敵か味方か、シルバーサーファー登場！マーベル映画『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』作品紹介

マーベル映画『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』

超能力を駆使する4人のヒーローチームの活躍を描く人気シリーズの2作目です。

宇宙のエネルギー波を浴びて超人となった4人組が、地球のために戦うSFアクション『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』を紹介します。

マーベル映画『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』作品紹介

制作：2007年／アメリカ

上映時間：92分

タイトル：ファンタスティック・フォー:銀河の危機（原題：Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer）

マーベルの人気ヒーローシリーズの続編『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』

ファンタスティック・フォーの活躍を描き、全米で初登場ナンバーワンを記録したヒット作品です。

ストーリー／あらすじ

ファンタスティック・フォーのメンバー、リードとスーザンの結婚が決まり、結婚式当日。

地球に接近する謎の彗星がありました。

正体不明のエネルギー体が結婚式が行われていたニューヨークに出現して式は台無しに。

ジョニーが追いかけるとエネルギー体の正体はサーフボードに乗った銀色の人物でした。

異常なパワーを持つその人物、シルバーサーファーに触れたジョニーが他のメンバーと接触すると、なぜか能力が入れ替わってしまうという事態に。

リードがシルバーサーファーについてを調査し、シルバーサーファーが現れた惑星がもれなく8日後には壊滅しているという事実が判明します。

米軍から依頼を受けて地球が壊滅するのを防ぐために、仕方なくDr.ドゥームことビクターと手を組み、シルバーサーファーの力の源であるサーフボードを奪うことを計画。

作戦は成功し無事にシルバーサーファーとボードを引き剥がすことができ、シルバーサーファーは軍に拘束されます。

彼が残した意味深な発言が気になっていたスーは透明化して拘束されたシルバーサーファーに近づき、スーを信じた彼は本当の破壊者がギャラクタスであることを告白するのでした。

本物の敵がわかったところでビクターが裏切りを働き、ボードを奪って逃亡。

ファンタスティック・フォーとシルバーサーファーは暴れ始めるビクターを追いますが、ビクターのパワーは巨大化して暴走、さらに宇宙からもギャラクタスが大挙して襲撃を開始ようとしていました。

混乱する戦いの中、ビクターに狙われたシルバーサーファーをかばって攻撃を受けたスーが死んでしまいます。

怒りに燃えたジョニーはシルバーサーファーの能力を吸収する力を使って3人の能力を吸い取り、ビクターに立ち向かって見事にビクターをボードから引ずり下ろすことに成功。

ボードを取り戻したシルバーサーファーは自分のエネルギーを使ってスーを蘇生させると、宇宙へと飛び立ち自分の命と引き換えにギャラクタスを攻撃、身を呈して地球を守ります。

リードとスーはもう一度結婚式をあげることになりましたが、やはり挙式中にリードの電話が鳴り始めてしまうのでした。

キャスト＆スタッフ

キャスト：
リード・リチャーズ／Mr.ファンタスティック：ヨアン・グリフィズ
スーザン・ストーム／インビジブル・ウーマン：ジェシカ・アルバ
ジョニー・ストーム／ヒューマン・トーチ：クリス・エヴァンス
ベン・グリム／ザ・シング：マイケル・チクリス
ビクター・バン・ドゥーム／Dr.ドゥーム：ジュリアン・マクマホン
アリシア・マスターズ：ケリー・ワシントン
ヘイガー将軍：アンドレ・ブラウアー
シルバーサーファー（声の出演）：ローレンス・フィッシュバーン

スタッフ：
監督：ティム・ストーリー
脚本：ドン・ペイン マーク・フロスト
製作総指揮：クリス・コロンバス、マイケル・バーナサン、マーク・ラドクリフ、スタン・リー、ケビン・フェイグ
製作：ベルント・アイヒンガー、アビ・アラド、ラルフ・ウィンター
撮影：ラリー・ブランフォード
音楽：ジョン・オットマン
美術：カーク・M・ペトルッセリ

前作『ファンタスティック・フォー ［超能力ユニット］』に引き続き、ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス、マイケル・チクリスが4人の能力者を演じます。

のちにMCUでキャプテン・アメリカを演じるクリス・エヴァンスがヒューマン・トーチを演じている姿は一件の価値あり。

また、本作で初登場するシルバーサーファーの声を『マトリックス』シリーズの名優ローレンス・フィッシュバーンが熱演しています。

『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』に初登場するシルバーサーファー

『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』に初めて登場するマーベルのキャラクター、シルバーサーファー。

複雑な内面と一筋縄でいかないキャラクター、流線型のフォルムが話題となりました。

シルバーサーファーが乗るボードは乗る人がいなくても自在に動き、凄まじいパワーを秘めています。

ファンタスティック・フォーのメンバーのスーザン・ストームに故郷の恋人の姿を重ね合わせ、自らの事情やギャラクタスについてを告白。

スーに命を救われたことで彼女に自分のエネルギーを分け与え、自爆攻撃でギャラクタスを倒します。

ヴィランとして登場しますがファンタスティック・フォーと同様、スーパーヒーローと言っていいキャラクターです。

監督ティム・ストーリーの手腕

前作に引き続き、監督は『TAXI NY』のティム・ストーリーが担当。

マーベル・コミック版ファンタスティック・フォーのギャラクタスに関するパートをうまくミックスさせたストーリーに仕上がっています。

本作の見どころはスピード感溢れる映像に定評のあるティム監督ならではのシルバーサーファーの表現。

流線型にきらめくボディと、触るものの能力を混乱させてしまう不思議なパワーが映画の大きな鍵となっています。

マーベルのスーパーヒーローの原型とも言えるファンタスティック・フォーの活躍を描いたシリーズの大ヒット2作目。

前編の『ファンタスティック・フォー［超能力ユニット］』、リブート作品『ファンタスティック・フォー』といったファンタスティック・フォーを描いたタイトルの数々とあわせてチェックしてみてくださいね！

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