記事ポイント
- ベルニクス・ベルデザインときんでんが2026年5月21日に業務提携を締結
- ワイヤレス給電システム「POWER SPOT®」の社会実装を3社連携で加速
- きんでん豊洲ビルへの72台設置など実証実績をもとに事業拡大へ
ケーブルを使わずに電力を届けるワイヤレス給電技術が、オフィスや商業施設へ広がる段階を迎えています。
高性能電源の開発・製造を手がけるベルニクスと、ワイヤレス給電製品の展開を担うベルデザインは、総合設備エンジニアリング企業のきんでんと業務提携契約を2026年5月21日に締結しました。
ベルニクス・ベルデザイン「POWER SPOT®」

- 提携締結日:2026年5月21日
- 提携3社:株式会社ベルニクス・株式会社ベルデザイン・株式会社きんでん
- 対象製品:ワイヤレス給電システム「POWER SPOT®」
- 給電方式:電磁誘導方式(高出力・高効率・位置ずれ耐性)
「POWER SPOT®」は、ベルニクスが開発・製造し、ベルデザインが展開するワイヤレス給電システムです。
電磁誘導方式を採用しており、高出力・高効率・位置ずれへの耐性という3つの特性を備えています。
通信機能による利用データの取得にも対応し、施設管理への活用も視野に入ります。
今回の提携は、ベルニクスの高性能・高信頼性電源技術、ベルデザインのワイヤレス給電製品開発力、きんでんの設備エンジニアリング力と広範な顧客ネットワークを組み合わせ、ワイヤレス給電の普及と社会実装の加速を目的としています。
提携の背景と実証実績
3社はこれまでに、きんでん豊洲ビルへのワイヤレス給電ユニット「POWER SPOT® HOME-Inside」の72台設置を実施しています。
さらに、ノートPCやタブレット端末への給電に対応する「POWER SPOT® HUB」を共同開発し、技術・運用両面での検証を重ねてきています。
オフィスビルや商業施設、交通インフラなどでは、ケーブル配線を省く省施工や、接点をなくした安全性向上の観点からワイヤレス給電技術への関心が高まっています。
こうした市場環境の変化と実証の成果が、今回の正式な業務提携締結の背景にあります。
今後の展開
3社の提携では、「POWER SPOT®」の通信機能が取得する利用データを活用した新サービスの開発にも取り組みます。
施設の空間価値向上と新たな事業機会の創出を目標として、ワイヤレス給電を一般施設・商業空間へ広く展開する計画です。
ベルニクス・ベルデザイン・きんでんの3社が連携することで、「POWER SPOT®」の製品開発から設備施工・運用データ活用までを一貫して担う体制が整います。
72台規模の実証実績を持つ「POWER SPOT®」が、きんでんの設備エンジニアリング力と組み合わさることで、ワイヤレス給電技術がオフィスや商業施設に標準装備される日が近づいています。
電磁誘導方式の高い安定性と、PCやタブレットへの対応という実用性を兼ね備えた「POWER SPOT®」の展開は、施設の利便性を静かに、しかし着実に変えていきます。
ベルニクス・ベルデザイン「POWER SPOT®」の紹介でした。
よくある質問
Q. POWER SPOT®はどのような給電方式を採用していますか?
A. 電磁誘導方式を採用しており、高出力・高効率・位置ずれへの耐性を特長とするワイヤレス給電システムです。
通信機能による利用データ取得にも対応しています。
Q. きんでんとの実証実験はどのような規模で行われましたか?
A. きんでん豊洲ビルにワイヤレス給電ユニット「POWER SPOT® HOME-Inside」が72台設置されており、ノートPCやタブレット端末への給電に対応する「POWER SPOT® HUB」の共同開発も実施されています。