オキシトシン・肌・心理の3側面から検証!ノエビアグループ「こころと肌の関係」の研究

こころと肌の関係を3側面から検証する研究概要

記事ポイント

  • ノエビアグループが、オキシトシン量・肌状態・心理状態から「こころと肌の関係」を研究。
  • オキシトシンが多い人ほど、心理状態や肌状態が良好な傾向を確認。
  • 4週間のスキンケア試験では、贅沢な気分との関連も示されました。

 

ノエビアグループが、スキンケアにおける「こころと肌の関係」を、オキシトシン量・肌状態・心理状態の3側面から検証した研究成果を発表しました。

肌を整える機能だけでなく、自分の肌に丁寧に向き合う行為そのものの価値に着目した研究です。

 

目次

ノエビアグループ「こころと肌の関係」の研究

 

こころと肌の関係を3側面から検証する研究概要

 

  • 学会発表:研究成果の一部を、2026年9月16日~18日開催の「第28回日本感性工学会大会」で発表
  • 試験対象:30代~60代の一般人

 

ノエビアグループは、スキンケアによる心地よさやポジティブな感情と肌との関係を、より客観的に捉える評価アプローチに取り組んでいます。

今回の研究は、ポジティブな感情によって分泌されるオキシトシンに着目し、その量を肌状態・心理状態と組み合わせて多面的に検証したものです。

スキンケアによる心地よさなどの心理的な効果は、化粧品における「感性価値」と呼ばれますが、個人の主観に左右されるため、より客観的な評価が求められています。

2020年には細胞試験でオキシトシンが肌を美しくする可能性を示していましたが、人を対象とした試験では、オキシトシン量と肌状態・心理状態との関わりは明らかになっていませんでした。

 

オキシトシン量と心理状態・肌状態の関係

 

今回、30代~60代の一般人を対象に関係を調べたところ、オキシトシンが多い人ほど、アンケート時の「幸せな」という感情のスコアが高く、「ストレス」のスコアが低い傾向が確認されました。

肌状態についても、オキシトシンが多い人ほど、明るさ・なめらかさ・透明感・弾力が高く、赤みが少ないという、良好な傾向が認められました。

これらの結果から、オキシトシン量は心理状態だけでなく肌状態とも関連していることが示唆され、ノエビアグループはオキシトシンを心と肌をつなぐ“美肌ホルモン”として位置づけています。

 

4週間のスキンケア試験とハンドプレスの流れ

 

さらに、化粧液とクリームを4週間使用し、使用時に頬の内側・外側、額、顎へ手を当てるハンドプレスを行う試験で、スキンケア前後の変化を調べました。

試験で行ったハンドプレスは、頬の内側に5秒、頬の外側に5秒、額・顎に5秒の計15秒で、使用前と4週間後にオキシトシン量と心理状態を評価しています。

 

17項目の感情評価とオキシトシン変化の関係

 

17項目の感情をアンケートで評価した結果、4週間でオキシトシンが大きく増加した人ほど、「贅沢な」という感情のスコアも大きく増加する傾向が見られました。

評価した感情は、「わくわくした」「華やいだ」「夢中になる」「贅沢な」「熱中する」「眠い」「リラックスした」「幸せな」「リフレッシュした」「活力がわく」「不満な」「豪華な」「ときめいた」「楽しい」「心地よい」「満足な」「満たされた」の17項目です。

この結果は、スキンケア時に感じる贅沢な気分とオキシトシン量との関連を示すもので、肌に触れて自分の肌とじっくり向き合う行為が、贅沢な気分と関連している可能性が考えられます。

ノエビアグループは今後も「こころと肌の関係」の研究を進め、今回の研究成果を基礎化粧品の開発に応用します。

 

今回の研究は、毎日のスキンケアを肌のお手入れだけでなく、自分自身に丁寧に向き合う時間として見つめ直すきっかけになります。

 

※2020年の細胞試験に関する研究発表:“幸せな気持ちが肌を美しくする” 幸せホルモンがストレス老化を抑えることを発見 (IFSCC (国際化粧品技術者会連盟)第31回大会)

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