までの過程に密着した映像の公開など、沿線の人々の愛着形成につながる取り組みも高く評価されました。
運行にあわせて西武鉄道と連携し沿線の魅力を発信することで、地域への愛着醸成や回遊性の向上、沿線全体の活性化につなげています。
黄色い電車の色と座席を細部まで再現し、サステナブルな発想や社内横断の体制も評価された「きいろいバス」です。
西武バスはグループビジョン「でかける人を、ほほえむ人へ。」のもと、鉄道・バス一体となった沿線事業を進めていきます。








