40~60℃、3~6時間で有機物処理! WEF技術開発 低温生物酸化減容装置・Hi-Mimosa(ミモザ)

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40~60℃、3~6時間で有機物処理! WEF技術開発「低温生物酸化減容装置・Hi-Mimosa(ミモザ)」

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記事ポイント

  • WEF技術開発株式会社が、低温生物酸化減容装置・Hi-Mimosa(ミモザ)を開発します。
  • 40~60℃の低温域で、食品残渣、汚泥、肉、油脂などの有機物を脱臭・乾燥・分解します。
  • 2026NEW環境展では、東京ビッグサイト東3 A301のWEFブースで説明が行われます。

 

活性酸素利用技術開発を手がけるWEF技術開発から、有機物処理向けの新システムが登場します。

低温生物酸化減容装置・Hi-Mimosa(ミモザ)は、乳酸菌酵素と触媒を組み込んだ業務用の処理装置です。

食品工場、病院、介護施設、小型食品スーパーなどで課題になりやすい生ごみ腐敗臭、高含水廃棄物、保管スペース不足に対応します。

 

WEF技術開発「低温生物酸化減容装置・Hi-Mimosa(ミモザ)」

 
Hi-Mimosa(低温生物酸化減容装置)の小型機本体外観。青色の金属筐体にコントロールパネルと投入口ドアを備えた卓上設置型サイズの製品ショット

 

  • 名称:低温生物酸化減容装置・Hi-Mimosa(ミモザ)
  • 開発:WEF技術開発株式会社
  • 処理対象:食品残渣、汚泥、肉、油脂などの有機物
  • 処理温度域:40~60℃
  • 処理時間:3~6時間程度
  • 構成:発酵床、RHS-Air循環系、低速撹拌発酵槽
  • 展示:2026NEW環境展
  • 会期:2026年5月20日(水)~5月22日(金)
  • 会場:東京ビッグサイト(有明) 東展示棟 及び 屋外会場
  • WEFブース:東3 A301

低温生物酸化減容装置・Hi-Mimosa(ミモザ)は、独自の酵素発酵技術に触媒利用空気を組み合わせ、有機物を低温域で処理するシステムです。

加熱を行わず、反応性空気と酵素分解反応を活用することで、低臭気での完全分解処理を目指す設計です。

分解残渣を水で流す工程を持たないため、排水トラブルや保管スペースの課題を抱える施設での導入が想定されています。

 

開発背景

 

食品工場、病院、介護施設、小型食品スーパーでは、生ごみ腐敗臭、高含水廃棄物、保管スペース不足、焼却不可が課題として挙げられています。

Hi-Mimosa(ミモザ)は、高速生物分解技術に反応性空気を生成する触媒を組み合わせ、短時間で有機物を分解処理する方式として研究開発されます。

処理対象には、食品残渣、下水汚泥、有機性廃棄物などが含まれ、施設内で日々発生する廃棄物の量を抑える用途に向いています。

 

低温脱臭乾燥

 

Hi-Mimosa(ミモザ)は、微生物発酵熱を利用し、ヒーターを使用せずに40~60℃の低温乾燥を行います。

高温処理時に起こりやすい急激な臭気発生を抑えながら、食品残渣や汚泥などを処理槽内で分解します。

厨房やバックヤードに近い場所でも、ニオイの課題に配慮した処理環境を構築しやすい仕様です。

 

ニオイと排水への対応

 

Hi-Mimosa(ミモザ)は、脱臭装置やヒーターを使わず、有機物処理で発生しやすいニオイと水の課題に対応します。

超高速固相バイオ酸化反応器として、残った残渣を水で流す必要がない構造です。

排水設備への負担を抑えたい病院、介護施設、小型食品スーパーなどで、処理後の管理まで含めた運用を組み立てやすくなります。

 

触媒と循環空気

 

Hi-Mimosa(ミモザ)は、触媒(RHS)へ通気することで、酸素界面制御による好気環境維持を図ります。

炉内空気を循環させ、アンモニア(NH3)、VOC、有機臭気成分を吸着し、循環空気を低臭気化します。

乾燥外気の投入によるろ床乾燥を防ぐため、発酵床の状態を保ちながら処理を進める設計です。

 

処理試験

 
余剰汚泥連続処理試験の3段階写真。汚泥の投入・処理槽内での分解進行・処理後の乾燥状態を左右に並べ、低温生物酸化の実証過程を示す

 

余剰汚泥連続処理試験では、汚泥投入から処理槽内での分解進行、処理後の乾燥状態までが3段階で示されています。

水分を含む汚泥を対象に、低温生物酸化による処理の進み方を確認する実証内容です。

 
玉ねぎ7kgを投入し5時間後にろ床増加なしと確認した処理実験の3段階写真。投入前の玉ねぎ現物、処理槽内分解中、処理後の槽内状態を横並びで示す

 

玉ねぎ処理試験では、玉ねぎ7kgを投入し、5時間後にろ床増加なしと確認されています。

野菜残渣のように水分を多く含む素材でも、処理槽内での分解と乾燥状態が確認されています。

 

ラインアップ

 
「Hi-Mimosa」ラインアップ

 

Hi-Mimosa(ミモザ)は、導入施設の処理量や設置環境に合わせて選べるラインアップとして展開されます。

小型機から大型機までの構成により、介護施設や小型食品スーパーから食品工場、動植物残渣処理施設まで幅広い現場に対応します。

 
Hi-Mimosa大型機の設置済み実稼働写真。断熱配管・送風ダクト・制御盤が工場内フレームに組み込まれた大型業務用ユニットの全景

 

M-2000は、断熱配管、送風ダクト、制御盤を工場内フレームに組み込んだ大型業務用ユニットです。

食品工場や排水処理余剰汚泥処理など、継続的に有機物が発生する現場での運用が想定されています。

 

2026NEW環境展

 

WEF技術開発は、2026年5月20日(水)から5月22日(金)まで東京ビッグサイト(有明)で開催される2026NEW環境展に出展します。

WEFブースは東3 A301に設けられ、Hi-Mimosa(ミモザ)の詳しい説明が行われます。

開催時間は午前10時から午後5時までで、最終日の5月22日(金)は午後4時までです。

2026NEW環境展は完全事前登録制で実施され、来場登録に関する情報はNEW環境展の公式サイトに掲載されます。

 

40~60℃の低温域、3~6時間程度の処理時間、残渣を水で流さない構造により、Hi-Mimosa(ミモザ)は有機物処理の現場課題に具体的に対応します。

病院、介護施設、小型食品スーパー、食品工場など、ニオイや保管スペースに悩む施設で導入を検討しやすいシステムです。

WEF技術開発「低温生物酸化減容装置・Hi-Mimosa(ミモザ)」の紹介でした。

 

よくある質問

 

Q. Hi-Mimosa(ミモザ)の処理対象は何ですか?

 

A. 食品残渣、汚泥、肉、油脂、野菜残渣、下水汚泥、有機性廃棄物などが処理対象です。

 

Q. Hi-Mimosa(ミモザ)はどのような施設で使われますか?

 

A. 病院、介護施設、老健施設、小型食品スーパー、食品工場、災害仮設施設、動植物残渣処理施設、排水処理余剰汚泥処理での使用が想定されています。

 

Q. 2026NEW環境展でのWEFブースはどこですか?

 

A. WEFブースは東京ビッグサイト(有明) 東展示棟の東3 A301に設けられます。

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