建築分野でCO2排出量の可視化が求められるなか、内装材にも環境データを示せる製品が注目を集めています。
ナガイのフリース壁紙「エコフリース」「レミリア」は、国内の内装用壁紙材として初めてSuMPO EPDを取得しました。
LCA算定に取り込みやすいデータがそろい、環境負荷の少ない建材を選びたい設計実務を後押しするニュースです。
ナガイ「エコフリース・レミリアシリーズ」

- 発表日:2026年2月20日
- 対象製品:eterno®シリーズ「エコフリース」「レミリア」
- 取得認証:SuMPO EPD(国内の内装用壁紙材で初)
- 主成分:パルプ(フリース基材)
- 塗装:水性塗料
ナガイは、自然素材の建築資材を中心に展開する長野県飯田市の建材メーカーです。
同社のeterno®シリーズは、天然由来の質感を活かしたフリース壁紙を展開し、非住宅建築でも採用実績を重ねてきた内装材シリーズです。
今回のEPD取得により、原料調達から工場出荷までの環境負荷を定量的に把握でき、LEEDやCASBEEなどの認証を視野に入れたプロジェクトでも選定しやすくなりました。
EPD取得で把握できる環境負荷データ
- EPDプログラム:SuMPO環境ラベルプログラム
- 評価範囲:原料調達~工場出荷
- 活用領域:製品LCA算定・環境配慮型建材選定
内装材は施工面積が広い一方で、製品ごとの環境エビデンスが不足しやすく、設計段階で比較しにくい領域でした。
EPDが付いたことで、壁紙を含む仕様検討でも環境負荷を数値で確認しながら判断しやすくなります。
エコフリース・レミリアの仕様と採用しやすさ
- 基材:パルプ主成分のフリース基材
- 森林認証:FSC®認証(FSC® C002260)
- 安全性:F☆☆☆☆認定取得
- 防火性能:不燃・準不燃認定取得
エコフリースとレミリアは、水性塗料仕上げによるやわらかな陰影が特長で、塗り壁のような表情を空間に出しやすい壁紙です。
意匠性に加えて耐久性や認証情報がそろっているため、オフィスや物流施設、商業空間など長期運用を前提にした案件でも採用条件を整理しやすい仕様です。
LEED加点に関わる認証情報
- エコフリースEPD番号:SuMPO-EPD-2601-91-1/SuMPO-EPD-2601-92-1
- レミリアEPD番号:SuMPO-EPD-2601-89-1/SuMPO-EPD-2601-90-1
- FSC®ライセンス番号:FSC® C002260
- F☆☆☆☆認定番号:MFN-3507/MFN-3680/MFN-3779
LEEDの建築製品開示と最適化カテゴリーでは、製品固有EPDとして1製品分をカウントでき、採用製品数の条件達成に寄与します。
FSC®認証やF☆☆☆☆認定もそろっているため、環境性能と室内空気質を同時に整理したい案件で使いやすい構成です。
壁紙は空間の印象を左右する面積が大きい建材だからこそ、意匠性と環境データの両立が設計品質に直結します。
天然由来素材の質感を活かしながら、LCA算定まで見据えたいプロジェクトで検討しやすいシリーズです。
【LCA算定を進める設計現場で選びやすい環境証明付き天然由来壁紙!
ナガイ「エコフリース・レミリアシリーズ」】の紹介でした。
よくある質問
Q. ナガイ エコフリース・レミリアシリーズの発売日はいつですか?
発表日は2026年2月20日です。
Q. ナガイ エコフリース・レミリアシリーズの対象は?
対象製品はeterno®シリーズ「エコフリース」「レミリア」です。
Q. ナガイ エコフリース・レミリアシリーズの素材・成分は?
主成分はパルプ(フリース基材)です。