福島の若者5名が語る「福島の今」、なすびさんも登壇!環境省「ぐぐるプロジェクト」ふくしまメッセンジャーズ全国イベント

なすびさんとふくしまメッセンジャーズの対談

記事ポイント

  • イオンモールむさし村山で5名のメンバーが来場者と対話
  • ブースに約150名が来場、なすびさんのトークも実施
  • 11月は埼玉大学の学園祭『第77回むつめ祭』に出展予定

 

環境省「ぐぐるプロジェクト」の一環で活動する福島の若者チーム「ふくしまメッセンジャーズ」の今年度第1弾の全国イベントが、イオンモールむさし村山で開かれました。

福島で暮らす学生や社会人5名が来場者一人ひとりと向き合い、自分たちの言葉で「福島の今」を伝えています。

ステージには福島市出身の俳優・タレントのなすびさんが登壇し、若者が発信する意義を語りました。

 

目次

環境省「ぐぐるプロジェクト」ふくしまメッセンジャーズ全国イベント

 

  • 開催日:2026年10月17日(土)
  • 会場:イオンモールむさし村山(東京都武蔵村山市)
  • 参加メンバー:ふくしまメッセンジャーズ5名
  • ブース来場者:約150名
  • 次回:11月、埼玉大学の学園祭『第77回むつめ祭』に出展予定。その後も全国各地の商業施設や学校で順次開催予定で、出展日などの詳細は決定次第の案内

 

「ぐぐるプロジェクト」は、放射線の健康影響に関する正しい理解を広げ、風評や差別・偏見の解消を目指す環境省の取り組みです。

「ふくしまメッセンジャーズ」は、福島で暮らす・学ぶ・働く10~30代の若者が、自ら学び自分の言葉で発信する活動として2024年に発足し、今年度で3期目を迎えました。

全国イベントは、福島のグルメや観光といった身近な話題や自分自身の経験を入口に来場者と対話し、「福島の今」とその先にある放射線の健康影響についての正しい情報を伝える場です。

東京電力福島第一原子力発電所の事故から15年がたち、福島から離れた地域では当時の情報や記憶が更新されないまま風化しつつあります。

一方的に伝えるだけでは届きにくいため、等身大の言葉で共感を生み、不安や誤解から生じる風評、差別・偏見をなくすことを目指しています。

 

ぐぐるプロジェクトのイベントブース

 

ブースでは、メンバーのアイデアによる武蔵村山市と福島市の共通点を紹介するパネルの展示や記念品を用意し、買い物途中の人にも関心を持ってもらえる工夫が凝らされました。

来場者には福島県出身の人や東北にゆかりのある人も多く、ふるさとへの思いに共感する声や、放射線の健康影響についての質問・感想が寄せられました。

メンバーからは「直接お話しすることで、福島のことを自分ごととして受け止めてもらえると感じた」という声があがりました。

メンバー紹介ステージでは、活動に参加したきっかけや、フィールドワークで目の当たりにした震災当時の出来事、復興に向けて歩む人々の思いが語られました。

メンバーは今年9月、福島県の双葉地域で1泊2日のフィールドワークを行い、震災の伝承施設の見学や語り部の講話、復興の現場で挑戦する人たちとの対話を通じて、震災と放射線について学んでいます。

あるメンバーは「フィールドワークで震災の出来事や現地の方の話を聞き、事実を身近に感じた。福島の今をもっと多くの人に知ってほしいという思いが強くなった」と語りました。

 

なすびさんとふくしまメッセンジャーズの対談

 

トークセッションには、東日本大震災後に福島をはじめ全国の地震被災地等で復興応援を続ける福島市出身のなすびさんが登場し、足を止める買い物客で用意した客席を上回る観客が集まりました。

なすびさんは、震災直後から福島の農作物の販売を応援してきた経験を振り返り、当時の風評被害の実態を語りました。

後半にはメンバーも登壇し、なすびさんは長く復興の呼びかけを続けてきた“先輩”として、「情報は、誰がどういう立場で発信するかが大事。環境省や僕が伝えても『本当なの?』と思われるかもしれない。フォロワーの数ではなく、福島に今暮らす若者の生の声だからこそ届くものがある」と語りました。

1年目の田口さんは「東京でも、福島出身の方や福島とつながりのある方に多く出会い、福島の話題で会話が広がる場面がありました。一方で、相手の関心に合わせて話題を広げる難しさも実感しました。次のイベントでは、事前にその地域に関する知識なども準備したうえで、より多くのことを自分の言葉で届けられるようになりたいです。」と話しています。

3年目の佐藤さんは「福島出身の方でも、東京で暮らしていると福島の情報がなかなか届かなくなるのだと気づかされました。福島では、目に見えないところでも復興に向けたさまざまな取り組みが進んでいる状況を、どうすれば身近な話題として受け止めてもらえるのかを考えるきっかけになりました。」と話しています。

11月の全国イベントは、埼玉大学の学園祭『第77回むつめ祭』に出展予定で、メンバーと同世代の大学生をはじめ地域の人々に向けて福島の若者が「福島の今」を伝えます。

その後も全国各地の商業施設や学校で順次イベントが予定され、出展日などの詳細は決まり次第案内されます。

 

若者が等身大の言葉で「福島の今」を届けるふくしまメッセンジャーズの全国イベントは、11月の埼玉大学『第77回むつめ祭』へと続きます。

 

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