ベトナム航空が、航空格付け会社「AirlineRatings(エアラインレイティングス)」による2026年の「世界で最も安全なフルサービス航空会社トップ 25」において第19位に選出されました。
前年より順位を上げ、ベトナムの航空会社として唯一のランクインを果たした同社の、安全性への取り組みと評価の背景をお伝えします。
ベトナム航空「世界で最も安全なフルサービス航空会社トップ 25」選出

発表日:2026年1月15日
選出順位:第19位
評価機関:AirlineRatings
ベトナム航空 日本支社は、航空格付け会社「AirlineRatings」が発表した2026年の「世界で最も安全なフルサービス航空会社トップ 25 (Top 25 Safest Full-Service Airlines for 2026)」において、第19位に選出されました。
このランキングは、世界320の航空会社を対象に、国際的な安全基準の遵守状況や長期にわたる安定した運航実績を評価したものです。
今回の選出では、前年から順位を3つ上げ、ベトナムのナショナルフラッグキャリアとして唯一のランクインを果たしました。
2026年のランキングにおいて、ベトナム航空はエミレーツ航空、エティハド航空、シンガポール航空、全日本空輸(ANA)など、世界をリードする主要航空会社と共に名を連ねています。
乱気流対策への高度な取り組み

評価基準は、フライト数に対する事故率や機体の新しさ、重大なトラブルの有無、パイロットの訓練体制、そして国際的な安全監査の結果などが対象となっています。
特に今年は、機内での負傷事故の主な原因である「乱気流への対策」が、より重点的な評価項目として加えられました。
ベトナム航空では、乱気流に伴うリスクを軽減するため、高度な気象予測・分析システムを導入しています。
リアルタイムの気象データと地形特有の要因を組み合わせて分析することで、揺れが予想されるエリアを事前に避ける運航計画の策定やパイロットへの早期アラートを実現し、乗客に快適で安全なフライトを提供しています。
AirlineRatings CEO シャロン・ピーターセン氏のコメント
AirlineRatings CEO シャロン・ピーターセン氏は、以下のように語ってくださいました。
ベトナム航空は2025年からさらに順位を上げ、2026年のランキングで19位となりました。
このランクアップは、何か一つの要因によるものではなく、機材の質、安全システムの向上、業界監査でのパフォーマンス、極めて低い事故率、そして何より一貫した運航体制といった、あらゆる進歩を反映したものです。
また、ICAO(国際民間航空機関)による監査でも示されている通り、ベトナム当局の航空監督体制も強化されています。
これはベトナム拠点の航空会社のみならず、同国を発着する国際線航空会社にとっても大きな安心材料となっています。
ベトナム航空副社長 ディン・バン・トゥアンのコメント
ベトナム航空副社長 ディン・バン・トゥアン氏は、以下のように語ってくださいました。
強固な安全文化こそが、航空産業の持続可能な成長の礎です。
ベトナム航空は、リスク管理を継続的に強化し、先端技術への投資や人材育成の拡充を行い、常に世界最高水準の運航体制を追求しています。
『世界で最も安全な航空会社』に継続して選出されていることは、ベトナムの航空業界が国際的に高く評価されている証でもあります。
安全性、品質、世界基準のガバナンスを基盤に、ベトナム航空はこれからもベトナムと世界を結ぶ架け橋となり、安全で信頼できる目的地としてのベトナムの評価を高めるべく尽力してまいります。
ベトナム航空の安全への歩み
ベトナム航空は、ベトナムの航空会社として初めてIATA (国際航空運送協会)の安全監査プログラム「IOSA」の認証を取得しました。
2006年の初取得以来、現在まで一貫してこの高い安全基準を維持し続けています。
また、2007年に導入した安全管理システム (SMS) は国際的な最高水準を誇り、ベトナム民用航空局 (CAAV) からも国内航空組織のモデルケースとして評価されています。
2023年には、IATA主催の「世界安全・運航カンファレンス (World Safety and Operations Conference) 」のホスト航空会社に選出されるなど、世界の航空コミュニティにおいて確固たる信頼と存在感を築き上げています。
ベトナム航空について
ベトナム航空 (スカイチームアライアンスメンバー)は、1993年にベトナム国営航空会社として設立されました。
現在、ベトナム国内22都市、海外38都市を結ぶ計 110路線以上を運航しています。
機材は、ボーイング787-9、ボーイング787-10、エアバス A350-900XWB、エアバスA320、エアバスA321neo といった、最新鋭の機材を使用しています。
日本路線は、東京成田、東京羽田、名古屋、大阪、福岡の5つの空港からハノイおよびホーチミンに運航しており、さらに東京成田および大阪からはダナンへも就航しています。
最新機材の導入と革新的なデジタル化への取り組みが評価され、航空産業の格付け会社 Skytrax による4スター評価、「AirlineRatings.com」による2024年世界の航空会社トップ 20選出、またAPEX (Airline Passenger Experience Association) による 2025年の「5スター航空会社」認定を受けています。
2024年には日本路線の就航30周年を迎え、今後はベトナムの独自の文化的アイデンティティを組み込んだ高品質なサービスを提供する航空会社として、アジアを代表する5スター航空会社としての地位を確立することを目指しています。
ベトナム航空は、持続可能な開発ソリューションにも積極的に取り組んでおり、革新を促進するだけでなく、世界中の航空会社と協力し、2050年までにネットゼロ排出を達成することを目指しています。
ベトナム航空「世界で最も安全なフルサービス航空会社トップ 25」選出の紹介でした。