先制的な脅威対応へ! サイファーマ「DeCYFIR(デサイファー)」

記事ポイント

  • メディアドゥが「DeCYFIR」を採用しセキュリティ体制を強化
  • Splunk Cloud連携とAskDeCYFIR AIで監視業務を効率化
  • 海賊版・ランサムウェア対策の判断材料を紹介

 

外部脅威情勢管理プラットフォームを提供するサイファーマは、メディアドゥが「DeCYFIR(デサイファー)」を採用したことを発表しました。

同プラットフォームは外部のサイバー脅威情勢を可視化し、組織のサイバーセキュリティを強化するために活用されています。

 

目次

サイファーマ「DeCYFIR(デサイファー)」

メディアドゥのDeCYFIR導入事例

 

メディアドゥは、出版社から電子書籍ファイルを預かり、許諾の下りた販売条件を設定したうえで各書店へ書誌情報とファイルを提供する電子書籍の取次業を中核事業としています。

国内のみならず、海外への取次や海外の図書館サービスとの提携によるコンテンツ配信も手掛けています。

業界特有の脅威として、預かったコンテンツの市場価値の高さに起因する「海賊版」問題と、ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃が強く意識されています。

預かっているコンテンツを流出させれば信頼が一気に失墜しかねないため、いつ預かり、どこで保管し、どのような経路でアウトプットしているのかというトレーサビリティと可視性を重視した対策に重点的に取り組んでいます。

業界大手で発生したランサムウェア事件は、経営陣をはじめメディアドゥ全体の意識を大きく変えるきっかけとなりました。

事件以降は必要投資としての経営層の姿勢が一層強化されています。

 

サイファーマを選んだ理由

 

  • 価格面:同社の予算キャパシティに合致
  • 脅威情報:アジア圏の情報が豊富でビジネス領域と親和性が高い
  • 調査対象:ダークウェブに加えTelegramなどのチャットツールも含む
  • 連携:SIEMのSplunk Cloudとのインテグレーションがスムーズ
  • UI:グラフィカルな作り込みでアプリケーションとしての完成度が高い

 

価格面で導入しやすく同社の予算キャパシティに合致していたことに加え、アジア圏の脅威情報が豊富でビジネス領域との親和性が高い点が選定のポイントとなりました。

ダークウェブだけでなくTelegramなどのチャットツールまで調査対象に含まれていることも重視されています。

SIEMとして利用しているSplunk Cloudとのインテグレーションがスムーズで、分析用ダッシュボードがすでに展開されており、社内ログと連携した分析がすぐに始められる確信が持てたことも選定の決め手になりました。

 

導入後の変化と活用方法

 

DeCYFIRとAsk DeCYFIR AIを導入したことで、メディアドゥからは「セキュリティエンジニアが1人増えたような実感があります。」とのコメントが寄せられています。

これまで自社で行っていたアラートの解析や、漏洩情報・脅威アクターの調査をAIに代行してもらえるため、少人数でセキュリティ運用を行いたいというニーズに合致し、監視業務の効率化を実現しています。

新サービスや子会社など、事業拡大に合わせた監視対象の追加にも迅速に対応しており、漏えい情報をよりタイムリーに把握できる運用を実現しています。

 

SIEM(Splunk Cloud)との連携

 

メディアドゥでは、DeCYFIRが提供する脅威アクターに関連するIOCデータをSplunk Cloudに取り込み、社内ログと突合することで、脅威アクターからのアクセス有無を確認するために活用しています。

検知した情報はすべてSplunk Cloudに集約してダッシュボード化することでチーム全体で情報を共有し、アラート調査を共同で進められる体制を構築しています。

これまで様々なログの調査を行って加工して情報を出す工程から、Splunk上で自動的にピンポイントで必要な情報を取得できるようになったことで、分析作業を大幅に簡略化することを実現しました。

 

Ask DeCYFIR AIの活用

 

メディアドゥでは、Ask DeCYFIR AI機能を活用してSplunk上のログ分析に用いるSPL(Search Processing Language)作成を支援させ、特定の脅威アクターによるキャンペーンに該当するアクセス有無の分析に活用しています。

セキュリティアラート発生時には、優先順位を示すトリアージのサポート用途にも活用しています。

同社で定義したプロンプトに検知ログを貼り付けてAIに問い合わせることで、自社の調査結果とAsk DeCYFIR AIの回答が一致しているか、他に調査すべき観点はないかをチェックするために利用しています。

Ask DeCYFIR AIは、自社では調べ切れない「どの国の、どのような攻撃グループか」といった背景情報まで即座に日本語で分析して提示するため、大きな脅威トレンド把握やピンポイントで狙われていないかの確認において非常に有益な情報になっています。

 

お客様の声

 

メディアドゥ 上級執行役員CIO 中野要氏は、次のようにコメントを寄せています。

 

AIの発展が急速に進む現代において、脅威インテリジェンスへの対応は我々の持つコンテンツを守るためになくてはならないものです。

様々なプロダクトを検証していますが、CYFIRMAにおいては我々のニーズを十分に満たしておりベストパートナーであると考えています。

 

サイファーマとDeCYFIRについて

 

サイファーマは、先制的外部脅威ランドスケープ管理の分野におけるグローバルリーダーであり、AIを活用したインテリジェンスプラットフォームDeCYFIRを通じて、サイバー攻撃の予測と防止を可能にしています。

攻撃対象領域の可視化、脆弱性インテリジェンス、ブランドおよびデジタルリスク管理など9つの外部脅威管理の柱を統合することで、サイバーセキュリティをリアクティブからプレディクティブへと変革することを支援しています。

Fortune 500企業および政府機関にサービスを提供しており、シンガポールに本社を構え、日本、APAC、米国、EMEAに拠点を展開しています。

 

少人数のセキュリティ運用でも監視対象の拡大に対応できる仕組みは、事業拡大を続ける企業にとって導入判断の材料になります。

AIによる分析支援を軸にした脅威対応は、既存のSIEM環境と組み合わせて活用の幅を広げられます。

「DeCYFIR(デサイファー)」の紹介でした。

 

よくある質問

 

「DeCYFIR」はどのような企業に向いていますか?

 

電子書籍の取次業のように、預かったコンテンツの流出防止やトレーサビリティを重視する企業のほか、少人数でセキュリティ運用を行いたい企業に向いています。

 

Ask DeCYFIR AIはどのような場面で使えますか?

 

Splunk上のログ分析に用いるSPL作成の支援や、セキュリティアラート発生時のトリアージのサポート、攻撃グループの背景情報の分析などに活用できます。

 

調査対象にはどのような範囲が含まれますか?

 

ダークウェブに加え、Telegramなどのチャットツールまで調査対象に含まれています。

 

既存のSIEMとの連携はできますか?

 

SIEMとして利用しているSplunk Cloudとのインテグレーションがスムーズで、IOCデータを取り込み社内ログと突合する運用が可能です。

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