兵庫県が注目旅行先に選出、童心に返る旅など3トレンドを予測!エクスペディア 2027年の旅行トレンド「Unpack ’27」

エクスペディア「Unpack ’27」ロゴ

記事ポイント

  • 注目旅行先10か所で兵庫県は検索増加率+95%の2位
  • 日本のZ世代の79%が童心に返る旅を予約する可能性ありと回答
  • ロケ地巡り旅は5年連続のトレンド

 

エクスペディア・グループは2026年10月15日、2027年の旅行トレンド「Unpack ’27」を発表しました。

日本を含む世界16地域の旅行者26,000名への調査やソーシャルリスニングなどをもとに、「2027年の注目旅行先」「童心に返る旅」「ロケ地巡り旅」の3つを挙げています。

 

目次

エクスペディア 2027年の旅行トレンド「Unpack ’27」

 

エクスペディア「Unpack ’27」ロゴ

 

  • 発表主体:エクスペディア・グループ
  • 発表日:2026年10月15日
  • 調査対象:日本を含む世界16地域で、今後3年以内に国内または海外旅行を計画している成人26,000名(調査会社OnePollによるオンライン調査)
  • 調査期間:2026年8月4日~9月1日

 

「Unpack ’27」は、エクスペディア・グループが毎年発表している旅行トレンドレポートです。

エクスペディアのプラットフォーム上の利用データに、第三者調査の結果を組み合わせて分析しています。

 

海辺、川沿いの街並み、赤い岩の景観を並べた風景写真

 

2027年のトレンドとして挙げたのは、「2027年の注目旅行先」「童心に返る旅」「ロケ地巡り旅」の3つです。

 

2027年の注目旅行先

 

  • 選定方法:エクスペディアでの2025/9/1~2026/7/27の旅行検索数を、2024/9/1~2025/7/27と比較して選出
  • 選出数:10か所

 

検索数が伸びている世界の旅行先から、10か所を「2027年の注目旅行先」として選出しました。

1位はアメリカのサウス・レイクタホで、検索増加率は+195%。

湖と雪山を楽しむリゾート地です。

2位は日本の兵庫県で、検索増加率は+95%。

異国情緒と歴史名所が共存する県です。

3位以降は、ウルグアイのプンタ・デル・エステ(+65%)、アメリカのセドナ(+55%)、韓国の釜山(+50%)、メキシコのホルボックス島(+45%)が続きます。

7位から10位は、イタリアのペルージャ、オーストラリアのツイード、カナダのナイアガラ・オン・ザ・レイク(いずれも+35%)、イギリスのチチェスター(+30%)です。

このうち兵庫県、セドナ、釜山、ペルージャ、ツイード、チチェスターの6か所は、エクスペディア独自の「スマート・トラベル・ヘルスチェック」に認定されています。

この制度は、旅行者に魅力的な体験を提供しつつ、地域に過度な負担をかけないよう配慮している旅行先を評価する仕組みで、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)の持続可能な観光管理の考え方を参考にしています。

 

童心に返る旅

 

大人だけでテーマパークを訪れる目的のグラフ

 

日々の仕事や責任から離れ、子どもの頃の無邪気な楽しさや自由な気持ちを取り戻す旅が、「童心に返る旅」として注目されています。

大人だけで遊園地やテーマパークを訪れる目的として、日本の旅行者は「気楽なお出かけの一日を楽しむため」を63%、「日々の責任やストレスからの解放」を48%が挙げました。

世界の旅行者の57%が、2027年に童心に返る旅を予約する可能性があると回答しました。

世界のZ世代とミレニアル世代では71%です。

日本人全体では44%と世界全体を下回りましたが、日本のZ世代では79%に上ります。

大人だけで最も訪れたい遊園地について、日本人の81%が「テーマパーク」と回答しました。

この割合は世界の各地域と比べて最も高い結果です。

日本人の旅行検索データでは、浦安が20%、アナハイムが50%増加し、オーランドの検索数も伸びています(2026/4/1~8/31の検索数に基づく)。

おすすめの旅行先10選には、東京ディズニーランド、ウォルト・ディズニー・ワールド、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド、ニューヨークアイスクリーム博物館、カラーファクトリーシカゴが入りました。

ほかに、ナイアガラの滝 ジップライン・トゥ・ザ・フォールズ、パーク・エクサレット、プリンセス センセス ザ マングローブ リゾート、ゴールドコースト ドリームワールドが挙げられています。

 

ロケ地巡り旅2027

 

公開前の作品の舞台を調べた経験のグラフ

 

テレビ番組や映画の舞台をきっかけに旅行先を選ぶ「ロケ地巡り旅」は、2023年の初発表から5年連続でトレンドに入りました。

テレビ番組や映画の舞台をきっかけに旅行を予約した経験がある世界の旅行者は、約5人に1人(18%)です。

公開前の作品の舞台について調べたり予約したりした経験は、Z世代とミレニアル世代で世界58%、日本63%でした。

日本人全体では53%です。

 

ロケ地旅行にかけてもよい金額のグラフ

 

テレビ番組や映画の舞台となった旅行先への旅行にかけてもよい金額で「2,000ドル超(約30万円超)」と答えた人は日本が17%で、世界で最も高い割合です。

日本で最も多かった回答は「651~1,000ドル(約9.8万~15万円)」の26%でした。

世界で最多だったのは「300~650ドル(約4.5万~9.8万円)」の26%です。

ドラマシリーズ『エミリー、パリへ行く』のファイナルシーズンがモナコで撮影されていると発表された後の30日間は、エクスペディア・グループの各ブランドにおける宿泊施設、航空券、旅行の検索数が、発表前の30日間と比べて120%以上増加しました。

おすすめの旅行先は、ギリシャ、モナコ、カンヌ/サントロペ(フランス)、テネリフェ島(スペイン)、ソウル、ウェリントン(ニュージーランド)、ミシガン湖、マイアミ、トロント/モントリオールです。

よくある質問

Q. 「スマート・トラベル・ヘルスチェック」はどんな基準で評価されますか?

A. WTTCの6つの原則に基づきます。

適切な権限と資金を持つ観光管理機関があるか、地域コミュニティと共有された観光のビジョンがあるか、データに基づいた計画があるか、観光の影響を把握する監視体制があるか、観光収益が地域に透明に還元されているか、地域住民が意思決定に参加できているか、の6点です。

Q. 注目旅行先のうち、ヘルスチェックに認定されていない旅行先があるのはなぜですか?

A. 6つの原則すべてを満たしていない場合や、評価に必要なデータがまだ揃っていない場合があるためです。

認定されていない旅行先も魅力的な旅行体験を提供しているとされています。

 

「Unpack ’27」は、検索動向と世界の旅行者調査から、行き先選びの手がかりを示したレポートです。

注目旅行先では兵庫県が+95%で2位に入り、童心に返る旅では日本のZ世代の79%が予約の可能性を示しました。

ロケ地巡り旅は5年連続で、ロケ地旅行にかけてもよい金額で「2,000ドル超」と答えた日本の回答者の割合は世界で最も高い結果でした。

 

童心に返る旅の「気楽なお出かけの一日を楽しむため」「日々の責任やストレスからの解放」の割合は日本の旅行者の回答です。

 

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