記事ポイント
- 常陸国出雲大社が「ソニー神社事案」に関してOHCHR(国連人権高等弁務官事務所)特別手続へ情報提供を実施
- ソニーグループ株式会社への書面照会に対し、令和8年5月18日午後5時の回答期限までに書面回答は到達していない
- 「ソニー神社事案」とは別案件の継承・再建プロジェクトとして進められた天乃鳥舟神社が令和8年5月7日に竣功し、竣功祭が執り行われた
茨城県笠間市に鎮座する宗教法人・常陸国出雲大社は、「ソニー神社事案」に関する経緯、関係先への照会状況、およびOHCHR特別手続への情報提供の事実関係を令和8年5月21日に公表します。
あわせて、宗教的継承を絶やさないために進めてきた別個の再建・継承プロジェクトの到達点として、天乃鳥舟神社が令和8年5月7日に竣功し、竣功祭が執り行われたことを報告しています。
本公表では「ソニー神社事案」と「天乃鳥舟神社竣功」が別案件として明確に区別されています。
常陸国出雲大社「ソニー神社事案」

- 発表主体:宗教法人 常陸国出雲大社
- 所在地:茨城県笠間市福原2006番地
- 公表日:令和8年(2026年)5月21日
「ソニー神社事案」とは、かつて存在したソニー神社に関する誓約、宗教的継承、社殿の撤去・解体、祭祀の継続性、ならびに聖物返還等に関する一連の問題を指す、常陸国出雲大社による正式な案件名です。
常陸国出雲大社は本件を、宗教的誓約と祭祀継承に関する問題、社殿の撤去・解体が宗教的継承の継続性へ及ぼした影響、聖物返還等の問題、信教の自由および宗教的実践の継続性という観点からの公益性という4要素を中心に整理しています。
今回公表された内容は、特定の結論を先に印象づけることを目的とするものではなく、当大社の認識と経緯、OHCHR特別手続への情報提供の実施事実、ソニーグループへの照会状況、ならびに天乃鳥舟神社が別案件として令和8年5月7日に竣功したことを社会に対して明らかにするものです。
OHCHR特別手続への情報提供
常陸国出雲大社は「ソニー神社事案」について、OHCHR(国連人権高等弁務官事務所)特別手続に対して情報提供を行います。
OHCHR特別手続は国連人権理事会に関連する独立専門家等による制度であり、個別の申立て、照会、当事者への連絡、情報整理などを含み得る仕組みです。
この情報提供は、国連またはOHCHRが本件について法的判断や違法認定を行ったことを意味するものではありません。
常陸国出雲大社は断定的な表現を避けつつ、資料と経緯に基づいて慎重に説明を行う立場をとっています。
ソニーグループへの書面照会と回答状況
常陸国出雲大社は本件の事実確認と見解照会のため、ソニーグループに対して書面による照会を行い、令和8年5月18日午後5時を回答期限として設定します。
常陸国出雲大社が確認した限り、同期限までに書面回答は到達していません。
このため、現時点で確認できる資料・経緯・当大社の見解に基づいて本件が公表されています。
天乃鳥舟神社の竣功

令和8年5月7日に撮影された天乃鳥舟神社の写真では、白木造りの社殿が建ち、参道脇に幟旗が立てられた姿が確認できます。
この天乃鳥舟神社は「ソニー神社事案」そのものではなく、誓約侵害後に宗教的継承を絶やさないために進められた別個の再建・継承プロジェクトの到達点として位置づけられています。

令和8年5月7日、天乃鳥舟神社の境内では竣功祭が執り行われ、関係者が正装で参列します。
宗教的継承を次代へつなぐことを目的とした再建・継承プロジェクトが、この竣功をもって成功裡に一つの節目を迎えています。

竣功祭後、プロジェクトに関わった関係者による記念撮影が行われます。
常陸国出雲大社はこの竣功について、「ソニー神社事案」への対応と並走しながら宗教的継承が現実に結実した成果として報告しています。
「ソニー神社事案」に関する添付資料として、ソニー神社事案の時系列一覧、関係照会文書の写し、OHCHR特別手続への情報提供に関する説明資料が用意されています。
また宮司によるインタビュー動画が公開されており、公式サイトおよびFacebookページから詳細が案内されています。
信教の自由および宗教的実践の継続性という公益的観点から、常陸国出雲大社はOHCHR特別手続への情報提供と関係先への照会という2つの対外的な行動を令和8年5月までに実施します。
一方、別案件として進めてきた天乃鳥舟神社の再建・継承プロジェクトは令和8年5月7日の竣功をもって節目を迎え、宗教的継承が次代へ実際につながれた経緯が記録されています。
常陸国出雲大社「ソニー神社事案」の紹介でした。
よくある質問
Q. 「ソニー神社事案」と天乃鳥舟神社は同じ案件ですか?
A. 異なる別案件です。
「ソニー神社事案」はかつて存在したソニー神社に関する誓約・宗教的継承・社殿撤去・聖物返還等の一連の問題を指します。
天乃鳥舟神社は、その誓約侵害後に宗教的継承を絶やさないために進められた別個の再建・継承プロジェクトの到達点として位置づけられ、令和8年5月7日に竣功しています。
Q. OHCHR特別手続への情報提供により、国連が本件の法的判断を行ったことになりますか?
A. そうではありません。
OHCHR特別手続は国連人権理事会に関連する独立専門家等による制度であり、今回の情報提供は国連またはOHCHRが法的判断や違法認定を行ったことを意味するものではないと常陸国出雲大社が明示しています。
Q. ソニーグループは常陸国出雲大社の照会に回答しましたか?
A. 常陸国出雲大社が確認した限り、令和8年5月18日午後5時の回答期限までに書面回答は到達していません。
このため、現時点で確認できる資料と当大社の見解に基づいて本件が公表されています。