累計発行部数85万部を突破した汐見夏衛さんによるベストセラー小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が実写映画化。
"百合"と"彰"、2人の時を超えた愛が交差する感動ラブストーリー『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が2023年12月8日（金）より全国公開されます。
本作で主演を務めるのは、主演作が相次ぐ福原遥さんと、確かな演技で話題作への出演が続く旬俳優の水上恒司さん。
今回は、本作で彰役を演じた主演・水上恒司さんの魅力や本作での役どころについて紹介していきます。
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
現代の女子高生・百合が目を覚ますと、そこは1945年の日本。
そこで出会った彰に何度も助けられ恋をするが、彼は特攻隊員として程なくして戦地に飛び立つ運命だった―という、世代を問わず泣ける原作が、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ！」（22）を始め主演作が相次ぐ福原遥さん、そして福原遥さんと共にW主演となるのは「中学聖日記」（18/TBS）での鮮烈なデビュー後、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』など話題作への出演が続く水上恒司さんです。
意志を強く感じるまっすぐな瞳に落ち着いた声とたしかな演技力を持つ水上恒司さんが演じてきた役は多岐にわたります。
雫井脩介さんのサスペンス小説を映画化した『望み』では殺人犯か被害者かわからない物語のカギを握る息子役、大ヒットとなった白石和彌監督の『死刑にいたる病』では、サイコパスに魅了される大学生役を演じるなど異彩を放ち、そうかと思えば『そして、バトンは渡された』では永野芽郁さん演じる主人公・優子をそばで支える優しい同級生役を演じるなど、常に作品ごとに違った顔を見せてくれる稀有な俳優です。
そんな水上恒司さんが本作で演じるのは、1945年に生きる特攻隊員の青年・彰。
福原遥さん演じる女子高生・百合と偶然出会い、一緒に過ごす中で次第に百合に惹かれていく自分がいることに気づく。
しかし戦争は待ってくれない。
国の未来を守るため、百合への想いを心に秘め戦地に飛び立とうとする、そんな使命感の強いキャラクターとなっています。
本作のプロデューサーである西麻美さんは
何があっても動じないし、媚びない。
ちょっと武士っぽい精悍な雰囲気も彰にピッタリでした。
何より年齢に不釣り合いなほど、どこか達観しているような静かな目の力。
あの瞳と佇まいで、特攻隊としての自分の運命を受け入れている彰を素晴らしく演じてくれるだろうという予感がありました
とそのキャスティングの理由を明かしています。
その印象通り、水上恒司さんが演じた彰は戦時中の過酷な状況下にあっても誰よりも冷静で、運命を受け入れているように見えます。
しかし百合と出会い、心が動かされ、みるみるうちに柔らくなっていく彰の表情には、百合への思いがにじみ出ているよう。
そのふたりを思うと、きっと心が締め付けられること間違いなし。
常に違った魅力を披露してくれる水上恒司さん。
彼の演技に注目しながら見るとまた違った目線で映画を楽しめます☆
人を愛すること、大切に思うこと、共に生きることー。
今では当たり前のことが許されなかった時代に出会った、百合と彰。
2人の時を超えた愛が交差する、涙なくしては観られないラブストーリー『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、2023年12月8日（金）より全国公開です。
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』作品概要
公開日：2023年12月8日（金）
原作：汐見夏衛『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』（スターツ出版文庫）
主演：福原遥、水上恒司
出演：伊藤健太郎、嶋﨑斗亜、上川周作、小野塚勇人、出口夏希、坪倉由幸、津田寛治、天寿光希、中嶋朋子、松坂慶子
主題歌：福山雅治「想望」（アミューズ／PolydorRecords)
監督：成田洋一
脚本：山浦雅大成田洋一
製作：映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会
配給：松竹
親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの高校生の百合（福原遥）。
ある日、進路をめぐって母親の幸恵（中嶋朋子）と喧嘩をして家出をし、近所の防空壕跡に逃げ込むが、朝目が覚めるとそこは1945年の6月戦時中の日本だった。
偶然通りかかった彰（水上恒司）に助けられ、軍の指定食堂に連れていかれる百合。
そこで女将のツル（松坂慶子）や勤労学生の千代（出口夏希）、彰と同じ隊の石丸（伊藤健太郎）、板倉（嶋﨑斗亜）、寺岡（上川周作）、加藤（小野塚勇人）たちと出会い、日々を過ごす中で、彰に何度も助けられ、その誠実さや優しさにどんどん惹かれていく百合。
だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だったー。
©2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会
