5歳から79歳まで魅了した新感覚スローライフゲームが大賞に輝いた!コンピュータエンターテインメント協会“日本ゲーム大賞 2026”

日本ゲーム大賞2026 年間作品部門 大賞「ぽこ あ ポケモン」授賞式

記事ポイント

  • 「ぽこ あ ポケモン」が日本ゲーム大賞2026年間作品部門大賞を受賞
  • 経済産業大臣賞は『ポケットモンスター』シリーズが受賞
  • ラストイヤーのゲームデザイナーズ大賞は「文字遊戯」(Team9)が受賞

 

コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、2026年9月15日に開催した日本ゲーム大賞2026年間作品部門発表授賞式で、大賞に「ぽこ あ ポケモン」(ポケモン)を選出したと発表しました。

経済産業大臣賞には「ポケットモンスター」、本年で幕を閉じるゲームデザイナーズ大賞には「文字遊戯」(Team9)が決定しました。

 

目次

コンピュータエンターテインメント協会“日本ゲーム大賞 2026”

 

日本ゲーム大賞2026 年間作品部門 大賞「ぽこ あ ポケモン」授賞式

 

  • 主催:コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
  • 後援:経済産業省
  • 日程:2026年9月15日(火)
  • 会場:ヒューリックホール東京(東京都千代田区有楽町2丁目-5-1 有楽町マリオン11F 阪急メンズ東京側)
  • 受賞:大賞
  • タイトル:ぽこ あ ポケモン
  • 社名:ポケモン
  • プラットフォーム:Nintendo Switch 2

 

「ぽこ あ ポケモン」は、ポケモン初のスローライフサンドボックスゲームです。

トレーナー視点やバトルといったポケモンならではのゲームシステムから離れ、スローライフとサンドボックスという視点から新たな遊び方を提示しています。

出会ったポケモンのわざを使って街を開拓したり、野菜を育てて料理をしたり、ポケモンと一緒に遊んだりと、過ごし方はすべてプレイヤーの自由です。

現実の時間と連動する世界で、さまざまなポケモンとの交流を楽しめます。

自由気ままなスローライフ体験に、ポケモンファンのみならず多くのゲームユーザーから「癒された」「やめられない」などの声が寄せられ、圧倒的な支持を受けての大賞受賞となりました。

一般投票では5歳から79歳までの方から投票を獲得しています。

 

発表授賞式の模様

 

日本ゲーム大賞2026 年間作品部門発表授賞式の登壇者

 

 

本会では、ハラミちゃんのピアノ演奏で年間作品部門大賞が発表され、Kis-My-Ft2の宮田俊哉さんが同賞のプレゼンターとして登壇しました。

 

僕自身30年前にポケモンが発売されて、その時からずっとポケモンが好きでプレイをしていますが、初めて会った人に『ポケモン何世代?』と聞くほど会話の入り口になるくらい30年続いているゲームは本当に素晴らしいなと感じています。

今回受賞された作品も今までのポケモン作品と同じように会話のきっかけになるような国民的なゲームだと感じています。

特にポケモンたちの一人称がそれぞれ違って可愛いなと思いながらプレイをしていたので、このゲームを制作した方だけでなくプレイをしている全ての方におめでとうと伝えたいです。

 

発表授賞式の模様は、TGS公式YouTubeのアーカイブでご覧いただけます。

 

経済産業大臣賞「ポケットモンスター」

 

  • 受賞:経済産業大臣賞
  • タイトル:ポケットモンスター

 

1996年、ゲームフリークによって開発されたゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』が発売され、交換や対戦、コレクション要素など、それまでにない遊びが生まれました。

1997年には日本国内で、翌1998年には北米でテレビアニメの放映が始まるとともにゲームの発売が広がり、日本国内では「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」が公開され世界的な人気を博しました。

2016年に配信を開始した『Pokémon GO』はARゲーム・位置情報ゲームをライトユーザー層にまで広めるきっかけとなり、近年も『Pokémon Sleep』『Pokémon Trading Card Game Pocket』『ぽこ あ ポケモン』『Pokémon Champions』などの派生コンテンツが話題を集めています。

『ポケットモンスター 赤・緑』の発売から30年という長きにわたり、ビデオゲームを基盤に革新的な遊びを創出し、世代を超えて人々と遊びを結び付けるとともに世界のゲーム文化・産業の発展に貢献してきた点が評価され、経済産業大臣賞の受賞となりました。

 

ゲームデザイナーズ大賞「文字遊戯」

 

  • 受賞:ゲームデザイナーズ大賞(本年で終了)
  • タイトル:文字遊戯
  • 制作:Team9

 

ラストイヤーとなった本年度のゲームデザイナーズ大賞は、「文字遊戯」(Team9)に決定しました。

ゲームデザイナーズ大賞審査員長の桜井政博さん(ソラ代表)は、受賞理由を次のように述べています。

 

『文字遊戯』は、登場人物や背景なども含めてすべて文字で構成されており、昔のノーマルキャラクターで遊ぶPCゲームを彷彿とさせる作品です。

読み物として単純に文字列が並ぶのではなく、配置が情景やフィールドを表し、キャラクターのように動きます。

その中で主人公である”我”はテキストの意味や文脈、展開を改変して進みます。

独創性を第一に考えるゲームデザイナーズ大賞において明らかに他には見られない、一目で違いが判るこの作品は、タイトルを絞って行う第二次審査の得票数も圧倒的でした。

さらに驚くべきことは、日本語でしか成立しない内容に見えて、繁体字中国語からのローカライズ作品です。

移植にも高度な技術と工夫を要したことと思います。

生まれ難く、真似できない本作は、最後のゲームデザイナーズ大賞授賞にふさわしい作品だと考えます。

 

ゲームデザイナーズ大賞は、17回目を迎えた「日本ゲーム大賞2026」での発表を最後に、その役割を終えました。

桜井さんは、終了にあたり次のようにコメントしています。

 

独創性をテーマにして賞を与えることができるという点において、ゲームデザイナーズ大賞は人気票になりがちなゲーム大賞において別の評価軸を与えることができたと思っています。

残酷なことを言うと、独創性というものは売上には直接繋がりにくいこともありますが、独創性を失った業界というものは、ゆっくりと消えていくだけなのです。

今までも新しい発明があって、開拓をした人がいたからこそ今の業界が成り立っていると思います。

ゲームデザイナーズ大賞は、一度幕引きとなりますが、新しさや独創性、その作品にしかないものに目を向けていただけたら幸いです。

今までどうもありがとうございました。

 

ブレイクスルー賞「PRAGMATA」

 

  • 受賞:ブレイクスルー賞
  • タイトル:PRAGMATA
  • 社名:カプコン
  • プラットフォーム:Nintendo Switch 2、PlayStation 5、Steam、Xbox Series X|S

 

「PRAGMATA」は、パズルとアクションが融合した新感覚SFアクションアドベンチャーゲームです。

月面で遭難した調査員ヒューと、アンドロイドの少女ディアナが力を合わせて地球への帰還を目指す物語で、ディアナの「ハッキング」で敵ボットの装甲を解析・解除し、ヒューが多彩な武器で弱点を攻撃するという、二人を同時に操作する戦闘システムが特徴です。

戦闘中にパズルで敵の防御を崩しながら攻撃や回避の判断も求められるマルチタスクの緊張感と達成感を生む独創的なゲームデザインが選考委員会に評価されました。

 

ムーブメント賞「めっちゃカメレオン」

 

  • 受賞:ムーブメント賞
  • タイトル:めっちゃカメレオン
  • 社名:LEMORION
  • プラットフォーム:Nintendo Switch 2、Steam

 

「めっちゃカメレオン」は、自分の体にペイントを施して周囲に溶け込むかくれんぼゲームです。

プレイヤーはハンターとカメレオンに分かれて対戦します。

カメレオンは周囲の色や物体に似せたボディペイントで身を隠し、ハンターは制限時間内に隠れたカメレオンを見つけ出して銃で倒します。

隠れる場所やポーズだけでなくペイントの工夫も重要で、目立つ場所に隠れるほど高得点を狙える駆け引きが楽しめます。

リリースから約2カ月で全世界での販売本数が2000万本を突破し、一大ムーブメントを巻き起こした点が評価されました。

 

特別賞「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」

 

  • 受賞:特別賞
  • タイトル:ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー
  • 社名:イルミネーション、任天堂

 

「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」は、2007年発売のゲームソフト『スーパーマリオギャラクシー』の世界観を基にしたアニメーション映画です。

2023年公開で全世界興行収入13億ドル以上を記録した前作「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に続いて大ヒットを記録しました。

ゲームを起点としたIP展開により、ゲームをプレイしたことのなかった層に触れるきっかけを作り新たなファン層を獲得した点、日本発の人気コンテンツとして世界的に高い評価を得た点が評価されました。

 

年間作品部門 優秀賞

 

【年間作品部門 各賞一覧】

 

  • DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)
  • ドンキーコング バナンザ(任天堂)
  • 魔法少女ノ魔女裁判(Re,AER)
  • SILENT HILL f(コナミデジタルエンタテインメント)
  • Ghost of Yōtei(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)
  • デジモンストーリータイムストレンジャー(バンダイナムコエンターテインメント)
  • イナズマイレブン英雄たちのヴィクトリーロード(レベルファイブ)
  • カービィのエアライダー(任天堂)
  • パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語(スクウェア・エニックス)
  • バイオハザードレクイエム(カプコン)
  • PRAGMATA(カプコン)

 

年間作品部門の優秀賞には、以下の作品が選ばれました。

 

日本ゲーム大賞2026 フューチャー部門

 

  • 投票期間:2026年9月17日(木)10:00~9月19日(土)16:00
  • 賞品:投票者の中から抽選で合計200名に受賞作品のソフト・オリジナルグッズをプレゼント
  • 対象:2026年9月17日(木)~21日(月・祝)開催の東京ゲームショウ2026で発表・展示された未発売作品(ビデオ出展作品・ハードを含む)

 

日本ゲーム大賞2026フューチャー部門は、WEB投票(https://awards.cesa.or.jp/future)で受賞作品を決定します。

※公式出展社番組内にて発表された未発売作品も対象に含まれます。

※投票受付は9月19日(土)16:00までを予定しており、投票締切後に発表された未発売作品は対象外となります。

※当選者には当選メールをお送りさせていただきます。

なお、賞品の発送は受賞ソフトが発売された後になります。

 

ポケモンならではの新しい遊び方を提示した「ぽこ あ ポケモン」が、5歳から79歳まで幅広い世代の支持を集めて大賞に輝きました。

17回の歴史に幕を閉じたゲームデザイナーズ大賞は、繁体字中国語からローカライズされた「文字遊戯」の受賞で有終の美を飾りました。

 

よくある質問

 

日本ゲーム大賞2026フューチャー部門の投票対象にはどんな作品が含まれますか?

 

対象は2026年9月17日(木)~21日(月・祝)開催の東京ゲームショウ2026で発表・展示された未発売作品で、ビデオ出展作品・ハードも含まれます。

公式出展社番組内で発表された未発売作品も対象に含まれますが、投票受付終了の9月19日(土)16:00より後に発表された未発売作品は対象外です。

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