記事ポイント
- 熱供給事業者として初めてオフサイト型に認証
- 2026年10月7日付で東京都が認証
- 水素設備で赤坂の冷暖房CO₂を削減
赤坂熱供給が、熱供給事業者として初めて、2026年10月7日付で東京都のグリーン水素率先利用事業者認証制度のオフサイト型認証事業者になりました。
2026年10月14日に「HENCA Tokyo 2026」内で開かれた認証式に参加しました。
国内で製造されたグリーン水素を、赤坂の地域冷暖房システムで活用しています。
赤坂熱供給 東京都「グリーン水素率先利用事業者」オフサイト型認証

- 認証日:2026年10月7日付(オフサイト型)
- 認証式:2026年10月14日(水)「HENCA Tokyo 2026」内
- 認証の有効期間:2026年10月1日から2027年9月30日まで(前年度の実績に応じ毎年度認証)
- 本格運用開始:2026年5月(水素設備は2025年12月に導入)
- 供給エリア:東京都港区赤坂5丁目地区のビル群(TBS放送センターをはじめとする)
- 今回の認証:赤坂熱供給を含む新規4事業者
赤坂熱供給(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙木盛正)は、グリーン水素を熱供給事業に活用する取り組みで、東京都のオフサイト型認証事業者になりました。
認証制度は、再生可能エネルギー電力由来の水素であるグリーン水素の活用促進を目的に、東京都が前年度1年間に一定量を利用した事業者を認証するものです。
赤坂熱供給は、国内で製造されたグリーン水素を調達し、都内の事業所内の施設で利用したオフサイト型の事業者として評価されました。
同社は、TBS放送センターをはじめとする赤坂5丁目地区のビル群へ、プラントで製造したエネルギーを供給する地域冷暖房システムを運用・管理しています。
このシステムに、水素を安全かつコンパクトに貯蔵できる水素吸蔵合金タンクを導入しています。
タンクは青い格子状の架台に黒い容器が上下2段に並び、配管でつながる構成です。

水素混焼型貫流ボイラーも導入しています。
水素混焼型貫流ボイラーは2台並びで設置されています。

純水素型燃料電池も加わり、水素を使う3つの設備が同システムでそろいます。
民間事業者が商業利用を目的にグリーン水素を熱供給事業へ活用する、東京都内初の事例で、地域への冷暖房供給に伴うCO₂排出量の削減に貢献しています。
同社は運用経験とノウハウを蓄積しており、「東京におけるパイプラインを含めた水素供給体制検討協議会」にも参画しています。
オフサイト型の要件は、国内で製造されたグリーン水素を調達して都内の事業所内の施設で利用することです。
年間の利用月数が2月以上で、年間500Nm3以上の利用実績が求められます。
ZEV(EV車両もしくはFC車両)で運搬するか、それ以外で運搬した場合は温室効果ガス排出量のオフセットが必要です。
オンサイト型は、グリーン水素を都内の事業所内の施設で製造して利用する区分で、年間の利用月数2月以上、年間100Nm3以上の利用実績が要件です。
少量利用型は、自ら製造した、もしくは国内で製造されたグリーン水素を都内の事業所内の施設で利用する区分で、年間の利用月数1月以上の利用実績が要件です。
対象は、当該事業所内で申請事業者が利用したグリーン水素です。
赤坂熱供給は、水素吸蔵合金タンク、純水素型燃料電池、水素混焼型貫流ボイラーを組み合わせ、赤坂の地域冷暖房で国産グリーン水素を活用しています。
都市での水素エネルギーの社会実装に向け、将来の水素供給インフラ整備を見据えながら、赤坂の街の脱炭素化に取り組みます。








