デジタルソリューション事業などを展開するディマージシェアから、既存システムのソースコードをAIで解析し、システムの構造や処理内容などの仕様情報を自動的にドキュメント化する新サービス「CodeReverse AI(コード・リバース・エーアイ)」が登場しました。
ディマージシェア「CodeReverse AI」

- 提供開始日:2026年1月27日 16:00
- サービス名:CodeReverse AI(コード・リバース・エーアイ)
- サービスページ:https://www.dimage.co.jp/business/code_reverse/
ディマージシェアが提供を開始する「CodeReverse AI」は、既存システムのプログラムを読み解き、現在の仕様や構造を明らかにする「リバースエンジニアリング」と呼ばれる工程をAIで実現するサービスです。
従来は人手に依存し、時間や工数、コストの負担が大きかった仕様解析を劇的に効率化することで、現行システムを把握するための現実的な選択肢を企業に提供します。
長年の運用で仕様が不明になったシステムを、AIが低コスト・短期間で解析し、クラウド移行や改修に向けた「使える」仕様書を提供します。
サービス提供の背景

- 多くの企業において、長期間にわたり運用されてきた業務システムは、設計書や仕様書が十分に整備されていない、あるいは現行の実装内容と乖離しているケースが少なくありません。
そのため、システム改修や刷新を検討する際には、まずプログラムの内容を分析し、現在の仕様や構造を整理する必要があります。
業界や企業規模を問わず、多くの企業で次のような状況が散見されています。
- システム開発当時の担当者が異動・退職しており、仕様を把握している人材が社内にいない
- ドキュメントは存在しているものの、長年の改修により実装内容と乖離している
- 過去の改修や追加対応の経緯が十分に記録されておらず、処理内容の背景が分からない
- 開発会社や保守ベンダーが変更され、引き継ぎ情報が十分に残っていない
このような状況では、現行システムの全体像や挙動を正確に把握することが難しく、結果としてシステムをどのように扱うべきかという判断自体が行えない状態に陥りがちです。
ディマージシェアは、こうした「最初の仕様整理が高いハードルとなり、その先の意思決定に進めない」という構造的な課題に着目し、このサービスを開発しました。
「CodeReverse AI」の概要

- 「CodeReverse AI」は、既存システムのソースコードをAIが解析し、処理内容や構造の関係性を整理したうえで、仕様や挙動を理解するための情報をドキュメントとして自動生成するサービスです。
人手による解析と比較して、作業時間や工数の削減が期待できるほか、一定の基準に基づいて情報を整理することで、属人性を抑えた形でシステムの全体像を把握することが可能となります。
生成されたドキュメントは、日常的な保守業務の効率化に加え、今後のシステムの在り方を検討するための基礎資料としての活用が想定されています。
AIが解析プロセスを自動化することで、従来手法から工数を大幅に削減し、ヒューマンエラーや解釈のバラつきを排除し、低コストかつ短期間で「信頼できる仕様書」を提供します。
幅広いシステムに対応
経営の基盤となる基幹システムから、特定の部署・業務で使われる業務システムや独自のツール、または自社で開発したSaaS型サービスやWebサービスまで、さまざまなシステムの解析・ドキュメント化が可能です。
- 経営の基盤になる基幹システム
- 特定の事業・業務の業務システム
- 自社で開発・提供するSaaS型サービス
- 動画や予約・ECなどのWebサービス
要望にあわせたドキュメント形式
開発現場で標準的に使用される設計図書はもちろん、さまざまなドキュメント形式に対応。
エンジニアが直感的に理解し、すぐに開発・保守に活用できる実用的なフォーマットで出力します。
システム・インフラ構成
システム全体像、物理・論理的なインフラ配置の可視化。
EOL管理やセキュリティポリシー策定の基礎資料として活用できます。
- システム全体構成図 (アーキテクチャ、外部連携フロー等)
- インフラ・ネットワーク構成図 (物理/論理構成、通信経路詳細)
- 構成管理一覧表 (サーバー、ミドルウェア、外部連携一覧)
アプリケーション・実装仕様
実装されている機能の明文化および、技術的実装(ソースコード構造や環境設定)の詳細把握が可能です。
- 機能仕様書 (機能一覧、画面遷移図、処理フロー図)
- 技術仕様書 (モジュール構成、クラス図、API仕様)
- 環境・設定仕様 (開発環境構成、ディレクトリ構造等)
データベース・データ管理
データ基盤の構造(レプリケーション等)の把握および、データ構造と管理ルールの明確化ができます。
- データベース構成図 (DBサーバー構成、バックアップ構成等)
- データベース仕様書 (ER図、テーブル定義書、CRUD図)
高水準のセキュリティ
企業の競争力の源泉であるソースコードや設計情報を扱うため、預かったデータは国際規格「ISMS」に基づき厳重に管理されます。
AI解析環境は外部学習に利用されないセキュアな構成を採用し、情報漏洩のリスクを徹底的に排除。
また、NDA(秘密保持契約)のもとソース管理を徹底し、プロジェクト完了後はソースコードや生成データを確実かつ不可逆的な方法で削除・破棄します。
ブラックボックス化したシステムの仕様把握という課題を解決する、企業にとって心強いサービスです。
ディマージシェア「CodeReverse AI」の紹介でした。