2026年3月で東日本大震災から15年を迎える節目に、クレバリーホームが震災対応の実績と防災提案を改めて公開しました。
千葉県君津市に本社を置く同社は、地震への強さだけでなく災害後も自宅で暮らし続ける設計を重ねてきた住宅ブランドです。
「家を、人を、そして命を守る」という理念を、実災害データと具体設備の両方で示した内容になっています。
クレバリーホーム「震災15年の防災住宅提案」

- 発表日:2026年2月26日
- 震災からの経過年数:15年
- 東日本大震災で確認された対象住宅:546棟
- 地震による半壊・全壊:0棟
クレバリーホームは木造注文住宅を手がけるハウスメーカーで、高品質・高耐久の戸建住宅を省コストで提供する事業を全国で展開しています。
同ブランドは創業以来、耐震性・耐久性・メンテナンス性・健康性能を住まいの基本性能として強化してきました。
今回の発表は、理論だけでなく実災害で確認された結果を軸に、住宅性能の考え方を整理したレポートです。
実災害データで見えた耐震性能

- 被災地での建築棟数:546棟
- 倒壊棟数:0棟
- 確認対象災害:東日本大震災
東日本大震災の被災地に建築されていた546棟で半壊・全壊が発生しなかったという結果は、住まいの耐震性能を実地で裏づけるデータです。
数字として明確に示せる実績があることで、これから家づくりを考える家族にとって判断軸が持ちやすくなります。
防災住宅の価値は、災害時の不安を減らし、生活再建の初動を早められる点にもあります。
クレバリーホームはこの結果を単なる実績紹介で終わらせず、次の災害に備える設計改善へつなげる姿勢を示しています。
SPG構造とモノコック構造で揺れを分散

- 構造の柱となる方式:2方式
- 力を分散する面構成:6面(床・壁・天井)
- ライフライン維持パッケージの主設備:6要素
同社の木造住宅は、土台から軒まで柱を貫くSPG構造と、床・壁・天井の6面で力を受けるモノコック構造を組み合わせています。
地震の負担を一部に集中させない設計思想により、揺れに対して建物全体で粘り強く耐える構成です。
さらに防災を「避難前提」ではなく「住み続ける前提」で捉え、太陽光発電システム、蓄電池、エコワン、スマートエルラインライト、貯水タンク、止水板を組み合わせた設備提案を進めています。
停電・断水・浸水の複合リスクを想定し、生活インフラを住宅内で維持する考え方がこのパッケージの中心です。
災害直後に在宅生活を継続できるかどうかは、家族の体力消耗や情報収集力にも直結する重要ポイントになっています。
第三者評価と体感施設で進む防災提案

- ジャパン・レジリエンスアワード受賞年:2025年
- 受賞数:2件(優秀賞1件・優良賞1件)
- 防災体感施設:2施設
- 全国展開店舗数:150店舗以上
2025年のジャパン・レジリエンスアワードでは、ライフライン維持パッケージが優秀賞、クレバース100が優良賞を受賞しています。
第三者評価を得たことで、同社の防災提案が企業発信だけでなく社会的にも妥当性を持つ取り組みとして認知されました。
防災性能はカタログ数値だけでは伝わりにくいため、住宅館LABOとクレバリーSTUDIOで構造や設備を体感できる場を用意している点も特徴です。
家づくりの検討段階で体感機会があると、設備導入の必要性や優先順位を家族で共有しやすくなります。
同社は今後も大規模地震や自然災害を想定し、住宅性能の改善と防災提案の更新を継続するとのこと。
住宅の防災は、建てる瞬間のスペック比較だけでなく、災害後の暮らしをどこまで維持できるかで差が出ます。
クレバリーホームの発表は、耐震構造とライフライン設備を別々に語らず、生活継続というひとつの目的で統合している点が印象的です。
次の災害に備えた家づくりを考えるタイミングで、実績と設計思想を同時に確認できる事例です。
【実災害で確かめた耐震性能と防災設計の実力!
クレバリーホーム「家を、人を、そして命を守る住まいづくり」】の紹介でした。
よくある質問
Q. 東日本大震災で確認されたクレバリーホームの住宅実績は?
被災地に建築されていた546棟で、地震による半壊・全壊は0棟と公表されています。
Q. ライフライン維持パッケージは何で構成されていますか?
太陽光発電システム、蓄電池、エコワン、スマートエルラインライト、貯水タンク、止水板の6要素です。
Q. 防災提案に関する受賞実績はありますか?
2025年ジャパン・レジリエンスアワードで優秀賞と優良賞の2件を受賞しています。
Q. 防災性能を体感できる施設はありますか?
住宅館LABOとクレバリーSTUDIOの2施設で構造や防災性能を体感できると案内されています。