記事ポイント
- 第十三回新潮ミステリー大賞優秀賞は駒津 慧さん『アイの捧げもの』
- 応募作232篇から選出
- 選評・抄録は発売中の小説新潮10月号に掲載
第十三回新潮ミステリー大賞の優秀賞に、駒津 慧さんの『アイの捧げもの』が決定しました。
最新AIと雪山のクローズド・サークルを掛け合わせたミステリです。
目次
第十三回新潮ミステリー大賞 優秀賞『アイの捧げもの』

- 主催・後援:主催:株式会社新潮社、後援:東映株式会社
- 選考委員:道尾秀介氏、湊かなえ氏
- 選評・抄録:発売中の小説新潮10月号に掲載
- 受賞作の刊行:単行本として新潮社より発売予定。贈呈式も開催予定
第十三回新潮ミステリー大賞の選考会が8月3日に行われ、駒津 慧さんの『アイの捧げもの』が優秀賞に決定しました。
全応募作232篇の中から選ばれた一作です。
舞台は、北海道積丹半島の雪山。北海道大学の研究施設「積丹先端システム実証フィールド」で、ある治験がおこなわれます。
内容は、最新AI「アイ」を用いて、参加者の中に潜む「AIに乗っ取られた人物」をほかの参加者が見抜けるかを実験するものです。
「身体に害はない」と説明を受けて十人の学生が参加しますが、三日目の朝に研究員全員が死体で発見されます。
すでに「AIが操る参加者」も存在するため、犯人が人間なのかAIなのかすら確信が持てません。吹雪で〈クローズド・サークル〉となった施設内で、極限のサバイバルが幕を開けます。
王道の本格ミステリに最新AIを掛け合わせた一作。道尾秀介さんと湊かなえさんも、題材の魅力と駒津さんの筆力を信じて優秀賞に選びました。
最終候補作4篇は、東映での映像化が検討されます。

著者の駒津 慧(こまつ・けい)さんは1986年生まれ。システムエンジニアで、静岡県在住です(応募時は小松 結呂)。








