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唯一の10ポイント増はヤンニョムチキン! 日本能率協会総合研究所「家庭の食卓トレンド調査2025」

投稿日:2026年3月28日 更新日:

記事ポイント

  • アジア系メニューの喫食経験が伸長し、「ヤンニョムチキン」が唯一の10ポイント以上増加
  • 魚介類に不足感を抱く人が7割弱に対し、肉類は充足感9割強と対照的な結果
  • 市販の冷凍ブロッコリー利用が12年前の2.5倍に拡大し、冷凍野菜利用で1位に

 

日本能率協会総合研究所が、20〜79歳の既婚女性と20〜39歳のシングル女性を対象にした「家庭の食卓トレンド調査2025」を発表しています。

3年ごとに実施される定点調査で、アジア系メニューの著しい伸長や魚介類への不足感、冷凍ブロッコリー利用の急拡大といった注目のトレンドが明らかになっています。

本記事では調査結果のポイントを紹介します。

 

日本能率協会総合研究所「家庭の食卓トレンド調査2025」

 

日本能率協会総合研究所「家庭

 

  • 調査名:家庭の食卓トレンド調査2025
  • 調査期間:2025年11月18日〜11月28日
  • 調査対象:一都三県に居住する20〜79歳の既婚女性および20〜39歳のシングル女性
  • 調査方法:郵送調査
  • 回答者数:1,500名

 

「家庭の食卓トレンド調査」は、定番の味や食材に加え、新しい味・食材の食卓への浸透度を捉える調査です。

野菜・魚介類・肉類の消費意識と実態、世界各国やご当地のメニュー・調味料・食材の定着度を幅広く検証しています。

 

「好きな料理」とアジア系メニューの躍進

 

食卓トレンド調査における好きな料理と喫食経験

 

40以上の各国料理について「好き・もう一度食べたい料理」を調査したところ、「イタリア料理」が最も高く、次いで「フランス料理」「韓国・朝鮮料理」がTOP3となっています。

上位2位の「イタリア料理」「フランス料理」は10年以上前から大きな変化がみられません。

一方で「韓国・朝鮮料理」「沖縄料理」「台湾料理」「タイ料理」はいずれも10ポイント前後伸長しています。

なお、「広東料理」「四川料理」といった中華料理の地域別分類は好意度が減少傾向にあります。

 

3年ごとの定点調査で捉えた食卓における食材トレンドの変化

 

150以上ある各国メニューの中で、3年前の2022年調査と比べて喫食経験が10ポイント以上増加したメニューは「ヤンニョムチキン」のみです。

次いで「ガパオ・ガッパオ」「魯肉飯(ルーローハン)」がいずれも8ポイント以上増加しています。

特に増加傾向だった上位10メニューを2013年と比較すると、「ガパオ・ガッパオ」は30ポイント以上、「サムギョプサル」「浜松餃子」「カオマンガイ」も20ポイント以上増加しており、ヨーロッパ・アメリカ系のメニューに比べてアジア系メニューの伸長が際立っています。

 

新たな調味料・スパイスの購入動向

 

既婚女性とシングル女性の食材選びや購買行動の比較データ

 

最近新たに購入・入手した調味料があるかどうかを調査したところ、20〜70代の女性の2割が「ある」と回答しています。

目新しい調味料・スパイスを購入する場所としては、「総合スーパー」「食品中心のスーパー」が6割台で最も高い結果です。

次いで「食品セレクトショップ(カルディ等)」「業務用スーパー」が続きます。

「食品セレクトショップ(カルディ等)」は30〜60代の既婚女性でいずれも3割前後、「業務用スーパー」は20代の既婚女性が4割弱と高くなっています。

 

魚介類と肉類の過不足感

 

魚介類・肉類の家庭での消費トレンドと食材別利用実態

 

魚介類と肉類それぞれについて家庭の食卓での過不足感を確認したところ、魚介類は充足感が3割強、不足感が7割弱と、不足感が大きく上回る結果となっています。

一方で肉類は充足感が9割強、不足感が1割を下回り、充足感が大きく上回る対照的な結果です。

肉類については1割が「充分足りて減らしたい」と考えていることもわかっています。

 

冷凍ブロッコリーの利用拡大

 

野菜の消費意識や食卓への浸透度を示す調査結果グラフ

 

よく利用する市販の冷凍野菜について確認したところ、「ブロッコリー」が5割弱で最も高く、次いでほぼ同率で「枝豆」「ほうれん草」が続きます。

「ブロッコリー」は2013年調査時には2割を下回っていますが、調査のたびに増加し、2025年調査でついに1位となっています。

12年前と比較すると2.5倍増と顕著な伸長です。

 

家庭の食卓で注目される新食材や調理法の浸透状況データ

 

2026年4月からブロッコリーが国の「指定野菜」に追加されることもあり、今後の動向にも注目が集まっています。

 

家庭の食卓トレンド調査2025の調査レポート紹介

 

本調査レポートは有償にて販売されています。

アジア系メニューの躍進や冷凍ブロッコリーの急成長など、日本の食卓の変化を具体的な数値で把握できる調査です。

ヤンニョムチキンやガパオといったメニューの浸透度、魚介類と肉類の対照的な過不足感など、食のトレンドを多角的に捉えた内容となっています。

1,500名の郵送調査にもとづく信頼性の高いデータが特徴です。

「家庭の食卓トレンド調査2025」の紹介でした。

 

よくある質問

 

Q. 「家庭の食卓トレンド調査2025」で喫食経験が最も伸びたメニューは何ですか?

 

A. 150以上ある各国メニューの中で、3年前の2022年調査と比べて喫食経験が10ポイント以上増加した唯一のメニューは「ヤンニョムチキン」です。

次いで「ガパオ・ガッパオ」「魯肉飯(ルーローハン)」が8ポイント以上増加しています。

 

Q. 冷凍ブロッコリーの利用はどのくらい拡大していますか?

 

A. 市販の冷凍ブロッコリーの利用は12年前と比較して2.5倍に増加し、2025年調査でよく利用する冷凍野菜の1位となっています。2026年4月には国の「指定野菜」に追加されることも決まっています。

 

Q. 魚介類と肉類の充足感にはどのような違いがありますか?

 

A. 魚介類は不足感が7割弱と大きく上回る一方、肉類は充足感が9割強となっており、対照的な結果です。

肉類については1割が「充分足りて減らしたい」と回答しています。

 

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