吉田鉄郎、大阪中央郵便局の原図初公開!郵政博物館“局舎の窓から射す陽光(ひかり)~郵政建築の機能美~”

展覧会チラシ(オモテ)

記事ポイント

  • 郵政博物館“局舎の窓から射す陽光(ひかり)~郵政建築の機能美~”は初公開の簡易保険局原図や大阪中央郵便局資料を展示します。
  • 吉田鉄郎没後70年に合わせ、局舎建築の窓に込められた工夫をたどれます。
  • 板橋祐己さんによるレトロ郵便局舎の写真展も同時に開催されます。

 

郵政博物館は、局舎建築の「窓」に着目した企画展「局舎の窓から射す陽光(ひかり)~郵政建築の機能美~」を2026年10月3日から開催します。

東京・大阪中央郵便局を設計した吉田鉄郎の没後70年に合わせ、初公開の局舎建築資料を展示します。

会場は東京都墨田区の郵政博物館で、開催期間は2026年10月3日から11月23日までです。

 

目次

郵政博物館“局舎の窓から射す陽光(ひかり)~郵政建築の機能美~”

 

企画展「局舎の窓から射す陽光(ひかり)~郵政建築の機能美~」展覧会チラシ(オモテ)

 

  • 会期:2026年10月3日(土)~11月23日(月・祝)
  • 会場:郵政博物館(Postal Museum Japan)
  • 所在地:〒131-8139 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ9階
  • 時間:10時~17時30分(入館は17時まで)
  • 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日休館)
  • 入館料:大人300円、小・中・高校生150円、未就学児無料(障害者手帳をお持ちの方及び介助の方は無料)
  • 主催:通信文化協会
  • 電話:03-6240-4311(総合)

 

郵政博物館は、逓信・郵政建築の局舎の「窓」に着目した企画展を開催します。

東京・大阪中央郵便局などを設計した吉田鉄郎の没後70年にあたる年に合わせた企画です。

 

東京中央郵便局外観(1922年撮影、吉田鉄郎設計)

 

東京中央郵便局は、吉田鉄郎が設計したモダニズム建築の代表として知られる局舎建築です。

 

局舎建築の「窓」に込められた工夫

 

東京郵便電信局(1892年竣工、片山東熊設計)

 

逓信省の「局舎」は郵便局のほか電信電話局、貯金局、保険局など幅広い施設を指します。

戦前の局舎建築は、彩光と通風を考慮した大きな窓により日本の風土に適した設計が検討されました。

 

「郵便取扱之図」第一図:東京郵便局の公衆室(1884年頃、柴田真哉筆)

 

本展は構造物としての窓のほか、窓口という機能にも着目し、窓を通した局舎の変遷を検証します。

 

簡易保険局原図(1929年竣工)

 

初公開!簡易保険局原図(1929年竣工)

 

  • 竣工:1929年

 

1929年に竣工した簡易保険局の原図を初公開し、正面・背面・側面の立面図を確認できます。

 

「本庁正面図」(1929年、川瀬巴水筆、簡易保険広報絵葉書原画、簡易保険局)

 

川瀬巴水が手がけた簡易保険広報絵葉書原画「本庁正面図」には、縦長の窓が連続する局舎の外観が描かれています。

 

旧・大阪中央郵便局の建築資料

 

大阪中央郵便局(原図)

 

  • 竣工:1939年
  • 設計:吉田鉄郎

 

1939年に竣工した旧・大阪中央郵便局の建築部材や原図を、郵政博物館が収集した資料として初公開します。

 

大阪中央郵便局図面「参考10号公衆溜展開図縮尺1/50」

 

「参考10号公衆溜展開図縮尺1/50」は吉田鉄郎の設計による大阪中央郵便局の図面で、窓割りの立面詳細が描かれています。

 

諸外国の局舎建築との比較

 

記念切手「オーストリア郵便貯金銀行100年記念」(1983年、設計:オットー・ワーグナー、ウィーン郵便貯金局)

 

  • 発行:1983年、オーストリア
  • 設計:オットー・ワーグナー

 

ウィーンの「郵便貯金局」など諸外国の局舎建築とも比較しながら、局舎の象徴である窓に着目します。

1983年にオーストリアで発行された記念切手にも、ウィーン郵便貯金局の外観が描かれています。

 

関連展示「レトロ郵便局の旅展」

 

レトロ郵便局の旅展(江津郵便局、島根県、撮影:板橋祐己)

 

  • 会期:2026年10月3日(土)~11月23日(月・祝)
  • 会場:多目的スペース

 

写真家の板橋祐己さんは、あいさつ文で全国の郵便局舎について次のように述べています。

 

全国を訪ね歩き、今も営業と続ける郵便局舎から、役目を終えてカフェや資料館、宿泊施設などに生まれ変わった建物まで、その姿と来歴を記録してきました。

本展では、全国各地に残る個性豊かな郵便局舎を写真と資料で紹介します

 

レトロ郵便局の旅展(旧鹿籠金山郵便局、鹿児島県、撮影:板橋祐己)

 

鹿児島県の旧・鹿籠金山郵便局は、格子窓から光が差し込む館内の様子が写真で紹介されます。

 

講演会・イベント・ワークショップ

 

  • 講演会「逓信・郵政建築の歴史」(2026年10月11日)
  • 講演会「レトロ郵便局の旅」(2026年11月14日)
  • 講演会「郵便局を設計すること」(2026年11月23日)
  • ギャラリートーク(2026年10月3日・11月1日)
  • 本展限定ポストカードの配布(2026年10月3日)
  • 記念小型印の実施(2026年10月3日)
  • 毎週!郵便シネマ館(会期中毎日)
  • 郵便局舎でコラージュ封筒をつくろう!(2026年10月3日・4日)
  • 郵便局舎で絵封筒をつくろう!(2026年10月17日・18日)
  • 郵便局舎で缶バッジをつくろう!(2026年10月24日・25日、11月7日・8日)
  • 郵便局舎でアクセサリーをつくろう!(2026年11月15日・22日)

 

講演会やギャラリートークには、元・郵政省建築技官や学芸員が登壇します。

講演会は当日先着40名、ギャラリートークは当日先着20名で参加できます。

ワークショップでは、郵便局舎をモチーフにした封筒や缶バッジ、アクセサリーづくりを体験できます。

 

郵政博物館で、局舎建築の窓に込められた「用の美」を体感してみませんか!

初公開の簡易保険局原図や旧・大阪中央郵便局の資料は必見です☆

板橋祐己さんが撮影したレトロ郵便局舎の写真展も同時に楽しめます。

 

よくある質問

 

企画展の講演会にはどのように参加できますか?

 

各講演会は当日先着順で参加でき、1~3の講演会は先着40名、ギャラリートークは先着20名です。

 

「レトロ郵便局の旅展」ではどんな写真が見られますか?

 

板橋祐己さんが全国を巡って撮影した、営業を続ける郵便局舎やカフェ・資料館・宿泊施設に生まれ変わった建物の写真を紹介しています。

 

本展限定のポストカードはどこでもらえますか?

 

2026年10月3日に総合受付で先着200名に配布されます。

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