遺品整理でいちばん手が止まりやすいのは大型家具というイメージがありますが、2026年2月の500人調査では「デジタル遺産」が最多になりました。
スマホやPCの中身にアクセスできないまま手続きが進まず、時間と費用の両方に影響するケースが増えています。
全国の20代~60代を対象にした今回の結果は、片付けの難しさが「モノ中心」から「データ中心」へ移っている現状を示すデータです。
粗大ゴミ回収本舗「遺品整理デジタル遺産500人調査」

- 調査時期:2026年2月
- 調査対象:全国の20代~60代の男女
- 有効回答数:500名
- 1位項目:デジタル遺産(214票)
粗大ゴミ回収本舗は、首都圏を中心に不用品回収と遺品整理を行う片付けサービスです。
同サービスを運営するゴンは、現場で起きる処分トラブルを可視化するために今回の調査を実施しました。
結果は2位の「思い出の品」128票に対して1位の「デジタル遺産」が214票となり、約1.67倍の差がついています。
デジタル遺産で詰まりやすい手続きの内訳

- パスワードが分からず中身を確認できない:36.3%
- ネット銀行・証券の口座が不明:27.6%
- サブスクの課金が続いていた:19.8%
- SNS等のアカウント削除ができない:14.6%
最上位の「パスワード不明」は、端末に触れても必要情報へ進めない状態を意味し、整理作業の初手で止まりやすい項目です。
「口座不明」と「課金継続」が上位に入ったことで、デジタル遺産が感情面だけでなく家計面にも直結する課題であることが見えてきます。
上位2項目だけで63.9%を占めるため、まずはアクセス情報の共有有無を確認する段取りが実務的です。
生前整理の必要性と先に決める3つの項目
- 非常に強く感じた:46.2%
- やや感じた:42.2%
- 生前整理の必要性を感じた合計:88.4%
今回の整理経験を通じて生前整理の必要性を感じた人が88.4%に達し、準備の有無が遺族負担を大きく左右する結果になっています。
1つ目の要点はスマホのロック解除情報、サブスク契約、ネット銀行情報を一覧化して残すことです。
2つ目の要点は大型家財の処分を先送りせず、回収繁忙期の前に相談ルートを確保しておくことです。
3つ目の要点は写真や趣味品の残す基準を家族間で共有し、判断が割れやすい場面を減らすことです。
3月の引っ越しシーズン前に着手しておくと、片付けと各種解約の同時進行がしやすくなります。
遺品整理は「捨てる作業」だけでなく、「アクセスできる状態を残す作業」へと重心が移っています。
デジタル遺産の準備は難しそうに見えても、情報を小さく分けて書き出すだけで家族の手続き時間を短縮しやすくなります。
【家族の負担を減らす準備を今の日常のうちに始められる!
粗大ゴミ回収本舗「遺品整理デジタル遺産500人調査」】の紹介でした。
よくある質問
Q. 調査はいつ実施されましたか?
2026年2月に実施されています。
Q. 回答者は何人ですか?
全国の20代~60代の男女500名です。
Q. 最も扱いが難しいと感じられた項目は何ですか?
1位はデジタル遺産で214票でした。
Q. デジタル遺産で最も多い困りごとは何ですか?
「パスワードが分からず中身を確認できない」が36.3%で最多です。
Q. 生前整理の必要性を感じた人はどのくらいですか?
「非常に強く感じた」と「やや感じた」を合わせて88.4%です。