シェア乗り×事前予約の需給体制を共創!日の丸交通とNearMeの空港送迎領域における戦略的業務提携

日の丸交通とNearMeの戦略的業務提携メインビジュアル

記事ポイント

  • 日の丸交通とNearMeが戦略的業務提携を締結
  • SmartShuttleの車両・従業員を日の丸交通千住へ移管
  • 採用・運行基盤と需要創出・システムを組み合わせる体制

 

日の丸交通とNearMeは、空港送迎領域における戦略的業務提携に関する契約を締結しました。

NearMeの100%子会社SmartShuttleの車両と従業員を日の丸交通千住へ移管し、一体運営体制を構築します。

日の丸交通の運行基盤とNearMeの需要創出・システムを組み合わせ、供給力の安定化とサービス品質の向上を図る取り組みです。

 

目次

日の丸交通とNearMeの空港送迎領域における戦略的業務提携

 

日の丸交通とNearMeの戦略的業務提携メインビジュアル

 

  • 提携内容:日の丸交通とNearMeが、空港送迎領域における戦略的業務提携に関する契約を締結
  • 運営体制:SmartShuttleの車両および従業員を、日の丸交通のグループ会社である日の丸交通千住へ移管し、一体運営体制を構築
  • 役割分担:日の丸交通はドライバー採用、車両管理、法令遵守体制の維持、NearMeは需要創出とシステム提供を担当

 

日の丸交通とNearMeは、空港送迎領域における戦略的業務提携に関する契約を締結しました。

提携に伴い、NearMeの100%子会社であるSmartShuttleの車両と従業員を、日の丸交通のグループ会社である日の丸交通千住へ移管し、一体運営体制を構築します。

日の丸交通がドライバー採用、車両管理、法令遵守体制の維持を担い、NearMeが需要創出とシステム提供を担う役割分担です。

両社は「シェア乗り×事前予約」による需給体制の共創を目指します。

両社の強みを組み合わせ、供給力の安定化とサービス品質向上を図りながら、事前予約型やシェア乗りによる需要創造、さまざまな用途や地域へ広げられるサービス開発を進めます。

一体運営体制は、運行基盤を担う日の丸交通と、需要創出・システム提供を担うNearMeの役割分担で構築されます。

 

提携の背景

 

ニアミーは2019年8月から、独自AIによるルーティングで出発地と目的地をドアツードアで結ぶ空港送迎サービス「エアポートシャトル」を展開してきました。

2024年1月には、運行管理や日々の運行業務への理解を深めるため、100%子会社のSmartShuttleを設立し、自社での運行事業を始めています。

この2年間の自社運行を通じて、ニアミーは主に2つの成果を得たとしています。

ひとつは、深夜早朝帯における供給の安定化です。

公共交通機関が動かない時間帯でも確実に配車できる体制を持つことで、利用者の利便性とサービス品質の向上につなげてきました。

もうひとつは、プロダクト開発の加速です。

自社で運行を担ったことで得た現場理解を活かし、シフト最適化や時間貸切サービスなどの新しい取り組みを進めてきました。

一方で、サービスをさらに広げるには、より大規模な運行基盤とドライバー採用力が必要だと判断しています。

移動の担い手不足が社会課題となるなか、既存の交通事業者が持つ採用力、運行管理体制、インフラを活用することが、事前予約型の需要創造や幅広い地域・用途に広げられるサービス開発に適しているとしています。

日の丸交通は1950年から東京を中心にタクシー事業を展開し、運行管理体制と安全文化を培ってきた交通事業者です。

両社は2023年10月の『”シェア乗り”構想』発表会への日の丸交通の登壇などを通じ、移動課題の解決に向けた問題意識を共有してきました。

今回の提携は、そうした関係の延長線上にある取り組みです。

 

提携で目指すこと

 

提携では、日の丸交通の採用力と教育体制を活用し、移動の担い手の確保を目指します。

日の丸交通の運行ネットワークを活用し、より多くの配車需要に応えられる体制の構築も掲げています。

安全・法令遵守体制では、日の丸交通が長年培ってきた安全管理体制と運行管理ノウハウを継承します。

ニアミーが創出する配車需要により、移管した車両の稼働率向上と収益の最大化も目指します。

今回の提携を通じて、両社は「シェア乗り」の認知向上と利用促進を図り、タクシーを利用する機会が少ない人にも新たな移動手段の選択肢を提供していく考えです。

ニアミーは、全国各地で連携してきたタクシー事業者との協業も引き続き進め、本提携で得た知見を業界全体の新たな需要創出に活かすとしています。

 

両社代表のコメント

 

日の丸交通の富田和孝代表取締役社長は、2023年の『”シェア乗り”構想』発表会をはじめ、ニアミーと新たな移動のあり方に取り組んできたとコメントしています。

今回の提携では、ニアミーの需要創出力やテクノロジーと、日の丸交通の運行管理、安全管理、採用・教育の基盤を組み合わせ、安定したサービス提供と新たな移動需要への対応を目指すとしています。

 

日の丸交通 代表取締役社長 富田和孝

 

富田社長は、タクシー利用者だけでなく、これまで利用機会が少なかった人に「シェア乗り」をはじめとした移動手段を知ってもらい、日々の移動の選択肢を広げることも提携の意義だと述べています。

今後もニアミーとの連携を強化し、安全・安心を第一に新たな移動サービスの可能性を広げていく方針です。

NearMeの高原幸一郎代表取締役社長は、2024年にSmartShuttleを設立し、自ら運行を担った2年間で多くの学びがあったとしています。

深夜早朝に確実に車両を出すこと、運行現場の実態をプロダクトへ反映させることを挙げています。

これらはいずれも、自ら運行を経験したからこそ実現できたことだと説明しています。

一方で、移動課題の大きさに対し、ともに取り組む相手がいる心強さも感じたとしています。

 

NearMe 代表取締役社長 高原幸一郎

 

2023年の『”シェア乗り”構想』発表会で日の丸交通の富田社長と共有した問題意識は、現在も変わっていないとしています。

高原社長は、日の丸交通が築いてきた運行と安全の力に、NearMeがつくる需要とテクノロジーを重ね合わせると表現しています。

両社が力を合わせることが、移動課題の解決につながると考えを示しています。

 

NearMeのサービスとアプリ

 

NearMeアプリ画面

 

  • アプリ名:NearMe|ニアミー
  • 利用可能サービス:エアポートシャトル、ゴルフシャトル、タクシー、貸切・ツアー
  • 対応決済:Visa / Mastercard / JCB / American Express / Diners Club

 

「NearMe」は、独自AIを活用した最適なルーティングで、出発地から目的地までをドアツードアで結ぶタクシーのシェアサービスです。

空港と周辺都市部を結ぶ空港送迎型の『エアポートシャトル』は、2019年8月の開始から累計予約人数145万人を達成しています。

現在は羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西空港など全国20の空港と空港周辺の都市部で利用できます。

対象エリアでは、自宅から空港、空港から最終目的地まで一気通貫でつながり、公共交通機関の乗り換えを減らす移動体験を提供します。

貸切送迎サービスや、東京都・千葉県全域のゴルフ場と東京都23区内を結ぶゴルフシャトルなど、場面に応じた移動ニーズにも対応しています。

スポーツ観戦、観光二次交通、高齢者の移動支援サービスのAIデマンドシステムなど、地域ごとの移動課題に向けた実証事業も25を超える自治体と連携して行っています。

※1 2026年8月時点。

旭川空港、帯広空港、仙台空港、静岡空港、広島空港、神戸空港は貸切送迎サービスのみ対象です。

 

日の丸交通とNearMeについて

 

日の丸交通は、76年の歴史を持つ日の丸自動車グループの中核企業として、タクシー・ハイヤー事業を展開しています。

「腕よりも心で運転」をビジョンに掲げ、安全とサービスの両立を目指している企業です。

 

日の丸交通ロゴ

 

近年はインバウンド需要や人手不足へのアプローチとして、「テクノロジー」「ダイバーシティ」「ヘルスケア」の3テーマを推進しています。

 

NearMeロゴ

 

NearMeは、移動の「もったいない」を解決し、1人でも多くの人が自由に移動でき、住みたい街に住み続けられる社会の実現をミッションに掲げ、リアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献するマッチングプラットフォームを目指し、シェアリングエコノミーのMaaS領域から事業活動を始めました。

2019年8月から空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIによるルーティング最適化技術を確立しています。

その技術を活用し、不特定多数ではなく少人数かつ乗車した人を追跡できる方法で利用できる街中でのシェア乗りサービスなども展開しています。

国土交通省の2025年度の実証調査業務や「地域交通DX:MaaS2.0」のプロジェクトでも、NearMeのシェア乗りサービスが採択されています。

よくある質問

Q. 日の丸交通とNearMeはどの分野で提携しましたか?

A. 空港送迎領域における戦略的業務提携に関する契約を締結しました。

Q. SmartShuttleの車両と従業員はどうなりますか?

A. NearMeの100%子会社であるSmartShuttleの車両および従業員を、日の丸交通のグループ会社である日の丸交通千住へ移管します。

Q. 提携後の役割分担は?

A. 日の丸交通がドライバー採用、車両管理、法令遵守体制の維持を担い、NearMeが需要創出とシステム提供を担います。

Q. NearMeのエアポートシャトルはどのようなサービスですか?

A. 2019年8月より提供されてきた、独自AIのルーティングで出発地から目的地までをドアツードアで結ぶ空港送迎サービスです。

 

日の丸交通の運行基盤とNearMeの需要創出・システムを組み合わせることで、空港送迎領域の供給体制とサービス開発を広げる提携です。

「シェア乗り」や事前予約型の移動手段を、より多くの利用シーンへ広げる取り組みとして展開されます。

 

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