『Cell』『Nature Biomedical Engineering』掲載研究で活用! Cloud-Clone「全次元肺がんバイオマーカー製品ライン」

記事ポイント

  • Cloud-Cloneが肺がん専用の検出試薬を体系化した製品ラインを展開。
  • CEA・CK19・NSEなど臨床指標から治療耐性マーカーまで網羅。
  • 『Cell』『Nature Biomedical Engineering』掲載研究で活用された実績あり。

 

Cloud-Clone Corp.は、肺がん研究向けの検出試薬を体系化した「全次元肺がんバイオマーカー製品ライン」を開発しました。

臨床スクリーニング指標から腫瘍代謝マーカー、分子標的治療の耐性監視因子まで、研究の各段階で使える試薬を取り揃えています。

 

目次

Cloud-Clone「全次元肺がんバイオマーカー製品ライン」

 

Cloud-Clone 肺がんバイオマーカーパネル 免疫組織染色画像

 

  • 提供元:Cloud-Clone Corp.
  • 対応生物種:ヒト、マウス、ラット、ブタ、ヒツジなど複数種
  • 対応がんタイプ:非小細胞肺がん(NSCLC)、小細胞肺がん(SCLC)

 

製品ラインは、抗体・タンパク質の自社開発プラットフォームを基盤に、複数の生物種・肺がんサブタイプに対応する形で構築されています。

顕微鏡画像ではCK19、LDHA、NSE、EGFRといった抗体を用いた組織染色の結果が確認でき、茶色の陽性染色と青紫の核染色によってマーカーの発現部位が識別できます。

 

臨床スクリーニング汎用指標

 

  • CEA:肺腺癌の治療効果評価・再発リスク監視の基準指標
  • CK19:非小細胞肺がん(NSCLC)特異性マーカー
  • NSE:小細胞肺がん(SCLC)診断の核心指標

 

CEAは治療応答を高精度に定量できる指標で、肺腺癌の経過観察に使われます。

CK19は扁平上皮がんを含むNSCLCのサブタイプ鑑別の根拠となり、NSEはSCLC/NSCLCの鑑別に加えてEGFR変異患者の独立予後指標としても活用されます。

 

腫瘍エネルギー代謝・増殖関連マーカー

 

  • ATAD2:多種がんで過剰発現するATPase
  • PDGFRL:腫瘍微小環境の機構解明に向けた高感度ELISAキット
  • LDHA/LDHB:ワールブルク効果の核心酵素

 

ATAD2は腫瘍増殖・不良予後との関連が強く、新規治療標的として研究が加速している対象です。

LDHA/LDHBはNSCLCで発現が上昇する乳酸脱水素酵素アイソザイムで、腫瘍代謝状況や浸潤能を評価する生化学指標として使われます。

 

分子標的治療・耐性監視関連因子

 

  • EGFR:肺がん精密治療の基礎因子

 

EGFRは初回診断から治療経過、耐性出現の全段階で測定が必要な因子です。

Cloud-Cloneは多種間対応の組換えタンパク質・抗体を取り揃え、分子機構や耐性回避の研究を支援しています。

 

学術誌掲載研究での活用実績

 

2020年に『Cell』へ掲載されたヒト肺腺癌の統合プロテオミクス大規模研究では、Cloud-Cloneの90kDaヒートショックタンパクαB1 ELISAキット(品番:SED522Hu)が使用され、複数独立集団の血漿サンプルによるバイオマーカー検証に活用されました。

2025年に『Nature Biomedical Engineering』へ掲載された肺がん治療モニタリング研究では、CYFRA21-1 ELISAキット(SEB246Hu)とCEA ELISAキット(SEA150Hu)が基準試薬として使われ、尿サンプルによる化学療法効果と腎障害の同時測定が世界で初めて実現しました。

 

多種間対応と全工程自社生産

 

製品ラインはヒト、マウス、ラット、ブタ、ヒツジなど複数生物種に対応しており、種間交差反応を抑えた前臨床データの取得に使えます。

抗原・抗体などの核心原料から製造工程まで自社で内製しており、新規標的ATAD2の発見からLDHA/LDHB代謝経路の解析、EGFR-TKI耐性変異の経過監視まで、基礎研究から薬剤スクリーニングまでの研究工程で活用できます。

 

臨床指標から耐性監視因子まで一貫して揃う製品ラインは、肺がん研究のさまざまな段階で試薬選定の選択肢を広げます。

Cloud-Clone「全次元肺がんバイオマーカー製品ライン」の紹介でした。

 

よくある質問

 

製品ラインはどのような生物種に対応していますか?

 

ヒトのほか、マウス、ラット、ブタ、ヒツジなど複数の動物種に対応しており、前臨床研究での動物モデル実験にも使用できます。

 

どのような研究段階で活用できますか?

 

新規バイオマーカーの探索から臨床指標の精密定量まで、基礎研究から前臨床試験にわたる幅広い段階で活用できます。

 

製造はどこで行われていますか?

 

抗原・抗体などの原料から製造工程まで、Cloud-Cloneが自社で一貫して内製しています。

 

学術誌に掲載された研究ではどのように使われましたか?

 

『Cell』掲載の肺腺癌プロテオミクス研究や『Nature Biomedical Engineering』掲載の治療モニタリング研究で、基準試薬として使用されました。

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