記事ポイント
- 就業者の87.2%が登録時の居住都道府県以外で就業
- 都市部在住者の72.9%が地方で就業、全年代で7割超
- 全就業の68.7%が延長・リピート
ダイブグループの「関係人口 定点レポート 2026年夏季」は、リゾートバイトの就業データから関係人口の実態を集計した初回レポートです。
対象は2026年7月〜9月の就業で、居住地外への就業割合、延長・リピート率、就業先、職種、性別、年代を示します。
夏季(毎年10月発表)と冬季(毎年4月発表)の年2回、同じ定義で集計して公開されます。
ダイブグループ 関係人口 定点レポート 2026年夏季
- 調査名称:関係人口定点レポート2026年夏季
- 対象期間:2026年7月〜9月
- 対象:ダイブが運営する観光HR事業(リゾートバイト)を通じて対象期間に就業した方
- 集計方法:同社の就業データを集計。性別・年代・登録時の居住都道府県・居住都道府県以外での就業・地方での就業は人数ベース、就業先・職種・就業の種別はのべ件数ベース
- 集計・発表:ダイブグループ
- 公開頻度:夏季(7〜9月、毎年10月発表)と冬季(1〜3月、毎年4月発表)の年2回
- 用語の定義:都市部は東京圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)、名古屋圏(愛知県・岐阜県・三重県)、大阪圏(大阪府・兵庫県・京都府・奈良県)の3大都市圏11都府県。地方は都市部以外の36道県。地方ブロックは北海道、東北、関東、中部、近畿(三重県を含む)、中国・四国、九州・沖縄の7区分。登録時の居住都道府県はリゾートバイトダイブへの登録時のもの。居住都道府県以外で就業した人/地方で就業した人は、対象期間中に該当する就業が1件以上ある人で、居住地が海外・不明の方は分母から除外。年代はデータ抽出時点の年齢。
- 注記:割合は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります
ダイブグループ(東京都新宿区)が、グループ会社のダイブが運営する観光HR事業(リゾートバイト)の就業データをもとにした「関係人口 定点レポート 2026年夏季」をまとめました。
リゾートバイトは、旅館・ホテルや観光施設に住み込みで一定期間働く就業形態で、居住地とは異なる地域で暮らしながら働き、延長や再就業を通じて地域との関わりを重ねられます。
総務省が2026年3月に「ふるさと住民登録制度」のガイドラインを公表し、年度内の制度開始に向けて準備を進めるなど、居住地以外の地域に継続的に関わる関係人口を可視化する動きが進んでおり、本レポートは就業者が「どこから、どのように地域と関わったか」を定点で記録します。
調査サマリーは、就業者の87.2%が居住都道府県以外で就業、都市部在住者の72.9%が地方で就業(年代別でもすべて70%超)、全就業の68.7%が延長・リピート(30代以上では就業の大半)の3点です。

国内在住の就業者のうち、登録時の居住都道府県以外で就業した割合は87.2%でした。

登録時の居住区分別では、都市部在住者が93.2%、地方在住者が82.3%で、地方在住者でも多くが居住都道府県とは異なる地域で働いています。
住み込みで一定期間滞在する形態が、居住地以外の地域と関わる入り口になっていると考えられます。

登録時の居住都道府県が都市部の就業者では、地方で就業した人が72.9%、都市部でのみ就業した人が27.1%でした。

年代別では10代70.6%、20代72.7%、30代71.3%、40代73.8%、50代77.8%、60代以上81.8%で、いずれも7割を超えています。

期間中のすべての就業の種別は、リピート35.3%、延長33.4%、新規31.3%で、延長とリピートを合わせると68.7%です。

延長・リピートの割合は、10代27.3%、20代63.9%、30代77.1%、40代80.5%、50代77.9%、60代以上84.1%で、30代以上では就業の大半を占め、概ね年代が上がるほど高い傾向です。

就業先の地方ブロックは中部が28.0%で最多で、関東18.9%、近畿14.9%、九州・沖縄14.6%、北海道13.2%と続き、中国・四国は5.2%、東北は5.1%でした。
山岳・高原リゾートや温泉地を抱える中部が最多となる一方、北海道や九州・沖縄など就業先は全国に分散しています。

職種はレストランサービス21.5%、館内全般業務15.1%、フロント・ベル10.8%、調理補助9.3%、バイキングレストランサービス8.3%の順です。
職種の6位以下は、裏方全般5.1%、清掃4.3%、売店・販売3.0%、その他リゾートバイト2.6%、ナイトフロント2.5%です。

就業者の性別は女性53.9%、男性46.0%、自由記述0.1%です。

就業者の年代は20代が57.2%で最多で、30代21.1%、40代9.9%、50代6.6%の順です。
10代は3.3%、60代以上は2.0%でした。
リゾートバイトの就業データから、住み込みの短期就業が居住地外の地域との関わりを生み、延長やリピートで継続的な関係へ広がる様子が数字で示されています。
同じ定義で年2回集計されるため、今後は季節ごとの変化を追える定点データとして蓄積されます。
出典:総務省「ふるさと住民登録制度ナビ」
株式会社ダイブグループ調べ








