約100点の茶道具が集結!ハウステンボス美術館「OTEMAE~ブロムホフ 茶道を愛した異邦人~」

ハウステンボス ハウステンボス美術館「OTEMAE~ブロムホフ 茶道を愛した異邦人~」

「憧れの異世界。」をブランドに掲げる長崎県のテーマパークリゾート「ハウステンボス」

ハウステンボスにある、オランダ王室公認の宮殿「パレス ハウステンボス」内のハウステンボス美術館にて「OTEMAE~ブロムホフ 茶道を愛した異邦人~」が開催されます。

 

目次

ハウステンボス ハウステンボス美術館「OTEMAE~ブロムホフ 茶道を愛した異邦人~」

 

ハウステンボス ハウステンボス美術館「OTEMAE~ブロムホフ 茶道を愛した異邦人~」

画像提供:ハウステンボス

 

開催期間:2026年11月13日(金)~2027年2月21日(日) (97日間)
※2027年1月12日(火)~1月15日(金)はハウステンボス休園に伴い休館

会場:ハウステンボス美術館(パレス ハウステンボス内)

開催時間:10時~18時(最終入館は30分前)※ハウステンボスの営業時間やイベント開催により変動あり

主催:ハウステンボス株式会社、日本経済新聞社

特別協賛:ヤマト運輸株式会社

協賛:FWD生命保険株式会社、西日本新聞社、株式会社文明堂総本店、株式会社ジャパネットホールディングス、コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社、日本航空株式会社

後援:オランダ王国大使館、長崎県、長崎県教育委員会、佐賀県、佐賀県教育委員会、佐世保市、佐世保市教育委員会、遠州茶道宗家、(公財)小堀遠州顕彰会、遠州流茶道連盟九州地区

企画協力:茶の文化フォーラム株式会社、株式会社GSTYLE

特別協力:オランダ世界文化博物館

 

オランダ国王に披露された世界最初の日本コレクションが、オランダ国立世界文化博物館をはじめとする関係機関の協力のもと、約200年ぶりに日本へ里帰りする「OTEMAE~ブロムホフ 茶道を愛した異邦人~」

会場は、オランダの宮殿を忠実に再現した「パレス ハウステンボス」内のハウステンボス美術館です。

約100点の茶道具をはじめ、奇跡的に現存する最古の碾茶(抹茶の原料)「初昔(はつむかし)」など、江戸時代の茶の湯の歴史を語る貴重な品々が一堂に公開されます。

20年以上にわたり構想されてきた、日本の茶文化に魅せられた一人の異邦人、ヤン・コック・ブロムホフのコレクションを通じて日本文化を再発見するとともに、江戸時代の「生きた茶の湯」の世界を体験できる展覧会です。

 

1817年から6年間にわたり長崎・出島のオランダ商館長(カピタン)を務めた人物であるヤン・コック・ブロムホフ。

彼は日本文化に深い理解を示し、とりわけ茶道に深く魅せられました。

オランダ国立世界文化博物館(旧・国立ライデン民族学博物館)に収蔵される彼のコレクションには、実際の茶会をそのまま再現できるほど体系的に揃えられた茶道具が残されています。

それらは権威ある名物や献上品ではなく、江戸時代後期の日常の茶の湯で用いられた道具が中心であり、当時の「生きた茶の湯」を約200年の時を超えて伝える、まさにタイムカプセルともいえる存在です。

さらに、オランダ国王への献茶を彷彿とさせる真台子・皆具の一式、帰国の餞別として贈られ長い航海でも茶を楽しんだことを物語る茶箱、そして茶の湯を母国へ伝えるために特注された「茶人人形」など、一つひとつの道具がブロムホフの茶への深い情熱を今に伝えています。

ブロムホフは茶の湯そのものをヨーロッパへ伝えようとしました。

こうした足跡から、ブロムホフは西洋人として最初の「茶人」と称すべき人物であるといえるでしょう。

長崎・出島の商館長ブロムホフがコレクションした茶道具約100点の見どころと、異国趣味を取り入れ、江戸時代に新しい“美意識”をもたらした「遠州流茶道」を紹介していきます。

 

《もう一つの茶人伝/茶道を愛した異邦人》出島オランダ商館長ブロムホフのOTEMAEとその熱き心

 

天目茶碗1800-1823

天目茶碗1800-1823
画像提供:ハウステンボス

 

一人のオランダ商館長・ブロムホフは、日本の茶文化に深く魅せられました。

彼が持ち帰ったのは、単に美しい茶碗や道具類だけではありません。

 

茶葉(初昔)1820

茶葉(初昔)1820
画像提供:ハウステンボス

 

点前の所作や心得を深く理解し、その精神性ごと母国へ伝えようとした痕跡が、約100点のコレクションの随所に残されています。

 

茶人人形1800-1823

茶人人形1800-1823
画像提供:ハウステンボス

 

実際に茶会を再現できるほど体系的に収集された茶道具や「茶人人形」を一堂に展示。

かつてブロムホフが 眼差しを向けた、江戸時代の茶道の世界を紹介します。

 

《異邦人が感銘した日本文化》ブロムホフ以外にもシーボルトとフィッセルが愛した美しき日本

 

提重1800ー1826

提重1800ー1826
画像提供:ハウステンボス

 

日本の茶道や文化に魅せられたオランダ人は、ブロムホフだけではありません。

出島オランダ商館の医官シーボルトは、日本の自然や文化を科学者の視点から調査するとともに、日本で飲まれていたさまざまな茶葉をヨーロッパへ持ち帰りました。

 

左:茶葉(今出川)江戸時代 右:茶葉(老同茶)1823-1829

左:茶葉(今出川)江戸時代 右:茶葉(老同茶)1823-1829
画像提供:ハウステンボス

 

その代表が「上喜撰(じょうきせん)」です。

ペリー来航を詠んだ「泰平の眠りを覚ます上喜撰 たった四杯で夜も寝られず」という狂歌によっても知られるこの銘茶は、江戸時代を代表する高級茶の一つでした。

 

炭斗1800-1829

炭斗1800-1829
画像提供:ハウステンボス

 

本展では、「上喜撰」をはじめ、シーボルトが持ち帰った貴重な茶葉を観覧できます。

また、商館員フィッセルは、ブロムホフのコレクションには見られない希少な陶磁器や、日本人の暮らし、年中行事などを体系的に収集し、日本文化の魅力をヨーロッパへ伝えました。

三者三様、異なる眼差しで切り取られた江戸時代の日本文化の魅力が楽しめます。

 

《遠州流茶道》小堀遠州とオランダ そして現在から未来へ

 

和蘭陀筒茶碗

和蘭陀筒茶碗
画像提供:ハウステンボス

 

本展では、440年の歴史を持つ遠州流茶道とオランダとの深い関わりについてもご紹介。

江戸時代前期を代表する大名茶人であり、海外からもたらされた陶磁器や異国趣味の茶道具にも高い関心を寄せ、その美を積極的に茶の湯へ取り入れながら、「綺麗さび」と呼ばれる独自の美意識を確立した流祖・小堀遠州。

その背景には、オランダ商館を通じてもたらされた舶来文化の存在がありました。

 

小堀遠州筆 消息 長崎代官 末次平蔵宛の掛軸

小堀遠州筆 消息 長崎代官 末次平蔵宛の掛軸
画像提供:ハウステンボス

 

本展では、遠州流茶道に伝わるオランダゆかりの茶道具や資料を展示し、遠州をはじめ当時の茶人たちが異国の美に見出した魅力を探ります。

さらに、遠州流茶道十三世家元・小堀宗実宗匠がオランダで制作された好み物や、オランダの器物を見立てた茶道具もあわせて展示し、江戸時代から現代へと続く日蘭交流の歴史が観覧できます。

 

《ハウステンボス コレクション》オランダから日本へ、日本からオランダへ

 

ヤン・アセレインの肖像」 レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン 1647年

「ヤン・アセレインの肖像」 レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン 1647年
画像提供:ハウステンボス

 

17~19世紀、出島を舞台に日本とオランダの間で人やモノ、文化が行き交いました。

 

色絵藤文双耳壺 伊万里 18世紀

色絵藤文双耳壺 伊万里 18世紀
画像提供:ハウステンボス

 

本展では、ハウステンボスが所蔵する当時のオランダの民具や絵画、工芸品、衣装などを幅広く展示。

 

色絵松竹梅文角瓶 伊万里 18世紀

色絵松竹梅文角瓶 伊万里 18世紀
画像提供:ハウステンボス

 

ブロムホフらが生きた時代のヨーロッパの暮らしや美意識に触れながら、海を越えて結ばれた日本とオランダの歴史を感じられる展覧会です。

 

⽇蘭交流の記憶―日本初公開、川原慶賀筆「ブロムホフ家族図」修復プロジェクト

 

ブロムホフ家族図1817-1818

ブロムホフ家族図1817-1818
画像提供:ハウステンボス

 

このブロムホフ家族図は、世界初公開となる、かけがえのない時間をとどめた一枚。

世界に数点しか現存しないブロムホフ家族図の中でも、本作品は川原慶賀が最初に描いた作品と考えられ、その後に制作された家族図の原点ともいえる極めて貴重な作品です。

当時、日本は鎖国下にあり、外国人の滞在には厳しい制限が課され、とりわけ女性や子どもの入国は認められていませんでした。

ブロムホフと共に来日したブロムホフの妻ティティアと幼い息子ヨハネスも、わずか三か月後には幕府の命により帰国を余儀なくされます。

本作品は、その短くも幸福な家族のひとときを描きとめた、歴史の証人ともいえる一枚です。

今回、ライデン世界博物館の新収蔵品となった本作品を京都で修復し、修復後初めて、ハウステンボスで世界初公開されます。

 

体験イベント:遠州流茶道による特別茶会

 

遠州流茶道による特別茶会

画像提供:ハウステンボス

 

料金: 無料 (別途ハウステンボスの入場パスポートが必要)

日程:
2026年11月13日(金)、21日(土)、22日(日)、12月19日(土)、20日(日)
2027年1月16日(土)、17日(日)
※予告なく変更になる場合があります。来場前に公式サイトを確認ください

会場: ハウステンボス美術館(パレス ハウステンボス内)

 

本展の開催に伴い、パレス ハウステンボス内にて遠州流茶道による特別茶会を開催。

椅子とテーブルを用いる立礼(りゅうれい)席(※)形式のため、茶道に馴染みのない方やお子さんまで、どなたでも気軽に楽しめます。

ブロムホフが魅せられた茶の湯の世界に触れながら、ゆったりとしたひとときが過ごせる特別企画です。

(※)立礼席(りゅうれいせき):椅子とテーブルを使ってお茶を点てたり、いただいたりする茶道の形式(立礼式)のことです。正座をする必要がないため、足腰に負担がかからず、和服でも洋服でも気軽に本格的なお茶を楽しめるのが特徴です

 

入館特典

 

期間中、本展に来場されたゲストに「綾鷹カフェ 濃い抹茶ラテ」を先着で無料配布。

詳細は後日、公式WEBサイトで公開されます。

 

約100点の茶道具をはじめ、奇跡的に現存する最古の碾茶(抹茶の原料)「初昔(はつむかし)」など、江戸時代の茶の湯の歴史を語る貴重な品々を一堂に公開。

ハウステンボス美術館にて2026年11月13日より開催される「OTEMAE~ブロムホフ 茶道を愛した異邦人~」の紹介でした。

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