記事ポイント
- 滋賀県立陶芸の森「特別展『シガラキ・ニューウェーブ:ひろがる創造のいま』」
- 17名の作家による陶芸・彫刻・絵画など多彩な表現を紹介
- 作家自身のエッセイと写真で「信楽・伊賀」との関わりをたどれる
滋賀県立陶芸の森「特別展『シガラキ・ニューウェーブ:ひろがる創造のいま』」は、2026年9月12日から信楽・伊賀を拠点に国内外で活動する17名のアーティストによる作品約140件を紹介します。
陶芸にとどまらず彫刻や絵画、インスタレーションへと広がる表現を通して、産地の素材や技術、人とのつながりが生む創造の「いま」をたどります。
会場は滋賀県立陶芸の森 陶芸館で、会期は2026年12月13日までとなります。
滋賀県立陶芸の森「特別展『シガラキ・ニューウェーブ:ひろがる創造のいま』」

- 会期:2026年9月12日(土)~12月13日(日) ※月曜休館(9月21日・10月12日・11月23日は開館し、9月24日・10月13日・11月24日は振替休館)
- 会場:滋賀県立陶芸の森 陶芸館
- 観覧料:一般1,100円(880円)、大学生880円(700円)、高校生以下無料 ※( )内は20人以上の団体料金
- 主催:滋賀県立陶芸の森
- 後援:滋賀県教育委員会、甲賀市、京都新聞、NHK大津放送局
- 協力:京セラ、大塚オーミ陶業、信楽窯業技術試験場、甲賀バラス
- 助成:三菱UFJ信託地域文化財団
- 出品作家・出品作品:17人/約140件
特別展「シガラキ・ニューウェーブ:ひろがる創造のいま」は、2010年以降に信楽・伊賀で顕著となった創作の動きを捉え、同地域を拠点に国内外で活動する17名のアーティストによる作品約140件を紹介する展覧会です。
会場の滋賀県立陶芸の森は、やきものに適した土や長年培われてきた焼成技術、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)などの創作環境を備え、産地の素材や風土、人とのつながりから生まれる多様な表現を紹介します。
序章 ニューウェーブI「信楽から派生する新たな創造」

- 日時:上田勇児《Untitled》(2026年)
- 日時:谷穹《信楽壷》(2026年)
- 価格:山田洋次《スリップ楕円鉢》(2026年)
序章「ニューウェーブI 信楽から派生する新たな創造」には上田勇児さん、谷穹さん、山田洋次さんが出品し、信楽から派生した新たな創造の起点を伝えます。
土の質感や釉薬の表情をそのまま生かした造形から、産地の技術に根ざした表現の広がりを見ることができます。
第1章 ニューウェーブII「産地と協働する創造」

- 日時:今野朋子《土から咲く-生の泉》(2026年、部分)
- 日時:桝本佳子・金理有《トンビ/壺》《カモメ/壺》(2021年)
- 場所:金理有《煌金彩線刻御社宮司入道》(H165cm)
第1章「ニューウェーブII 産地と協働する創造」では、今野朋子さん、桝本佳子さん、金理有さんが、製陶所や企業、職人との協働から生まれた表現を紹介します。
長い窯業の歴史のなかで培われてきた地域の力に注目し、アーティストが産地の素材や技術、人と出会いながら制作へと読み替えていく姿がたどれます。
第2章 ニューウェーブIII「世界にひらく創造」

- 日時:安永正臣《タイルの器》(2026年)
- 岩村遠《Neo Jomon:Still Dreaming Girl》(2026年)
- 日時:橋本知成《Untitled》(2026年)
- 日時:尾花友久《煉瓦》(2021年、部分)
- 日時:尾花智子《十升瓶(19~99)》(2010~2026年)
第2章「ニューウェーブIII 世界にひらく創造」には、安永正臣さん、岩村遠さん、橋本知成さん、尾花友久さん、尾花智子さんの5名が出品し、信楽・伊賀を拠点に世界へ向けて表現を広げる作家の作品が並びます。
釉薬のひび割れや粒状の骨材が付着したざらつく表面など、産地ならではの素材感を近くで見ることができます。
第3章・第4章 ニューウェーブIV「ひろがる創造」/V「産地に根ざす新たな実践」

- 日時:北川宏人《CU2602-blueブルー》(2026年)
- 日時:梅津庸一《花粉濾し器》(2021年、技術協力|奥田文悟・丸倍製陶)
- 日時:安藤祐輝《Untitled》(2026年)
- 日時:田尾晃《Sou》(2026年)
- 日時:天野靖史《橋に向かうために》(2026年)
鈴木由衣《Attempting the impssible 壺》(個人蔵)
第3章「ニューウェーブIV ひろがる創造」には北川宏人さんと鈴木由衣さんが出品し、続く第4章「ニューウェーブV 産地に根ざす新たな実践」には梅津庸一さん、安藤祐輝さん、田尾晃さん、天野靖史さんが名を連ねます。
梅津庸一さんの作品は奥田文悟さんと丸倍製陶の技術協力によって制作されており、産地の職人と作家が協働する関係も見どころのひとつです。
素材・技術・人とのつながりが生む表現

本展では、土や焼成技術、製陶所や企業、職人との協働など、長い窯業の歴史のなかで培われてきた地域の力にも注目します。
アーティストが産地の素材や技術、人と出会い、それぞれの制作へと読み替えていく姿を、幾何学的な面取りや質感の対比といった造形を通してたどることができます。
作家自身の言葉と写真でたどる「信楽・伊賀」

出品作家それぞれが、信楽・伊賀との関係を綴ったエッセイと写真を作品とともに展示します。
この土地との出会いや記憶、制作へとつながる経験を通して、作品の背景にある一人ひとりの「信楽・伊賀」をたどることができます。
関連行事とワークショップ

- 対話の森「産地の現在とこれから(仮)」:2026年11月22日(日)14時~、信楽産業展示館 信楽ホール、参加無料
- 出品作家・梅津庸一による町内展示:2026年9月5日(土)~24日(火)、カフェ&ギャラリー陶園
- 担当学芸員によるギャラリートーク:9月27日(日)・10月25日(日)・11月29日(日) 各13時30分~、申込不要・入場券要
信楽の窯元・工房見学およびアーティストトーク
大塚オーミ陶業のショールーム&信楽窯業技術試験場見学
親子向けワークショップ「みんなで土の巣をつくろう」:11月8日(日)、講師=岩村遠さん、陶芸の森 信楽産業展示館 創作スペース
親子向けワークショップ「スリップウェアの技法でうつわをつくる」:11月22日(日)、講師=山田洋次さん、陶芸の森 信楽産業展示館 創作スペース
同時開催 陶芸館ギャラリー「AIR―名品セレクション展I・II・III」:2026年9月12日(土)~12月13日(日)、入場無料
会期中は、対話の森「産地の現在とこれから(仮)」をはじめ、信楽の窯元・工房見学、大塚オーミ陶業のショールームや信楽窯業技術試験場の見学など、産地を体感できる関連行事が予定されています。
親子向けワークショップやギャラリートークも用意され、出品作家・梅津庸一さんによる町内展示、陶芸館ギャラリー「AIR―名品セレクション展I・II・III」の同時開催もあわせて楽しめます。
信楽・伊賀の土と技術、人とのつながりが生んだ17名の表現を、会場でじっくり見比べられます。
作家自身のエッセイと写真が添えられ、それぞれの「信楽・伊賀」との関わりを知る手がかりになります。
親子向けワークショップやギャラリートークも用意され、家族での参加も楽しめます!
滋賀県立陶芸の森「特別展『シガラキ・ニューウェーブ:ひろがる創造のいま』」の紹介でした。
よくある質問
特別展「シガラキ・ニューウェーブ:ひろがる創造のいま」はいつからいつまで開催されますか?
2026年9月12日(土)から12月13日(日)まで、滋賀県立陶芸の森 陶芸館で開催されます。
月曜日は休館ですが、9月21日・10月12日・11月23日は開館し、翌日以降に振替休館となります。
観覧料はいくらですか?
一般1,100円(20人以上の団体は880円)、大学生880円(団体700円)で、高校生以下は無料です。
出品作家は何人で、どのような作品が並びますか?
信楽・伊賀を拠点に活動する17名の作家による約140件の作品が並び、陶芸だけでなく彫刻や絵画、インスタレーションまで幅広い表現を見ることができます。
関連行事にはどのようなものがありますか?
2026年11月22日には対話の森「産地の現在とこれから(仮)」が信楽産業展示館 信楽ホールで無料開催されるほか、親子向けワークショップやギャラリートークも予定されています。








