記事ポイント
- 一人暮らし世帯の「手作りしている」という自己評価は5割強で、うち「かなり手作り」は2割にとどまります。
- 一人暮らしの7割が、惣菜・弁当など出来合いの食品をそのまま食卓に出しています。
- レシピの情報源は「母親」離れが進む一方、女性20~30代では「Instagram」の存在感が目立ちます。
日本能率協会総合研究所は、全国に居住する20~69歳の単身世帯男女を対象に「メニューからみた食卓調査2026《単身世帯編》」を実施しました。
調査では、普段の食事の手作り意識や出来合い食品の利用実態、レシピの情報源などを幅広い角度から尋ねています。
日本能率協会総合研究所「メニューからみた食卓調査2026《単身世帯編》」

- 調査名:メニューからみた食卓調査2026《単身世帯編》
- 調査期間:2026年6月4日(木)~2026年6月10日(水)
- 調査対象:全国に居住する20~69歳の単身世帯(1人暮らし)の男性・女性
- 調査方法:インターネット調査
- 回答者数:1,200サンプル
日本能率協会総合研究所は、全国の20~69歳の単身世帯男女1,200人に「あなたは普段の食事について、どの程度手作りしていると感じますか」と尋ねました。
「手作りしている」という自己評価は5割強で、うち「かなり手作りしている」と答えた人は2割でした。
男性は手作り意識が半数を下回る一方、女性は6割半にのぼり、男女で差が見られます。

年代別にみると、男女とも30代は「かなり手作りしている」という意識が低く、1割強にとどまりました。
一方、女性は40代以降になると「かなり手作りしている」意識が高まり、60代では4割半に達しています。

「生鮮食材を自分で切り、調味料も自分で組み合わせて料理を作る」といった“完全手作り”の調理頻度を尋ねたところ、一人暮らし全体では「ほぼ毎回」と「まったくない」の割合がほぼ同程度でした。
男性は「ほぼ毎回」が1割半、「まったくない」が2割強、女性は「ほぼ毎回」が2割強、「まったくない」が1割という結果です。
特に男性50代は「まったくない」が3割弱と全年代で最も低く、女性60代は「ほぼ毎回」の割合が全年代で最も高いという結果になりました。
惣菜・弁当などの出来合い食品の利用実態

「惣菜・弁当など、出来合いの食品をそのまま食卓に出す」といった“完全出来合い”の行動を「ほぼ毎回」「よくある」「ときどきある」を合わせた「ある計」でみると、一人暮らし全体で約7割にのぼりました。
男性は「ある計」が7割強、女性は7割弱と男女差は小さく、出来合い品が日常の食生活に身近な存在であることがうかがえます。
特に男性60代は「ほぼ毎回」と「よくある」を合わせた割合が半数近くと全年代で最も高く、女性20~30代でも4割台にのぼりました。
メニュー・レシピの情報源

メニューの作り方・レシピの情報源を尋ねたところ、男女とも「インターネットのレシピサイト・まとめサイト」が最も高く、3割前後でした。
かつて上位にあがっていた「母親」は減少が続き、一人暮らし全体で1割を下回っています。
一方、女性20~30代では「SNS:Instagram」が目立ち、20代では最も高く、30代でも「インターネットのレシピサイト・まとめサイト」に次ぐ結果となりました。
みそ汁・カレーなど人気メニューの調理・利用実態

月1回以上食卓に登場するメニューを調べたところ、「みそ汁」が最も高い結果となりました。
みそ汁の調理・利用形態は手作りの割合が最も高いものの、男性は4割弱、女性は6割弱にとどまります。
男性はインスタント利用が約3割、女性も2割半にのぼり、既婚女性と比べて手作りの割合が大きく低下しています。
なお、男性では上位メニューの「カレー」は手作りよりもレトルト利用の割合が高いという結果でした。
自分の食生活と比べながら、一人暮らし世帯のリアルな手作り事情をチェックできます!
惣菜やレシピサイトとの付き合い方を見直すヒントが見つかります。
みそ汁やカレーなど身近なメニューの調理スタイルを比べてみるのも面白いです☆
よくある質問
有償版の調査レポートには、どのような内容が収録されていますか?
有償版には、今回紹介できなかったメニュー・レシピの情報源や、100を超えるメニューのポジショニング、食事シーン別の実態など幅広いトピックが多数掲載されています。
単身世帯以外を対象にした同種の調査もありますか?
既婚女性を対象とした『メニューからみた食卓調査2026』も同時期に実施されています。








