1年以上悩む40〜60代の働く女性の3人に2人が誰にも相談せず!MYLILY×わかもと製薬 更年期世代のデリケートゾーン調査

更年期世代のデリケートゾーン調査の表紙

記事ポイント

  • 40〜60代の働く女性の76.0%が悩みを経験
  • 1年以上悩む人の63.9%は誰にも相談せず
  • 進まない理由の最多は「病院に行くほどではない」

 

更年期専門オンライン診療を提供するMYLILYと、わかもと製薬が、40〜60代の働く女性を対象にしたデリケートゾーンの悩みの共同調査を発表しました。

10月18日の世界メノポーズデーにあわせた発表で、Web調査と、ケアに取り組む女性27名への個別インタビューの結果をまとめています。

 

目次

MYLILY×わかもと製薬 更年期世代のデリケートゾーン調査

 

更年期世代のデリケートゾーン調査の表紙

 

  • 調査主体:Web調査:わかもと製薬(集計・分析:MYLILY)/個別インタビュー:MYLILY・わかもと製薬
  • Web調査の対象:全国の40〜69歳の就業している女性。スクリーニング調査4,195名(うち設問への回答に同意した3,834名を集計)、本調査546名(悩みが1年以上続くと回答した人)
  • Web調査の方法・期間:インターネット調査(セルフ型アンケートツール「Fastask」)/2026年9月2日〜9月6日
  • 個別インタビュー:悩みを経て継続的なケアに取り組む40〜60代の女性27名/オンラインまたは電話の個別デプスインタビュー(1名あたり30〜60分)/2026年8月29日〜9月15日
  • 注記:割合は小数第2位を四捨五入。60代は77名のため参考値。個別インタビューは定性調査で、人数は統計的な代表性を示さず、特定製品の効果・効能を示すものではありません。

 

この調査は、更年期世代の働く女性が抱えるデリケートゾーンの悩みと、相談・ケアの実態を数字と当事者の言葉で明らかにしたものです。

40〜60代の働く女性の76.0%が悩みや不快感を経験し、悩みを持つ人の56.7%は3年以上、28.9%は10年以上悩み続けていました。

更年期障害の可能性を感じる女性は40代で28.3%、50代で38.3%ですが、医療機関で診断を受けた女性は40代で3.6%、50代で9.1%にとどまります(厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査」2022年)。

 

デリケートゾーンの悩みや不快感の経験を示すグラフ

 

悩みの内容は「かゆみ」51.4%、「におい」43.0%、「ムレ」38.1%、「おりもの」34.5%の順に多くなっています。

 

悩みを最初に感じてからの通算期間を示すグラフ

 

悩みを最初に感じてからの通算期間は「10年以上」が28.9%で最多で、40代でも27.3%が10年以上悩んでいます。

 

悩みによる日常生活や仕事への影響を示すグラフ

 

悩みが1年以上続く546名のうち58.1%が日常生活や仕事への影響を挙げ、「気分が沈んだ・自信が持てなくなった」は27.5%、「仕事中に気になって集中しづらかった」は25.1%でした。

集中力の低下・能率の低下・欠勤や早退のいずれかを経験した人は31.3%で、40代では69.1%が何らかの影響を、40.5%が仕事への影響を挙げています。

 

悩みを相談した相手を示すグラフ

 

相談した相手では「誰にも相談していない」が63.9%で、3人に2人にあたります。

相談相手として最多の婦人科医でも15.4%で、「SNS・インターネット上」の11.5%が「家族」の10.3%や「友人・知人」の8.1%を上回りました。

 

現在行っているデリケートゾーンのケアを示すグラフ

 

現在のケアは「特に何もしていない」が52.2%で、「専用ソープ・洗浄料」22.2%、「保湿ケア」14.5%が続き、「婦人科の受診」は7.3%でした。

相談もケアもしていない人は42.9%で、悩みが10年以上続く人では71.6%が誰にも相談せず、65.4%が何のケアもしていません。

 

年代別の影響と相談・ケア状況を示すグラフ

 

相談もケアも、40代から60代へと年代が上がるほど「誰にも相談していない」は58.0%、67.6%、74.0%、「特に何もしていない」は47.3%、54.6%、62.3%と高まります。

 

ケアや相談が進まない理由を示すグラフ

 

誰にも相談していない人などに理由を尋ねると、最多は「病院に行くほどではないと思う」の40.1%で、「恥ずかしくて調べたり相談したりしにくい」25.5%、「年齢によるものだと思う」25.3%が続きました。

生活や仕事に影響が出ている人でも44.8%が「病院に行くほどではない」と答えており、影響の有無と受診の判断が結びついていません。

 

デリケートゾーンケアについての考えを示すグラフ

 

ケアの必要性を感じながら「何をすればよいか分からない」22.0%、「後回しになっている」20.3%を合わせた42.3%が、きっかけを探している層でした。

この層は40代で50.4%と半数にのぼり、全体では「積極的にケアしたい」16.3%を加えた58.6%が前向きな意向を持っています。

 

個別インタビュー:悩みを経てケアに動き出した女性27名の声

 

Web調査の背景を確かめるため、継続的なセルフケアに取り組む40〜60代の女性27名に行った個別インタビューからは、3つの壁が浮かび上がりました。

1つ目は相談の壁で、27名のうち12名が悩みを誰にも相談したことがなく、13名が「言いにくい」「恥ずかしい」と語りました。

50代前半の方は「誰にも言えない。みんなはこんな思いをしていないんだろうと思っていたので。だけど調べていくうちに、みんな言えないだけなんだと分かりました」と話しています。

2つ目は医療との距離で、17名が婦人科や泌尿器科などを受診していましたが、加齢や更年期との関係といった原因の説明までは得られず、同じ不調を繰り返したという語りが複数ありました。

40代後半の方は「何科に行けばいいか分からない」と話しています。

3つ目は情報の壁で、14名がケアを始めるまで現在のセルフケアの選択肢があること自体を知りませんでした。

40代後半の方は「おりものの分泌の変化なども年齢とともに起こることを知らなかった。お医者さんから聞いて初めて分かったが、みんな知らないまま放置していると思います」と語っています。

 

各社のコメント

 

MYLILY代表取締役の山田真愛氏は、相談やケアが進まない最大の理由が「病院に行くほどではない」だったと述べています。

山田氏は、どのような状態なら受診を考えてよいのかという目安が知られないまま10年悩み続ける状況を変えたいとし、更年期を熟知した提携医師にオンラインで相談できる環境を通じて、悩みを我慢からケアへ移す入口をつくるとしています。

わかもと製薬は、「もっと早く知りたかった」「ケアの選択肢があることを知らなかった」という声が印象的だったとし、70年以上乳酸菌研究を続けてきた企業として、女性が正しい情報と選択肢に出会える環境づくりが重要だとしています。

同社は運営するフェムケア情報サイト「FEMeFREE PROJECT(フェミフリープロジェクト)」を通じて情報を届けていくとしています。

よくある質問

Q. MYLILYはどのようなサービスですか?

A. 更年期専門のオンライン診療プラットフォームです。

オンラインで健康保険証を提示・提出すると、保険適用で医師の診療、処方、お薬の受け取りまでをLINEで完結できます。

MYLILYは医療機関とユーザーをつなぐプラットフォームで、初診は令和5年(2023年)3月改訂の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」にもとづき、一定の条件を満たした方が利用できます。

 

40〜60代の働く女性の4人に3人が経験するデリケートゾーンの悩みは、長く続くほど相談もケアも進みにくいことが、今回の調査から見えてきました。

進まない理由の最多は「病院に行くほどではない」で、一方では4割超がケアのきっかけを探しています。

世界メノポーズデーを機に、悩みを年齢のせいと諦めず、相談やケアへ踏み出す入口づくりが目指されています。

 

世界メノポーズデーは、更年期に関する正しい知識を普及し、女性の健康増進を図るための国際的な記念日です。

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