記事ポイント
- 東日本大震災で家族全員を失った辺見 佳祐さんと伯母・日野 玲子さんが歩んだ15年を追ったドキュメンタリー
- 子育て未経験の玲子さんが工場経営まで引き継ぎ、2人で反抗期・受験・進学を乗り越えてきた軌跡
- 2026年5月10日(日) 24:55から日本テレビ系列全国放送で放映
東日本大震災から15年。
津波で両親・祖母・姉の家族全員を失い、7歳でひとりになった少年と、子育て未経験のまま一緒に暮らし始めた伯母。
宮城テレビ放送が制作するNNNドキュメント'26が、2人の「新しい家族」としての歩みを映し出します。
宮城テレビ放送「ひとりじゃない ボクとおばちゃんの15年」

- 番組タイトル:「ひとりじゃない ボクとおばちゃんの15年」
- 放送日時:2026年5月10日(日) 24:55~
- 放送局:日本テレビ系列全国放送
宮城県石巻市の辺見 佳祐さん(22歳、震災当時7歳)は、東日本大震災の津波で自動車整備工場を営む両親、祖母、当時小学4年生だった姉の家族全員を失います。
7歳でひとりになった佳祐さんを引き取ったのは、仙台で一人暮らしをしていた母の姉、伯母の日野 玲子さん(66歳、震災当時51歳)です。
2人は何とか被災を免れた石巻市の佳祐さんの自宅2階で一緒に暮らし始めます。
初めての子育てに向き合った玲子さんは、父親に憧れていた佳祐さんのために、佳祐さんの両親が営んでいた自動車整備工場の経営まで未経験のまま引き継ぎます。
反抗期、受験、進学と、巡りくる季節を2人で過ごしながら、家族の絆を積み重ねてきた軌跡をこのドキュメンタリーはたどります。
自動車整備士となった佳祐さんと、父の遺した工場

専門学校を卒業後、佳祐さんは憧れていた父親と同じ自動車整備士になります。
玲子さんが守り続けてきた工場をいつか自分の手で継ごうと、今も修業の日々を送っています。
震災で流されてしまった写真や思い出の品のほとんどが失われるなか、玲子さんはある日、佳祐さんの両親の結婚式の様子を収めたビデオテープを見つけます。
「亡き家族との記憶を失わないでほしい」という玲子さんの思いから、2人は揃ってそのテープを再生することにします。
2025年夏、佳祐さんが計画したサプライズ

仕事が忙しくなり、一緒に遠出する機会もほとんどなくなった2025年夏、佳祐さんは「玲子さんの誕生日に"家族旅行"をプレゼントしたい」というサプライズを計画します。
大切な人を亡くした悲しみを共に抱えながら時を刻んできた2人が、その心づかいをどう形にしたかが番組の中で明かされます。
制作ディレクターのコメント

番組を担当するのは、宮城テレビ放送 報道制作局報道部の佐々木 博正ディレクターです。
震災発生時から報道部に所属し、発災直後より震災関連の報道に携わってきた佐々木ディレクターは、2011年冬に日野さん・辺見さんと出会い、2014年放送の「ひとりじゃない」以来、2人との取材・交流を続けてきています。
「相当な覚悟を持って取材を受けてくださった2人に対し、中途半端な向き合い方をしないことを心に決めた」と語る佐々木ディレクターが、15年間の取材を通して見つめてきた2人の軌跡が、今回の番組に凝縮されています。
震災で全てを失った7歳の少年と、子育て未経験のまま工場経営まで担った51歳の伯母。
反抗期も受験も一緒に越え、父親と同じ職業を選んだ佳祐さんと、工場を守り続けた玲子さんが積み上げてきた15年は、「家族」という言葉の意味を問い直す時間になるはずです。
宮城テレビ放送「ひとりじゃない ボクとおばちゃんの15年」の紹介でした。
よくある質問
Q. 番組はどの局で視聴できますか。
A. 日本テレビ系列全国放送のため、全国のNNN加盟局で視聴できます。
放送日時は2026年5月10日(日) 24:55からです。
Q. 今回が初めての放送ですか。
A. 2014年に同じ2人を取材した「ひとりじゃない」が放送されており、今回はその続編にあたる内容です。
取材開始から15年の軌跡を改めてまとめた新作ドキュメンタリーとして放送されます。
Q. 番組の詳細情報はどこで確認できますか。
A. 日本テレビ「NNNドキュメント」の公式サイトに番組情報が掲載されます。