記事ポイント
- 経済産業省主催「DXセレクション2026」でコマツ株式会社が優良事例に選定
- 37,000人以上が利用する壁紙AI識別アプリ「かべぴた」の開発が評価の柱に
- 建設内装業界の属人化・長時間労働に、現場対話型DXで挑む中小企業の実践例
建設内装業を手がけるコマツが、経済産業省主催の「DXセレクション2026」において優良事例として選定されます。
2026年5月20日に開催された最終選考・表彰式では、全11者の最終番手となる11番目に登壇し、「現場起点の対話型DXモデル」をテーマにした10分間のスピーチを展開しています。
コマツ「DXセレクション2026」優良事例

- 選定制度:DXセレクション2026
- 主催:経済産業省
- 最終選考・表彰式:2026年5月20日開催
- 発表テーマ:現場起点の対話型DXモデル
コマツは、建設内装業界に深く根ざした属人化や長時間労働という課題に対し、現場・協力業者・メーカー・研究機関との対話を重ねながら独自のDX推進を進めてきました。
今回の選定では、37,000人以上の利用実績を持つ壁紙AI識別アプリ「かべぴた」の開発と、受発注システムのデジタル統合による業界慣習改革の取り組みが評価の軸となっています。
「DXセレクション」は、デジタルガバナンス・コードに沿った取り組みを通じてDXによる成果を創出している中堅・中小企業等の優良事例を選定・公表する制度です。
地域内や業種内での横展開を促進し、中堅・中小企業のDX推進活性化につなげることを目的に、2022年から実施されています。
最終選考での発表内容

最終選考の場でコマツが展開したスピーチは、単なる成功事例の紹介にとどまらず、代表取締役の小松 智氏が身をもって体験した「デジタル化・効率化における光と闇」に深く焦点を当てた内容です。
建設内装業界特有の属人化・長時間労働という構造的な問題に対し、現場の声を起点に積み上げてきたDX推進の実態が10分間にわたって語られます。
発表の主軸に据えられたのは、壁紙AI識別アプリ「かべぴた」の開発秘話と、受発注システムのデジタル統合による業界慣習改革の二本柱です。
大企業のような資金力に依存しない、中小企業ならではの泥臭い挑戦のプロセスが会場の共感を集めます。
壁紙AI識別アプリ「かべぴた」

「かべぴた」のiPhone版はApp Storeで配信されており、iOS 15.1以上の端末に対応しています。
無料でダウンロードでき、壁紙をAIで識別するという職人的な知識をデジタルで補完する機能を持ちます。

Android版はGoogle Playで配信されており、Android OS 15.0以上の端末に対応しています。
こちらも無料で利用可能です。
アプリの詳細情報は公式ページに掲載されています。
「かべぴた」は建設内装の現場で壁紙品番をAIが即座に識別できるよう設計されており、これまで職人個人の経験と記憶に委ねられていた作業をデジタルで標準化する役割を担っています。
累計37,000人超の利用実績が、現場での定着度を示しています。
「かべぴた」と受発注システムのデジタル統合という二本柱のDX実践が、経済産業省のDXセレクション2026において業界横展開の模範となる事例として認められます。
中小企業が現場の声を起点に築いた独自モデルは、建設内装業界のデジタル化に具体的な道筋を示しています。
コマツ「DXセレクション2026」優良事例の紹介でした。
よくある質問
Q. 「DXセレクション」は何年から始まった制度ですか?
A. 2022年から経済産業省が実施している制度です。
デジタルガバナンス・コードに沿った取り組みを通じてDXによる成果を創出している中堅・中小企業等の優良事例を選定・公表し、地域内や業種内での横展開促進を目的としています。
Q. 「かべぴた」アプリの対応OSと価格はどうなっていますか?
A. iPhone版はiOS 15.1以上対応でApp Storeにて無料配信、Android版はAndroid OS 15.0以上対応でGoogle Playにて無料配信されています。
詳細情報は公式ページに掲載されています。