2026年2月27日、東京都渋谷区渋谷二丁目で「BAG@渋谷二丁目ストリートギャラリー」が全面オープンしました。
工事現場の仮囲いを展示面に変えた屋外ギャラリーで、通勤や買い物の途中に作品と出会える構成です。
再開発が進む渋谷の動線上に、まちにゆかりのある人々の肖像が並ぶ新しいアート体験となっています。
BAG-Brillia Art Gallery-「BAG@渋谷二丁目ストリートギャラリー」

- 全面オープン日:2026年2月27日
- 展示予定期間:2026年2月27日~2026年10月31日
- 展示場所:東京都渋谷区渋谷二丁目12番地他(東建インターナショナルビル、東建長井ビル跡地)
- 第2弾新規公開作品数:13点
- 第1弾掲出開始日:2025年10月31日
BAG-Brillia Art Gallery-は、東京建物が「暮らしとアート」をテーマに展開してきたギャラリープロジェクトです。
2021年10月に東京・京橋でスタートし、約4年で26回の展覧会を実施してきた実績を持ちます。
2025年10月に京橋での営業を終えた後、展示場所を固定しない「サイトスペシフィック・ギャラリー」として新たな展開を開始中。
その第一弾が、解体工事が進む渋谷二丁目の仮囲いを舞台にした本プロジェクトです。
第2弾で公開された13点と被写体の構成
- 第2弾掲出予定期間:2026年2月27日~2026年10月31日
- 第2弾新規公開作品数:13点
- 第2弾被写体構成:小林幸子1名+一般応募選出12組
第2弾では、渋谷区観光協会の観光大使である小林幸子さんと、一般応募から選ばれた12組が新たに加わりました。
プレオープン時の10点から合計23点体制へと拡大し、展示面の密度と回遊性がさらに高まっています!
一般公募の人物を正式に展示へ組み込んだことで、鑑賞者と被写体の距離が近い地域参加型の企画になっています。
渋谷の商業・スポーツ・ファッション・音楽・アートなど、異なる文化圏に根ざした人物が一列に並ぶ構成です。
再開発の途中にある街区で、渋谷の現在地を人物像から読み解ける展示になっています。
第1弾から続く展示と街の回遊導線
- 第1弾掲出予定期間:2025年10月31日~2026年10月31日
- 第1弾展示作品数:10点
- 第1弾被写体:Zeebraさんをはじめとする渋谷ゆかりの14名
第1弾では、Hip Hop ActivistのZeebraさん、ミュージシャンの小宮山雄飛さん、ドラァグクイーンのRegine Amaranthさんなど、渋谷にルーツを持つ多様な14名を起用した10点が先行公開されてきました。
今回の全面オープンで第1弾と第2弾が重なり、歩行者が連続的に鑑賞できるストリートスケールの展示へ進化しています。
屋内ギャラリーへ足を運ぶ準備がなくても、日常の動線上でそのまま鑑賞できる設計です。
前景の生け垣、背後の建設クレーン、仮囲いの連続パネル面が同じフレームに収まり、都市の変化そのものが展示の文脈になっています。
渋谷を「通過する場所」から「立ち止まる場所」へ変える仕掛けになっています☆
仮囲い展示を成立させる企画体制とプロジェクト設計
- 企画・制作:The Chain Museum、乃村工藝社、アーツ・アンド・ブランズ
- 主催:BAG-Brillia Art Gallery-(運営:東京建物)
- 後援:渋谷未来デザイン
本プロジェクトは、建物竣工までの空白期間を活用し、工事仮囲いを展示空間へ転換する設計で進められています。
都市の仮設面を作品面へ置き換える手法は、再開発期の街に短期で文化導線をつくる実践例として注目されるアプローチです。
企画制作を担う各社が分業し、展示実装と編集視点を同時に成立させた体制になっています。
展示作品や制作背景はアートプラットフォーム「ArtSticker」でも発信されており、現地体験とオンライン情報が接続された構造です。
街区更新のスピードが速い渋谷で、文化体験の受け皿を先に置く取り組みになっています!
ヨシダナギ氏の撮影視点と渋谷の人物像

- ヨシダナギ氏の撮影活動開始:2009年
- 講談社出版文化賞 写真賞受賞歴あり
- 「DRAGQUEEN -No Light , No Queen-」発表:2020年
ヨシダナギ氏は2009年から単身でアフリカへ渡り、独学で写真表現を磨いてきたフォトグラファーです。
少数民族やドラァグクイーンを被写体にしてきた実績があり、多様性を正面から捉える視点が今回の渋谷企画にも通底しています。
展示作品の一点では、オールブラックのコーデに幾何学模様のタトゥー、動きのあるロングヘアで凛とした表情の人物像がモノクロで切り取られています。
ダークグレーの背景に陰影を深く活かした仕上がりで、被写体の存在感が街の文脈と重なるドラマチックな一枚です。
個性を記号化せず、存在そのものを可視化するスタイルが、渋谷というまちの多層性と重なっています。
本企画は、工事中の仮囲いを一時的な目隠しで終わらせず、都市の記録面へ変換した点が大きな価値です。
渋谷の日常に「人物と街の関係を考える時間」を差し込める展示は、2026年10月31日まで開催中。
【渋谷再開発の今を歩いて味わう都市肖像ギャラリー体験!
BAG-Brillia「BAG@渋谷二丁目ストリートギャラリー」】の紹介でした。
よくある質問
Q. 全面オープンはいつですか?
2026年2月27日です。
Q. 展示はいつまで見ることができますか?
2026年10月31日までの予定です。
Q. 第2弾では何点追加されましたか?
13点の作品が新たに公開されました。
Q. 第2弾の被写体は誰ですか?
小林幸子さんと一般応募から選ばれた12組です。
Q. 第1弾はいつから展示されていますか?
2025年10月31日から掲出されています。