ドライバー不足が続くなか、海外での育成現場を直接確認する動きが加速しています!
秋田県トラック協会に所属する12社の代表が、ROY出資のインドネシア拠点を訪問し、特定技能ドライバー養成の実務を視察しました。
視察は2026年2月18日に実施され、現地では日本語教育から面談まで一連のプロセスが共有されています。
ROY「インドネシア特定技能ドライバー養成プログラム視察」

- 視察日:2026年2月18日
- 視察参加:秋田県トラック協会所属12社
- 訪問先:LPK MOMOTARO NIHONGO GAKKOU(インドネシア)
- 視察テーマ:特定技能「自動車運送業」分野の育成体制確認
ROYは神奈川県川崎市高津区に本社を置き、人手不足解消に向けた海外人材育成を進める企業です。
同社が出資するLPK MOMOTARO NIHONGO GAKKOUは、日本語教育と運送業向け研修を組み合わせた育成拠点です。
今回の訪問では、秋田県内の運送事業者が受け入れ前に確認したい教育内容や習熟度が、実際の授業と面談を通じて可視化されました。
教室内の机や教材が整然と配置された環境からも、継続運用を前提にした実務的な育成設計が伝わります。
秋田県トラック協会12社が確認した視察当日の流れ
- 参加企業数:12社
- 主な視察内容:日本語授業見学/制度説明/研修生面談
- 実施目的:外国人特定技能人材の受け入れ可能性検討
視察団はまず授業環境を確認し、日常会話だけでなく業務で使う日本語表現の定着状況をチェックしています。
教室形式の運営では講師と受講者の距離が近く、理解度をその場で補正しやすい進行が取られていました。
運送分野では安全確認の言語理解が直接リスク管理に結びつくため、発話と読解を同時に鍛える設計が重要になります。
参加企業にとっては、採用後のギャップを減らすための「事前確認の場」として機能した視察です。
日本語授業と運送分野研修を組み合わせた育成体制

- 現地研修生数:10名
- 対象分野:特定技能「自動車運送業」
- 入国後の追加研修:提携教習所で約3週間の合宿免許
- 目標資格:準中型免許取得
現在の研修生は、日本の交通法規、運行知識、運転技術を段階的に学ぶカリキュラムで訓練中です。
教材には日本の運転教本をインドネシア語に翻訳した資料が使われ、専門語彙の理解を先に固める構成となっています。
この方式は入国後の教習理解を速めやすく、限られた期間での免許取得効率を高める効果が見込めます。
受講者の学習意欲と目標意識に対する評価が視察団から挙がった点は、現場定着を考えるうえでも大きな判断材料です。
制度拡大の背景と2029年に向けた受け入れ規模

- 特定技能「自動車運送業」追加時期:2024年3月
- 同分野受け入れ見込み:最大24,500人(2029年まで)
- 同年の人手不足予測:約288,000人
- ROYの育成目標:年間3,000名規模(2029年)
制度面では受け入れ枠が拡大している一方、業界全体の不足予測は依然として大きく、量と質の両面で育成強化が求められます。
面談のような相互理解プロセスを事前に組み込むことで、受け入れ後のミスマッチを減らす運用が現実的になります。
ROYは2024年に建築分野の研修センターを設立し、2025年から自動車運送業分野の育成プログラムを開始済みです。
今後の拠点拡大計画が進めば、地方の運送事業者にとっても採用チャネルを複線化しやすい環境整備につながります。
国内人材だけで需要を満たすのが難しいいま、育成段階から受け入れ後までつなぐ仕組みづくりが重要になっています。
今回の視察は、現場が求める実務スキルと教育内容の接続を確認できる実運送業界の次の採用設計に示唆を与える動きです。
現地育成の実務がわかる最新視察レポート!
ROY海外人材育成「インドネシア特定技能ドライバー養成プログラム視察」の紹介でした。
よくある質問
Q. 秋田県トラック協会の視察はいつ実施されましたか?
2026年2月18日に実施されています。
Q. 視察には何社が参加しましたか?
秋田県トラック協会に所属する12社の代表が参加しました。
Q. 現地では現在何名がドライバー人材として学んでいますか?
同校では現在10名の研修生が特定技能「自動車運送業」分野の研修を受けています。