記事ポイント
- 中根善弘さんの電子書籍がKindleで出版
- 日露関係と世界平和を仏教文化交流の視点で考察
- 2027年にシベリア抑留者の追悼法要を予定
日本仏教協会代表理事で、姫路市 真言宗 紫雲山 光明寺 住職の中根善弘さんが、電子書籍『仏教は世界平和に貢献できる!北方四島は日本に返還できる!』をKindleにて出版しました。
2026年のロシア訪問で得た経験を交え、日露関係と世界平和について考察する一冊です。
第4回国際仏教フォーラムへの公式参加や、2027年に予定されているシベリア抑留者の追悼法要も扱っています。
中根善弘『仏教は世界平和に貢献できる!北方四島は日本に返還できる!』

- 著者:中根 善弘(日本仏教協会 代表理事、姫路市 真言宗 紫雲山 光明寺 住職、 国際児童芸術協会 代表理事)
- 出版形態:Amazon Kindle 電子書籍
- 発行:日本仏教協会
日本仏教協会代表理事で、姫路市 真言宗 紫雲山 光明寺 住職の中根善弘さんが、電子書籍『仏教は世界平和に貢献できる!北方四島は日本に返還できる!』をKindleにて出版しました。
本書では、ロシアの歴史・文化・宗教、日露戦争、第二次世界大戦、北方四島問題、ロシアとウクライナの戦争、仏教を通じた文化交流の可能性について、2026年のロシア訪問で得た経験を交えて考察しています。
2026年の訪露は、日本財団笹川陽平名誉会長、外務省、在ロシア日本国大使館からの推薦・招待を受け、第4回国際仏教フォーラムに日本人僧侶として初めて公式参加したことがきっかけです。
モスクワとトゥヴァ共和国クィズィルでは、ロシアの仏教関係者、研究者、文化関係者、行政関係者、各国の仏教者・研究者らと交流しました。
政治や国籍の違いを越え、仏教という共通の文化・思想を通じて対話できる可能性について意見を交わしたとしています。
訪露で特に印象に残った点として、ロシアには長い歴史を持つ仏教文化が存在していることを挙げています。
ロシアにも仏教徒が150万人以上いることを知り、チベット仏教徒が大多数であることや、日本との共通点の多さも印象に残ったといいます。

トゥヴァ共和国クィズィルでは仏教寺院を訪れ、仏教が地域の文化や教育、伝統、アイデンティティと深く結びついている姿を実際に目にしました。
現地ではロシア国民、ロシア政府、モスクワ大学の関係者との関わりもあったとされています。

現地で人と会い、言葉を交わし、相手の文化や宗教に触れた経験から、文化交流は将来の対話を生み出す具体的な力になり得ると感じたといいます。
トゥヴァ共和国クィズィルの人々については、記念写真を撮ったり声をかけられたりするなど、日本の僧侶に好意的だったと振り返っています。
こうした現地の反応は、著者にとって想定していたものとは異なり、驚きのある経験だったとされています。
書籍では、ロシアの歴史や日本との関係についても取り上げています。
多くの人にロシアについて知ってもらうことも、本書の執筆意図として示されています。
日露戦争以降、現在まで日露関係を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあるとしています。
本書は、ロシアを無条件に肯定するものでも、日本の立場を否定するものでもありません。
歴史を直視し、日本の立場を踏まえながら、ロシアの歴史認識や文化を理解し、将来の対話につなげるために何ができるのかを考える一冊です。
北方四島については、書籍に書かれていることを実行していけば取り戻すことができる、という著者の考えも示されています。
ロシア訪問を通じて、中根さんは過去の戦争の歴史を忘れてはいけないと改めて強く感じたとしています。
戦争では国籍を問わず多くの命が失われたことにも触れています。
歴史を政治的な対立だけで捉えず、亡くなられた方々を追悼し、同じ悲劇を繰り返さないための平和への歩みにつなげることが大切だと考えています。
2027年には、シベリア抑留で亡くなられた方々を追悼する法要を予定しています。
過去の歴史に向き合い、犠牲となった方々に祈りを捧げるとともに、未来の平和について共に考える機会にしたいとしています。
追悼法要の詳細は後日発表予定です。
著者の中根善弘さんは、日本仏教協会代表理事、姫路市 真言宗 紫雲山 光明寺 住職、 国際児童芸術協会代表理事を務めています。
2002年には、 国際児童芸術協会代表理事に就任しました。
2007年には、高野山真言宗にて得度しています。
2017年には、日本仏教協会代表理事に就任しました。
仏教を軸とした人材育成、文化交流、企業研修などにも取り組んでいます。
2026年にはロシアを訪問し、第4回国際仏教フォーラムに日本人初の僧侶として公式参加しました。
モスクワおよびトゥヴァ共和国クィズィルなどで、仏教関係者、学術機関、文化団体、行政関係者らと交流しています。
日露関係と世界平和を、仏教を通じた文化交流の視点から考える電子書籍です。
2027年に予定されている追悼法要も含め、過去の歴史と未来の平和を考える姿勢が示されています。








