記事ポイント
- Omen44、2026年9月8日に新曲『I Need Love』をリリース
- ゴスペル調で「愛」がテーマの楽曲、ニューアルバム『u.s.』の先行シングル第3弾
- DJ YO-HEI a.k.a.PEIのスクラッチを楽曲に採用
Omen44は、2026年9月8日にニューアルバム『u.s.』から先行シングル第3弾となる『I Need Love』をリリースしました。
本作は、アメリカ社会に鋭く切り込んだ先行シングル第1弾・第2弾から一転し、「愛」をテーマにしたゴスペル調の楽曲です。
Omen44『I Need Love』

- 配信日:2026年9月8日
- 収録アルバム:『u.s.』
- リリース区分:先行シングル第3弾
先行シングル第1弾・第2弾では、自らが移民であるというリスクを顧みず、アメリカ社会に鋭く切り込んだ作品を発表してきました。
今作『I Need Love』は一転して「愛」をテーマとし、ヒップホップでは珍しいメジャーコードを使用したゴスペル調の曲調で制作されています。
「ゴスペル」は、アメリカの黒人奴隷の歴史にルーツを持つ音楽で、神への信仰とともに、過酷な現実を生き抜くための希望と人間への深い「愛と救い」を歌い繋いできました。
Omen44は、国家という巨大なシステムの中でサバイブする個人のリアルな姿として、移民という立場でのアイデンティティの喪失、いじめ、低賃金労働、自らもSNSの奴隷となっていることなどを曝け出しています。
「愛」は、その不条理を乗り越えるための唯一の「答え」であることを訴えています。
時代を超えて愛され続ける不朽の愛の歌をサンプリングソースに選び、音楽で世界を変えようとしたレジェンド達のスピリットや愛にも敬意を払っています。
楽曲には、日本で活躍するDJ YO-HEI a.k.a.PEIによるスクラッチという伝統的な技法が取り入れられています。
スクラッチとは、高価な楽器を買う余裕がなかったNYの貧困層の若者たちが、親の古いレコードや安価なオーディオ機材を駆使して生み出した、ヒップホップを象徴する技術です。
貧困や差別、暴力といった社会問題に声を上げ、コミュニティの現実を表現する文化として生まれた「ヒップホップ本来の精神」へと回帰しながら、人間本来の繋がりや「愛」の本質、愛の必要性が伝わる楽曲となっています。
Omen44 プロフィール

- 活動拠点:アメリカ・ニューヨーク
Omen44は、幼少期から11歳までをアメリカ・テキサス州で過ごした後、日本に帰国しました。
多感な時期にヒップホップと出会い、自らもラップを始めました。
神戸を拠点に活動する中でDJ KRUSHに影響を受け、トリップホップの聖地であるイギリスを訪れました。
ヒップホップのオリジネーターであるアメリカ黒人のカルチャーを追求するため、19歳で単身アメリカへ戻り、ニューヨークへ渡りました。
ヒップホップの現場である黒人コミュニティーと真剣に向き合うため、リリックはすべて英語で統一しています。
また、彼らと深い関わりがある5パーセンターズの一員となりました。
Smif-n-Wessun、Sadat X、Craig G、Camp Loなどとの共作や、Large Professor、Marley Marlからの楽曲提供を受けるなど、世界的に知られるアーティストたちからも信頼を集めています。
黎明期の日本語ラップシーンに大きな影響を与えたレジェンドBuddha Brandファミリーや、MEGA-G、元BAD HOPのYzerrともつながりを持っています。
日本人とローカルアーティストをつなぐイベントの開催や、能登半島地震の被災者への募金活動など、日本とニューヨークの架け橋として双方のコミュニティーに貢献しています。
『I Need Love』は、ニューアルバム『u.s.』における先行シングル第3弾として、Omen44の音楽的な変化を伝える一曲です。
ゴスペル調のサウンドとスクラッチの技法を通じて、ヒップホップの歴史的背景に触れられる作品です。
移民としての経験を経てきたOmen44の視点から、「愛」というテーマに向き合う楽曲です。








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