Drama(映画・エンタメ)

ブロードウェイ2回完売、22年目のシニア劇団! 劇団「すずしろ」「第16回本公演『葉ごろも』」

投稿日:

記事ポイント

  • 大阪・箕面を拠点に22年活動するシニア劇団「すずしろ」が、第16回本公演『葉ごろも』を2026年6月5日〜7日に扇町ミュージアムキューブ CUBE01で上演します
  • 2010年にニューヨーク・ブロードウェイ公演を完売成功させた劇団が、創立10周年記念のオリジナル作品を12年ぶりに本公演として届けます
  • チケットはS席3,500円・一般席3,000円、学生・障がい者は当日証明書提示で500円引き(一般席のみ)

 

「60歳からの演劇入門」修了生が集まって2004年に立ち上げたシニア劇団「すずしろ」が、満22年の歴史を刻みながら第16回本公演に挑みます。

老い、仲間、そして「死んだあとまで自分らしくいられるのか」という問いを笑いと涙で描いたオリジナル作品『葉ごろも』が、大阪・扇町の舞台に帰ってきます。

 

劇団「すずしろ」「第16回本公演『葉ごろも』」

 
劇団「すずしろ」第16回本公演『葉ごろも』

 

  • 公演名:劇団「すずしろ」 第16回本公演『葉ごろも』
  • 作:プロジェクトテン 演出:倉田操
  • 日時:2026年6月5日(金) 13:00/17:00、6月6日(土) 11:00/15:00、6月7日(日) 11:00/15:00
  • 会場:扇町ミュージアムキューブ CUBE01(大阪市北区南扇町6-26)
  • チケット:S席 3,500円/一般席 3,000円(学生・障がい者は当日証明書提示で500円引き、一般席のみ対象)
  • 上演時間:1時間40分(休憩なし)、開場は開演30分前
  • 問い合わせ:06-6766-4166

劇団「すずしろ」は、2004年に箕面市中央生涯学習センターの市民企画講座「60歳からの演劇入門」を修了したメンバーが自主結成したシニア劇団です。

劇団名の「すずしろ」は春の七草のひとつ、つまり大根に由来し、「自分たちは大根役者である」という自虐的なユーモアを団員全員が共有しています。

60歳以上のメンバーを中心に22年にわたって創作を続け、今回の第16回本公演へと歩みを重ねてきています。

上演作品『葉ごろも』は、劇団創立10周年を記念して2014年10月に梅田・HEP HALLで初演されたオリジナル書き下ろし作品です。

舞台はシニア劇団の稽古場で、七福神の衣装をまとった団員たちが笑いとぶつかり合いを繰り返しながら、老いや死、居場所という人生の核心に向き合います。

今回の扇町ミュージアムキューブ CUBE01での上演は、この作品が持つ問いを新たな観客へ届ける機会となります。

 

22年の歩みと「奇跡の大成功」ブロードウェイ公演

 
劇団すずしろのメンバー約30名が劇場舞台上でハートポーズをとって並んだ集合写真。シニアを中心とした多世代の出演者・スタッフが全員整列し、本公演への参加者構成を示す。

 

舞台上に整列した約30名のメンバーは、全員がハートポーズをとって並んでいます。

60代以上を中心としながらも、若いメンバーも加わった多世代の顔ぶれが、22年間の積み重ねを物語っています。

 
20周年記念公演「いつの日か素敵なホテルで会いましょう」(2024.7)

 

2024年7月に上演された20周年記念公演「いつの日か素敵なホテルで会いましょう」は、劇団の節目を彩った一作です。

体力面や生活環境の変化というシニア劇団ならではの課題を抱えながらも、「良い芝居をしたい」「シニアが楽しみたい」という思いで活動を継続してきた姿勢が、舞台ごとの完成度に表れています。

劇団「すずしろ」の活動における大きな転機は、2010年6月のニューヨーク・ブロードウェイ公演です。

英語版『Smoke Gets In Your Eyes』をN.Y.Broadway、June Havoc Theatreで2回上演し、いずれも完売。

「実現不可能」と言われた海外公演を乗り越えたこの体験は、「奇跡の大成功」と評され、その後の劇団活動の礎となります。

この道のりはドキュメンタリー映画『晴れ舞台はブロードウエイで!』として記録され、2012年に東京・大阪・兵庫で公開されています。

現在も「倒れるときは前向きに」をモットーに、再びの海外公演という希望を胸に活動を続けています。

 

作品『葉ごろも』の世界観とあらすじ

 
「葉ごろも」稽古中(2026.3)

 

2026年3月の稽古風景には、衣装を身につけた団員たちが舞台上で向き合い、台詞を合わせる姿が収められています。

セリフが覚えられない、台本の文字が小さくて読めない、そうしたリアルなシニア劇団の日常が、この作品の核になっています。

物語の舞台は、公演直前を迎えたシニア劇団の稽古場です。

七福神の衣装に身を包んだ団員たちが稽古を重ねるなか、主演を務める雪絵と花子の様子が変わりはじめます。

息子の転勤に悩む雪絵、身体に異変を感じる花子。

舞台が生きがいだった二人は「降板する」と言い出せないまま日々を過ごし、やがて不協和音が劇団全体に広がっていきます。

「死んだあとまで自分らしくいられるのか」という問いは、華やかな七福神の衣装の奥に静かに横たわり、老いや別れ、居場所への切実な思いと重なります。

演出の倉田操は「いくつになっても何かに夢中になる気持ちは同じ。でもシニアには、時間や体力の限界があります。そんな中で懸命に挑む姿に、共感や感動、そしてシニア劇団ならではの面白さが詰まっていると思います」と語ります。

喜劇とも悲劇とも言い切れないヒューマンドラマとして、観客の胸に年齢を超えた演劇の力を届けます。

 

公演スケジュールとチケット情報

 

全6ステージのうち、出演者はA・Bの2グループに分かれて登場します。

6月5日(金)はA公演が13:00、B公演が17:00に開演し、6月6日(土)はA公演11:00、B公演15:00、6月7日(日)はB公演11:00、A公演15:00の順に上演されます。

各グループの出演者は劇団公式SNS・公式ブログで案内されています。

上演時間は1時間40分(休憩なし)で、開場は開演30分前です。

チケットはS席3,500円と一般席3,000円の全席指定です。

S席は中央席前列2列・全18席が対象です。

学生および障がい者は当日受付で証明書を提示することで500円引きとなり、一般席のみ適用されます。

予約はCoRich予約サイトから受け付けており、座席数に限りがあるため事前予約が案内されています。

22年にわたって「倒れるときは前向きに」を掲げてきた劇団「すずしろ」が、創立10周年のオリジナル作品を扇町ミュージアムキューブ CUBE01という大舞台で届けます。

 

S席18席・一般席ともにすでに販売中で、開演30分前には開場します。

笑いと涙、そして人生の哀歓が1時間40分に凝縮された舞台を、劇場で体感できます。

劇団「すずしろ」「第16回本公演『葉ごろも』」の紹介でした。

 

よくある質問

 

Q. A・Bグループの出演者の違いはどこで確認できますか。

 

A. 各グループの出演者は劇団公式SNSおよび公式ブログに掲載されます。

 

Q. 学生・障がい者割引はS席にも適用されますか。

 

A. 学生・障がい者割引(500円引き)は一般席のみが対象で、S席には適用されません。

当日受付で証明書を提示することで割引が受けられます。

 

Q. 『葉ごろも』はこれまでどのような形式で上演されてきていますか。

 

A. 2014年10月の梅田・HEP HALLでの初演後、ニューヨーク第2回公演向け英語版の上演、2020年の無観客オンライン配信『HAGOROMO』など複数の形式で上演されてきました。

Copyright© Dtimes , 2026 All Rights Reserved.