記事ポイント
- 発売前に重版が決定した、洋裁愛好者の「仕上がりの壁」を工場の縫製理論から解消する一冊
- 東京・パリコレクションの縫製経験を持つ著者が、工業縫製の準備・順序・構造の理論を家庭向けに初めて体系化
- マチ針・しつけ糸なしで既製服レベルの仕上がりを実現する、初心者から洋裁歴30年のベテランまで対応の全ページフルカラー224ページ
洋裁歴に関わらず「仕上がりが部屋着レベルから抜け出せない」という悩みに向き合った書籍が、2026年5月25日に全国発売されます。
著者の曽根かおりさんは、文化服装学院技術専攻科を卒業後、東京・パリコレクションの縫製にも携わった経歴の持ち主で、ソーイングスクール「RANPI」を主宰し15年間・のべ1万人以上を指導してきた実績を持ちます。
本書は発売前から重版が決定しており、洋裁愛好者の間で高い注目を集めています。
星野書房「マチ針を使わずに既製服のように縫えるソーイングの教科書」

- 著者:曽根 かおり(ソーイングスクール「RANPI」主宰)
- 定価:1,980円(税込)
- 発売日:2026年5月25日
- 発行:星野書房 / 発売:サンクチュアリ出版
- ページ数:224ページ(全ページフルカラー)
『マチ針を使わずに既製服のように縫えるソーイングの教科書』は、「仕上がりの良し悪しは縫っている瞬間ではなく、その前の準備で決まる」という考え方を軸に、工業縫製の理論を家庭のソーイング向けに体系化した書籍です。
実際の量産工場ではマチ針を一本も使わずに美しい縫い目が実現されており、その背景にあるのは熟練の技術ではなく「準備・順序・構造」の理論です。
この「工場の理論」を家庭のソーイング向けに体系化した書籍はこれまで存在していません。
国内最大のハンドメイドマーケットプレイスであるCreemaの資料によると、国内ハンドメイドマーケットプレイスの顕在市場は約400億円、潜在市場は約3,030億円とされており、2025年2月期時点で29万人のクリエイターが約1,972万点の作品を出品しています。
市場が急拡大する一方で、「何年やっても部屋着レベルから抜け出せない」「マチ針でしっかり止めたのになぜかキレイに縫えない」という悩みを抱える洋裁愛好者は多く、本書はその課題を工場の縫製理論から解消することを目指しています。
「縫う前の準備」が仕上がりを変える理由

第1章の見開きページ(p.32-33)には「うまくいかない原因は自分の技術だけではない」という章扉テキストが配置され、既製服を参考に生地とデザインの相性を学ぶ解説が右・左ページに並んでいます。
家庭のソーイングと工業縫製では根本的な「理論」が異なり、技術や器用さではなく理論の有無が仕上がりの差を生むというのが本書の出発点です。
第2章では水通しによる布の縮み・色落ちの防止、ミシンのしくみから布がズレる理由の理解、地直しの手順など、縫い始める前の準備が詳しく解説されています。
第3章では「まっすぐ縫う技術を極める」「ティーマットをキレイに仕上げるための地直し」など8つのステップでプロ級の服づくりを体系的に習得できる構成になっています。
初心者から洋裁歴30年のベテランまで同じ理論で再現できるよう設計されており、理論を理解するだけで誰でも再現できるアプローチが採用されています。
パリコレ縫製の現場から生まれたメソッド
著者の曽根かおりさんは、文化服装学院技術専攻科でパタンナーを学び、アパレルパタンナーとしてのキャリアを経て「既製服の完成度を求めて縫製業へ転身」した人物です。
東京・パリコレクションの縫製にも携わる中で、縫製工場でマチ針もしつけ糸も使わずにまっすぐで均一な縫い目が迷いなく仕上がっていく光景を目の当たりにしたことが、本書執筆の原点となっています。
結婚・出産後にソーイングスクール&サロン「RANPI」を開講し、15年間・のべ1万人以上を指導してきた実績の中から、「涙が出るほど感動した」「買った服だと思われた」という声も寄せられています。
現在はオンラインで縫製技術を伝えており、本書はその指導内容を書籍として体系化したものです。
全4章+付録の構成

各章の末尾にはまとめページが設けられており、章ごとに学んだ内容を整理しながら読み進められる構成になっています。
序章で「マチ針なしで既製服のように縫えるようになる」という全体像が示された後、第1章「誰でも簡単にキレイにできるソーイングを目指す」から第4章「ソーイングは一生の楽しみになる」へと理論・準備・実践・応用の順で展開します。
付録「仕上がりを左右する道具選び」では、裁断の精度を決める道具の選び方、押さえによる縫いの安定、糸色と糸選びの見直しまで収録されており、道具の段階から仕上がりに影響する要素が網羅されています。
第4章には受講生の体験談として「長年迷い続けた洋裁が理論でほどけた」「応用できるようになった瞬間から洋裁が一気に自由になった」という実例も掲載されており、指導実績15年・のべ1万人以上の現場から得られた声が収められています。
東京・パリコレクションの縫製経験と15年間・のべ1万人以上への指導実績に裏付けられた「工場の理論」が、1,980円(税込)・224ページのフルカラーで手に取れます。
マチ針・しつけ糸なしで既製服レベルの仕上がりを実現するメソッドは、洋裁キャリアの長さを問わず同一の理論で再現できる点が本書の強みです。
星野書房「マチ針を使わずに既製服のように縫えるソーイングの教科書」の紹介でした。
よくある質問
Q. 本書の「工場の理論」とはどのような内容ですか?
A. 量産工場ではマチ針を一本も使わずに美しい縫い目が実現されており、その背景にある「縫う前の準備・順序・構造」の考え方を指します。
本書ではこの理論を家庭のソーイング向けに体系化しており、水通し・地直し・ミシンのしくみの理解など、縫い始める前の工程が224ページのフルカラーで詳しく解説されています。
Q. 著者・曽根かおりさんの経歴と現在の活動はどのようなものですか?
A. 文化服装学院技術専攻科を卒業後、アパレルパタンナーを経て縫製業に転身し、東京・パリコレクションの縫製にも携わります。
現在はソーイングスクール&サロン「RANPI」を主宰し、15年間・のべ1万人以上を指導した実績をもとに、オンラインで縫製技術を伝えています。