記事ポイント
- 日本福祉大学の学生が認知症啓発トイレットペーパーを考案・制作
- 9月21日の世界アルツハイマーデーに合わせ公共施設への設置を目指す
- CAMPFIREで7月6日〜8月31日にクラウドファンディングを実施中
日本福祉大学の学生が、認知症について自然に知り、考えるきっかけづくりを目的とした「認知症啓発トイレットペーパー」を制作しました。
2026年9月の認知症月間および9月21日の世界アルツハイマーデーに合わせ、知多半島5市5町や名古屋市内の公共施設、中部国際空港などへの設置を目指してクラウドファンディングが始まっています。
日本福祉大学「認知症啓発トイレットペーパー」

- クラウドファンディング実施期間:2026年7月6日〜8月31日
- 目標金額:120万円
- プラットフォーム:CAMPFIRE
- 設置目標:知多半島5市5町・名古屋市内の公共施設・中部国際空港
日本福祉大学は愛知県知多郡美浜町に拠点を置くふくしの総合大学で、今回のプロジェクトは同大学の学生が主体となって立ち上げた認知症啓発の取り組みです。
トイレットペーパーには認知症に関する基礎知識や相談先、認知症の方との接し方が掲載されており、学生が考案したオリジナルキャラクター「ミマモロウ」のデザインも入っています。
白地の包装には赤い印刷でコマ割り風のイラストと啓発文が印刷され、ロールから引き出した紙面には「認知症について知ってほしい5つのこと」などの文章が段落状に並んでいます。
誰もが毎日使うものだからこそ届く啓発
認知症は高齢化の進展とともに、誰もが当事者や家族、支える側になり得る身近な社会課題となっています。
一方で「どう接したらよいかわからない」「相談先を知らない」「なんとなく怖いイメージがある」といった声も少なくありません。
そこで学生たちは「もっと自然に認知症について知ってもらう方法はないか」と考え、誰もが毎日利用するトイレットペーパーに着目しました。
公共施設のトイレで手に取るだけで、認知症の基礎知識や相談窓口にアクセスできる仕組みです。
公共施設での活用と地域づくり
設置を目指す知多半島5市5町は、大府市、東海市、知多市、常滑市、半田市、阿久比町、東浦町、武豊町、美浜町、南知多町です。
公共施設や地域イベントでの活用を通じて「認知症になっても暮らしやすい地域づくり」を進めることがプロジェクトの目標で、中部国際空港への設置も視野に入れています。
クラウドファンディングの返礼品
集まった支援金は認知症啓発トイレットペーパーの制作費、発送費、設置・広報費、リターン制作費に充てられます。
- 3,000円:お礼メッセージ、トイレットペーパー3個
- 5,000円:お礼メッセージ、認知症啓発トイレットペーパー10個+「ミマモロウ」アクリルキーホルダー1個
- 7,000円:お礼メッセージ、認知症啓発トイレットペーパー10個+絵本「そばにいるよ」1冊
- 10,000円:お礼メッセージ、認知症啓発トイレットペーパー15個+認知症啓発カルタ「にっぷくにこにこカルタ」1つ
- 30,000円:お礼メッセージ、認知症啓発トイレットペーパー100個
3,000円からトイレットペーパーを自宅で受け取れるため、支援と同時に啓発グッズとして手元に置けます。
日常の場に認知症への理解を届けるアイデアが、地域の公共施設で実際に使われることで、接し方や相談先を知るきっかけを自然な形で広げていきます。
トイレットペーパーというふだん意識しないものが、認知症を「自分ごと」として考える入口になるのが、このプロジェクトの一番の特徴です。
日本福祉大学「認知症啓発トイレットペーパー」のクラウドファンディングの紹介でした。
よくある質問
Q. クラウドファンディングはどこで支援できますか?
A. CAMPFIREでプロジェクトページを公開しており、2026年7月6日から8月31日まで支援を受け付けています。
Q. 支援金はどのように使われますか?
A. 認知症啓発トイレットペーパーの制作費、発送費、設置・広報費、リターン制作費に活用されます。
目標金額は120万円です。
Q. 返礼品はどこで受け取れますか?
A. 返礼品は郵送で届きます。
3,000円からトイレットペーパー3個、10,000円でトイレットペーパー15個と認知症啓発カルタ「にっぷくにこにこカルタ」が受け取れます。