釣糸等繊維の製造・販売を行うサンライン(プラスタス事業部)は、2026年1月28日(水)から30日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「CONVERTECH 2026」に出展します。
サンラインが長年培ってきた技術と大気圧低温プラズマによる連続表面改質技術を融合させた、新たなソリューションが提案されます。
注目の新装置やブースでの展示内容を紹介します。
サンライン「CONVERTECH 2026」出展情報

会期:2026年1月28日(水)~30日(金)
会場:東京ビッグサイト 西・南ホール
小間番号:2W-R14
サンラインは、並列に配置された複数本の糸を、大気圧下で連続搬送しながら全周プラズマ処理する装置を新たに提案します。
この装置はRoll-to-Rollラインへの導入を想定して設計されており、真空工程を必要とせず、既存ラインへの組み込みが可能です。
処理部は用途や処理対象に応じて仕様を柔軟にアレンジでき、量産工程への適用も視野に入れた構成となっています。
大気圧・低温・連続処理によるダメージフリー表面改質
サンラインの大気圧プラズマ装置は、均一かつ高密度なプラズマ空間を形成し、その中を糸材が連続搬送されることで、外周全体を一度に表面改質します。
多方向噴射や長時間処理に頼ることなく、安定した全周処理品質と量産性を両立している点が特徴です。
約100℃以下の低温かつ、処理対象物に放電損傷を与えないプラズマを大気圧下で安定生成できるため、摩擦や熱に弱い素材や構造の繊維など、従来のプラズマ処理では困難であった対象物も、物性を損なうことなく表面改質が可能です。
フィルム、電池材料、電子部材、繊維といった繊細な素材への表面改質においても活用できます。
釣り糸製造で培った実績とマルチガス対応
サンラインは、プラズマコンセプト東京との共同開発により、均一で高密度なマルチガスの大気圧低温プラズマを用いた釣り糸製造技術を確立しています。
真空設備を必要とせず長尺物を連続処理できるこの技術により、水との親和性やガイドとの摩擦抵抗軽減などの釣りに求められる特性を付与し、数多くの独自製品を販売してきた実績があります。
今回開発した糸並列型大気圧低温プラズマ装置では、N2、O2、CO2、Airなど多様なガスを1台で安定してプラズマ化できるマルチガス技術を採用しています。
希ガスに依存しない運用も可能で、濡れ性や接着性の改善など、素材・用途に応じた最適な表面改質を、ランニングコストを抑えながら実現します。
デモンストレーションとカスタマイズ提案
会場では、大気圧低温プラズマ装置(別機種)の展示や、その場でのプラズマ処理デモンストレーションが行われます。
また、チラシのイメージ図を通じて、ライン組み込み時の処理概念や装置構成を確認できます。
対象物のサイズ、処理本数、処理長、搬送方式など、用途に応じた処理ユニットのカスタマイズ提案にも対応しており、糸・線材など長尺物の表面改質に関する相談が可能です。
サンライン「CONVERTECH 2026」出展情報の紹介でした。