記事ポイント
- バンダイナムコエクスペリエンスの景品袋に、マスバランス方式のバイオマス・エボリューが採用されます。
- 主原料のバイオマス化に加え、従来品比15%以上の薄膜化も実現しました。
- CO2排出量は年間約211トンの削減見込みです。
バンダイナムコエクスペリエンスが全国のアミューズメント施設で配布する景品袋に、三井化学グループのプライムポリマーが製造販売するマスバランス方式のバイオマス・エボリューが採用されました。
原料の切り替えと薄膜化を組み合わせ、景品袋の機能を保ちながらプラスチック使用量とCO2排出量の削減を図ります。
バンダイナムコエクスペリエンス 景品袋 マスバランス方式によるバイオマス・エボリュー
- 導入開始:2027年1月より全国のアミューズメント施設で順次
- 主原料:マスバランス方式によるバイオマス・エボリュー(バイオマス特性100%割り当て。添加剤やインキ等の副原料を除く)
- 薄膜化:従来品比15%以上
- CO2削減見込み:年間約211トン
三井化学は、BePLAYERブランドのもとでバイオマスナフサによる誘導品の展開を拡大しており、今回の採用はその取り組みの一環です。

バンダイナムコエクスペリエンスは、従来の石油由来ポリエチレンの景品袋から、マスバランス方式でバイオマス特性を100%割り当てたバイオマス・エボリューを主原料に使う景品袋へ切り替えます。

袋の機能と強度を維持しながら、従来品と比較して15%以上の薄膜化を実現しており、主原料のバイオマス化との組み合わせでCO2排出量を年間約211トン削減できる見込みです。
石油ナフサに加えて植物性廃棄物をはじめとする再生可能資源を原料に活用するため、化石資源への依存低減と原料調達先の多様化にもつながります。

マスバランス方式は、バイオマス由来原料が石油由来原料と混合される工程で、投入量に応じて製品の一部にバイオマスの特性を割り当てる手法です。
石油由来のプラスチックと物性が変わらず、これまで難しかった素材でもバイオマス化が可能になる点が特徴で、三井化学グループでは約50の製品群でマスバランス方式によるバイオマス、ケミカルリサイクル由来製品の供給を実現しています(2026年11月現在)。
品質や機能性を保ちつつ化石資源由来プラスチックの使用を減らす景品袋は、アミューズメント施設での身近な場面からバイオマス化を広げる取り組みです。
三井化学とプライムポリマーは、マスバランス方式によるバイオマス製品の普及を通じ、カーボンニュートラル社会の実現への貢献を目指します。








