記事ポイント
- 2026年5月以降、3誌の論文でCloud-Cloneの抗体が検証に使用
- CRAT抗体はWB、C3a抗体と14種の抗体はIHCで活用
- 自社保有のオリジナル抗体は27,000種類超
生命科学研究ツールを手がけるCloud-Clone Corp.は、同社の抗体が「Nature」「Cancer Cell」「Advanced Science」の3誌に掲載された論文で使われたと発表しました。
米国、中国、インドの独立した研究グループが2026年5月以降に発表した研究で、腫瘍免疫、代謝、腸脳軸というそれぞれ異なるテーマの検証に用いられています。
Cloud-Clone Corp.の研究用抗体 3誌掲載論文での採用事例

- 掲載誌:Nature、Cancer Cell、Advanced Science
- 研究グループ:米国、中国、インドの独立した研究グループ
- 発表時期:2026年5月以降
- 提供企業:Cloud-Clone Corp.(本社:米国ヒューストン、生産拠点:中国武漢経済技術開発区輸出加工区内)
- 設立:2009年6月16日
3件の研究は、腫瘍免疫、代謝リプログラミング、腸脳軸という異なる最先端テーマを扱っています。
いずれの研究でも、Cloud-Cloneの抗体が主要な検証試薬として採用されました。
Nature掲載の代謝研究:CRATポリクローナル抗体(PAC400Mu01)
- 発表日:2026年5月27日
- 研究チーム:米国ウィスコンシン研究所とピッツバーグ大学の共同チーム
- 使用抗体:Cloud-Clone CRATポリクローナル抗体(PAC400Mu01)
- 手法:ウエスタンブロット
この研究は、α-ケトグルタル酸(αKG)がカルニチンのde novo合成を誘導し、ヒストンアセチル化プロファイルを再構築することを示しました。
αKGは腫瘍細胞の相同組換え修復機能を調節し、化学療法薬やPARP阻害薬への耐性を引き起こすことも明らかになりました。
研究はCRISPRライブラリースクリーニング、代謝フラックス追跡、多数の動物モデルを組み合わせています。
研究チームはCRAT抗体で、遺伝子ノックダウン効率の確認とヒストンアセチル化レベルのモニタリングを行いました。
ヒト卵巣上皮腫瘍細胞株で同抗体は高い特異性を示し、「αKG→TMLHE→カルニチン→アセチル化」という新たなシグナル軸のタンパク質レベルの証拠を提供しました。
Cancer Cell掲載の肝がん免疫研究:C3aポリクローナル抗体(PAA387Hu01)

- 研究チーム:中山大学第一附属病院 匡銘教授チーム
- 使用抗体:Cloud-Clone C3aポリクローナル抗体(PAA387Hu01)
- 手法:免疫組織化学(IHC)
この研究は、PD1阻害治療がHBV関連再発肝細胞がんの三次リンパ構造内のB細胞を活性化することを示しました。
活性化したB細胞はHBcAgを標的とする特異的抗体を産生し、C1q依存的補体経路を通じて抗腫瘍効果を発揮します。
術後再発肝がん患者はT細胞優位(TypeT)とB細胞優位(TypeB)の2群に分類され、TypeBでは補体活性化が顕著でした。
補体フラグメントC3aはこの過程を反映するバイオマーカーで、チームはC3a抗体を用いたIHCで組織内の沈着を可視化しました。
図は再発表現型の異なる患者組織のC3a染色と陽性面積の比較で、再発サブタイプごとの免疫微小環境の差が確認できます。
Advanced Science掲載の腸脳軸研究:14種類のポリクローナル抗体

- 研究チーム:インドナノ科学技術研究所
- 使用抗体:Cloud-Cloneポリクローナル抗体14種類
- 手法:免疫組織化学(IHC)
この研究は、βグルカンで被覆した経口ナノ医薬βG@AprWPG NMsを開発し、潰瘍性大腸炎とそれに伴う神経精神症状への作用を解析しました。
検出対象は炎症経路のTLR4、STING、NFκB、NLRP3、腸管バリア関連のMUC2、Occludin、ZO1、Claudin、免疫代謝マーカーのCD8、AMPKなど多岐にわたります。
14種類の抗体で大腸組織のIHCを行い、すべての標的で高いS/N比の染色結果が得られました。
データは、ナノ医薬が腸管バリア修復、炎症抑制、神経炎症緩和を引き起こすという結論を裏付けています。
図は健常群やDSS誘発大腸炎モデルなどの群ごとに、14標的の染色像とスコアを並べて比較しています。
Cloud-Cloneの抗体ラインと品質管理
- 論文引用数:2025年末時点で42,000件超のSCI論文に引用、うち350報超がNature、Science、Cellなどに掲載
- 自社保有のオリジナル抗体:27,000種類超
- 標識物質:30種類以上とのコンジュゲーションに対応
Cloud-CloneはELISAキット事業から始まり、ポリクローナル抗体、モノクローナル抗体、組換え抗体の3つの技術プラットフォームを構築しています。
約100万種類の派生抗体リソースを生み出し、数万種の研究標的をカバーしています。
品質は「社内実測+第三者検証+文献による裏付け」の三重の検証体制で管理しています。
WB、IHC、IF、FCMなど複数プラットフォームで試験を行い、特異性、感度、ロット間一致性を管理しています。
ブランドコンセプトは「ポリクローナル、モノクローナル、Cloud-Clone」です。
単一標的の特異性が問われるウエスタンブロット、臨床組織のIHC、14標的を並行するIHCと、3件はそれぞれ異なる条件で抗体が使われた事例です。
Cloud-Cloneは、ポリクローナルとモノクローナルの両方で安定して再現できる製品と専門的な技術サポートの提供をブランドの約束としています。








