記事ポイント
- 2026年8月1日〜31日に全国276店舗が参加し過去最高
- 期間中の販売は12,303本で前年比46.2%増
- 第1回の58店舗・2,722本から約4.8倍・約4.5倍に拡大
プロセッコDOC保護協会が2017年から実施する「プロセッコ月間」が、2026年に10周年を迎えました。
8月1日から31日の開催では、北海道から沖縄まで全国276店舗のレストラン、ワインバー、ワインショップなどが参加し、参加店舗数は過去最高となりました。
販売本数は合計12,303本に達し、10年間の歩みを象徴する結果となりました。
プロセッコDOC保護協会「プロセッコ月間2026」

- 名称:プロセッコ月間2026
- 開催期間:2026年8月1日〜31日
- 参加店舗数:276店舗(北海道から沖縄までのレストラン、ワインバー、ワインショップなど)。前年2025年は265店舗
- 参加アイテム:25ブランド、47アイテムのプロセッコDOC
- 販売本数:12,303本(前年2025年は8,417本、3,886本増、前年比46.2%増)
- 主催:プロセッコDOC保護協会

「プロセッコ月間」は、プロセッコDOCの爽やかな味わいと日本の暑い夏との相性に着目し、2017年にスタートしました。
第1回は58店舗が参加し、期間中の販売本数は2,722本でした。
2026年は参加店舗数が第1回の約4.8倍、販売本数が約4.5倍に拡大しています。

プロセッコDOCは食前酒としてはもちろん、魚料理や肉料理とのペアリング、友人や家族との気軽なひとときなど、幅広い場面で楽しまれています。
人々が集い、ともに楽しむ「コンヴィヴィアリティ(convivialita)」の精神が、この取り組みを支えてきた要素とされています。

各店舗では、料理や顧客層に合わせた工夫を凝らした提案が行われました。
販売トップは仙台「オステリア カンタービレ ダ チャオロ」
- 販売本数:1,053本(全国第1位)
- 所在地:宮城県仙台市
- 参加回数:5回目
2026年の全国第1位は、宮城県仙台市のイタリア料理店「オステリア カンタービレ ダ チャオロ」でした。
ワインへの情熱と、その魅力をお客様に伝える日々の工夫が成果につながりました。
東京の「イル バーカロ」「オステリア ダ アダ」、静岡県の「ヴェネツィア食堂」など、長年キャンペーンを支えてきた店舗も各地で活躍しています。
プロセッコDOCのブランドアンバサダー、長嶋宏明氏が率いる「マルティノッティ プロセッコ バー&カフェ(Martinotti Prosecco Bar & Caffe)」は、テイスティングやカクテルなどを通じて魅力を発信しています。
落合務シェフも、自身のレストランや全国各地でのロードショーを通じて普及に貢献しています。
小売では京都の「エノテカ カヴァレッタ」や大阪の「ワッシーズ ワインストア」などが参加し、家庭で楽しむ機会を広げています。
コンクールと10周年記念の新賞「プロセッコDOCアンバサダー賞」
「プロセッコ月間」では、販売本数に加え、店内ディスプレーの独創性や情報発信、プロモーション活動などを総合的に評価するコンクールを毎年実施しています。
優秀店舗には、プロセッコDOCの生産地域を訪れるイタリア研修旅行などが贈られます。
2026年のイタリア研修旅行賞は、オステリア カンタービレ ダ チャオロ(宮城県)、オステリア ダ アダ(東京都)、トスカニー イタリアワイン専門店(東京都)の3店舗です。
特別参加賞は、アンジュ ヴィンヤード ワイン&バー(東京都)、トラットリア デル ソーレ(宮城県)、オステリア コチネッラ(京都府)の3店舗が受賞しました。
10周年を記念して新設された「プロセッコDOCアンバサダー賞」は、過去にイタリア研修旅行を受賞し、その後も優れた実績を上げてきた店舗を称える賞です。
初年度は、マルティノッティ プロセッコ バー&カフェ(東京都)、イル バーカロ(東京都)、エンジ ジャパン(兵庫県)の3店舗が受賞しました。
「プロセッコDOCガーデン」など広がる取り組み
「プロセッコ月間」は、プロセッコDOCが日本で展開する国際的なプロモーション活動の中でも、重要な取り組みの一つです。
代表的な「プロセッコDOCガーデン」は、東京の渋谷キャストや東京スカイツリー、2025年の大阪・関西万博に合わせた大阪・道頓堀のグリコサイン前などで開催されてきました。
よくある質問
Q. プロセッコDOC保護協会とはどのような団体ですか?
A. イタリアのヴェネト州5県とフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州4県にまたがる生産地域を代表する団体で、2009年のプロセッコDOC認定と同時に設立されました。
総耕作面積28,100ヘクタール、12,322戸のブドウ栽培農家、1,110のワイナリー、350のスパークリングワイン製造所で構成され、原産地の保護と品質管理、世界各国でのプロモーションに取り組んでいます。
2017年の58店舗から276店舗へ広がった「プロセッコ月間」は、10年で全国に根づく取り組みとなりました。
2026年は25ブランド47アイテムが参加し、12,303本が販売されました。
夏の乾杯を彩るプロセッコDOCの広がりが、数字にも表れた10周年です。








