記事ポイント
- 国立科学博物館・NHK・NHKプロモーション共同の特別展が2026年7月11日から開催
- 「五感」「エネルギー補給」「サイズ」など6章構成で生きものの生存戦略を標本と映像で紹介
- 前売チケットは5月15日(金)10時発売開始、音声ガイド付きチケット2,600円など複数設定
地球上の生きものたちが長い進化の歴史の中で身につけてきた驚異の「生き残り術」を、標本・最新研究成果・迫力の映像で体感できる特別展が、東京・上野公園の国立科学博物館で開催されます。
国立科学博物館・NHK・NHKプロモーションが主催し、NHKの自然番組『ダーウィンが来た!』との共同企画として実現した、生命進化の壮大な世界を6章構成で展開する展覧会です。
前売チケットは2026年5月15日(金)午前10時から販売が始まります。
国立科学博物館「いきもの超ワールド展 国立科学博物館×ダーウィンが来た!」

- 名称:特別展「いきもの超ワールド展 国立科学博物館×ダーウィンが来た!」
- 会期:2026年7月11日(土)〜10月12日(月・祝)
- 会場:国立科学博物館〔東京都台東区上野公園7-20〕
- 開館時間:9時〜17時(入場は16時30分まで)/8月9日(日)〜15日(土)は18時まで開館(入場は17時30分まで)
- 休館日:7月13日(月)、9月7日(月)、14日(月)、24日(木)、28日(月)
- 入場料(税込):一般・大学生 前売券2,100円・当日券2,300円/小・中・高校生 前売券500円・当日券600円/未就学児 無料
- 主催:国立科学博物館、NHK、NHKプロモーション
- お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
地球誕生から現代まで、生命進化の歴史を築いてきた生きものたちの適応戦略を幅広く紹介する特別展です。
国立科学博物館が所蔵する標本・資料と最新の研究成果に加え、『ダーウィンが来た!』がこれまでに撮影してきた大自然の映像を組み合わせ、「五感」「エネルギー補給」「サイズ」「移動」「集団」「命のバトン」の6つのチャプターで構成されています。
ナビゲーターは、2025年にNHK「自然番組ナビゲーター」に就任した相葉雅紀さんが務めます。
1982年12月24日生まれ、千葉県出身の相葉さんは歌手・俳優・司会と多方面で活躍しており、『ダーウィンが来た!』の特番やミニコーナーでも生きものたちの驚きの生態を親しみやすく伝えてきた人物です。
会場の音声ガイドには相葉さんとオリジナルキャラクター「くじらじい」、そして『ダーウィンが来た!』おなじみの「ヒゲじい」が揃って登場し、約30分の掛け合い形式で展覧会の見どころと最新研究成果を案内します。

国立科学博物館の標本コレクションと、NHKが世界70を超える国・地域で撮影してきた映像が一堂に集結します。
『ダーウィンが来た!』は2026年に放送開始20周年を迎え、900回あまりの放送で「世界初」の撮影成果を160件以上記録してきた自然番組で、その成果は多くの科学論文にも収録されています。
6つのチャプターで読み解く生存戦略
本展は生きものの生き残り術を6つのテーマに分けて展開します。
各チャプターでは標本の実物と映像が組み合わされ、進化の結果として生きものが獲得した形質や機能を具体的に示します。
CHAPTER1:いきもので異なる「五感」

視覚・触覚・聴覚・嗅覚・味覚の五感を生存センサーとして捉え、生きものごとに研ぎ澄まされた感覚器官の違いと戦略を紹介するチャプターです。

展示の注目のひとつが「生きた化石」と呼ばれるオウムガイで、独特の眼の構造が標本とともに解説されます。
CHAPTER2:いきもので変わる「エネルギー補給」

生きるためのエネルギー補給戦略の多様性を展開するチャプターで、捕食方法や食性の違いを通じて適応進化の幅広さを示します。

砂に落とし穴状のワナを仕掛けて獲物を捕らえるアリジゴク(コウスバカゲロウの幼虫)の仕組みが取り上げられます。
CHAPTER3:いきものの挑戦「サイズ」適応術

体のサイズが生存戦略とどう結びついているかを、地球上最大の動物から砂浜の微小生物まで幅広いスケールで比較します。

原始的な形態を現代まで保つ最大級のサメ、メガマウスが登場します。

砂浜の砂粒の間に生息する目に見えないほど小さな生きもの群「メイオベントス」も紹介され、サイズを問わず多様な戦略が展開されていることが示されます。
CHAPTER4:いきもので違う「移動」のかたち

移動手段や身体構造の多様性を通じて、生息環境への適応と生き残り作戦のつながりを紹介するチャプターです。

自ら移動しないことで生き延びるサンゴの生存戦略も取り上げられ、「移動しないいきもの」という逆転の発想が展示されます。
CHAPTER5:いきものに学ぶ「集団」の意義

群れることと単独であることの両面から、生きものが選んだ生き残り戦略の意義を掘り下げます。

ハチの中でも群れを作らず単独で狩りを行うスズバチが紹介され、「群れ」の概念を覆す戦略が示されます。
CHAPTER6:いきものが紡ぐ「命のバトン」

出会い・育み・旅立つというサイクルの中で次世代へと命をつなぐ戦略と適応を紹介するラストチャプターです。

オスが出産を担うタツノオトシゴ(オオウミウマ)の繁殖戦略が取り上げられ、いきもの界の多様な命のかたちが示されます。
チケット情報

前売チケットは2026年5月15日(金)午前10時から販売が始まります。
一般・大学生の前売券は2,100円(当日券2,300円)、小・中・高校生は前売券500円(当日券600円)で、未就学児は無料です。
障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名も無料で入場できます。
お得なチケットとして、音声ガイド付きチケット(一般・大学生+音声ガイド1台)が2,600円(税込)で販売されます。
販売期間は5月15日(金)10時から7月10日(金)23時59分まで、ART PASSでの取り扱いです。
また、9月1日(火)〜10月9日(金)の平日限定で使える「秋の平日ペア割チケット」が4,000円(税込・2枚セット)で、8月17日(月)10時から8月31日(月)23時59分まで数量限定で販売されます。
音声ガイドはアプリ配信版「聴く美術」(iOS/Android)でも800円(税込)で入手でき、配信期間(2026年7月12日〜10月12日予定)中は会場外でも回数制限なく聴取可能です。
オンラインチケットはART PASS・アソビュー!・スマチケ・楽天トラベルで、店頭ではセブン-イレブン・ファミリーマート・ローソン・ミニストップの各マルチコピー機やLoppiで購入できます。
土日祝日および8月10日(月)〜14日(金)は日時指定予約制が実施されます。
本展を観覧した当日は、常設展示の地球館・日本館も常設展の開館時間内に限り入場できます。
6チャプターにわたる標本と映像の展示は、オウムガイやメガマウスザメ、タツノオトシゴなど具体的な生きものの事例を通じて生命進化の奥深さを伝えます。
音声ガイドでは相葉雅紀さん・くじらじい・ヒゲじいの3者が約30分のナビゲーションを担い、会場外でも「聴く美術」アプリ版(800円・税込)で繰り返し楽しめます。
国立科学博物館「いきもの超ワールド展 国立科学博物館×ダーウィンが来た!」の紹介でした。
よくある質問
Q. 音声ガイド付きチケットと通常チケットの違いは何ですか?
A. 音声ガイド付きチケット(2,600円・税込)は、一般・大学生の入場料に専用ガイド機(1台)のレンタル料が含まれたセットです。
通常の一般・大学生前売券(2,100円)にはガイド機は含まれておらず、希望する場合は会場入口で別途1台650円(税込)でレンタルできます。
Q. 土日祝日に当日券で入場できますか?
A. 土日祝日および8月10日(月)〜14日(金)は日時指定予約制が実施されます。
当日券での入場枠も設けられていますが、入場枠が完売した場合は入場できません。
スムーズな入場のためには事前のオンラインチケット購入が推奨されます。
Q. 小学生未満の子どもは入場できますか?
A. 未就学児は無料で入場できます。
障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名も無料の対象です。
Q. 本展の監修者は誰ですか?
A. 国立科学博物館の研究者4名が総合監修を担当しています。
動物研究部脊椎動物研究グループの田島木綿子研究主幹、海生無脊椎動物研究グループの並河洋グループ長、陸生無脊椎動物研究グループの井手竜也研究主幹、生命史研究部進化古生物研究グループの對比地孝亘研究主幹の4名です。