2026年度グッドデザイン賞を受賞、大学サッカー部員約60名が団地に暮らす共助の取り組み!竹山団地プロジェクト

竹山団地プロジェクト 2026年度グッドデザイン賞受賞

記事ポイント

  • 神奈川県住宅供給公社・神奈川大学・KUSC・竹山連合自治会が協働
  • サッカー部員約60名が竹山団地の賃貸住宅に居住
  • 受賞記念の団地ツアーを2026年11月から全4回開催

 

神奈川県住宅供給公社、神奈川大学、KUSC、竹山連合自治会が協働する「竹山団地プロジェクト」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。

神奈川大学サッカー部の学生が団地に暮らし、住民とともに地域活動を重ねる取り組みです。

受賞を記念し、2026年11月18日から12月18日にかけて全4回の団地ツアーを開催します。

 

目次

竹山団地プロジェクト

 

竹山団地プロジェクト 2026年度グッドデザイン賞受賞

 

  • 主体:神奈川県住宅供給公社、神奈川大学、KUSC、竹山連合自治会
  • 受賞:2026年度グッドデザイン賞
  • 団地ツアー日程:2026年11月18日(水)、11月20日(金)、12月2日(水)、12月18日(金) 各回10:30~14:00(予定)
  • 団地ツアー料金:2,000円/人(昼食・ドリンク付)
  • 団地ツアー定員:各回最大10名、どなたでも申し込み可
  • 団地ツアー内容:事業紹介/施設見学/竹山キッチンにて昼食/サッカー部員や地元住民との交流/質疑応答
  • 団地ツアー申込:2026年10月30日(金)17:00まで。申し込み多数の場合は抽選、状況により予約日を調整する場合あり
  • 団地ツアー注意事項:内容は変更となる可能性あり。詳細は11月4日(水)以降に担当者から順次連絡。駐車場の用意はなく、公共交通機関で来訪

 

竹山団地プロジェクトは、神奈川県住宅供給公社、神奈川大学、KUSC、竹山連合自治会が協働して展開する取り組みです。

1960年代に公社が開発した竹山団地は郊外型の大規模団地で、エレベーターのない5階建ての住棟が多くを占めます。

上層階を中心に賃貸住宅の空き住戸が増え、住民の高齢化による外出機会の減少や、地域活動の担い手確保が課題でした。

公社と大学は2020年3月に、地域活性化と学生の健全育成に関する連携協定を締結しました。

連合自治会の協力のもと、空き住戸を活用して神奈川大学サッカー部の学生が団地に暮らす仕組みを構築しています。

学生は地域の一員として、環境美化や地域行事への参加など日常的な地域活動に関わってきました。

2024年には団地内商店街の空き店舗を、交流と運動の拠点として整備しました。

学生が地域を支え、地域が学生の学びや成長を支える「共助循環型コミュニティ」の形成を目指しています。

 

団地に未来の共助を実装する 活動拠点の図

 

4学年約60名の学生が団地内の賃貸住宅に点在して暮らし、住民と日常的にコミュニケーションを重ねています。

夏祭りや防災訓練への参加を通じて地域の歴史や文化を学ぶ一方、スマホ教室や新施設での運動指導など、学生の知識や経験を生かした活動も行っています。

活動の拠点には、グラウンド、キャンパス、ファーム、キッチン、エアラボ、セントラル、学生シェア住居があります。

サッカーに何か1つを加える造語「F+1の精神」のもと、地域活動で身につけたスキルをサッカーの向上へつなげることを目指します。

 

竹山団地でのこれまでの取り組みの写真

 

Jリーグ内定記者会見の団地開催、自治会主催の防災訓練への参加、住民主催の芋煮会、地元消防団への学生入団など、団地を舞台にした取り組みを重ねてきました。

 

竹山団地プロジェクトの関係図と仕組み

 

学生の活動は単発のボランティアで終わらせず、住民の健康づくりをはじめ、教育・福祉・交流など地域の多様な価値につなげています。

活動の一部を有償化することで学生の継続的な参画を支え、地域内に新たな経済循環を生み出して持続可能な仕組みとしての定着を目指します。

 

竹山団地プロジェクトの施設デザインに関わった建築家・教員・学生

 

拠点施設の設計・意匠とコミュニケーションデザインには、irodori一級建築士事務所の一色ヒロタカ氏と、神奈川大学建築学部まち再生コースの山家京子教授、上野正也准教授、塩脇祥特別助手、学生が関わっています。

審査委員は、大学・NPO・自治会が連携して新たなコミュニティ形成を目指す姿勢を、団地の課題を突破するアプローチとして独自で新しい視点と評価しました。

大学サッカー部が核であることが物語性と強い個性を生み、活動が活発な体育会系部活動との連携が一過性のイベントになる懸念を解決している点も、プロジェクトデザインとして秀逸と評されています。

神奈川県住宅供給公社は、フロール元住吉(2020年度受賞)に続く2件目のグッドデザイン賞受賞です。

受賞記念の「共助のデザインを学ぶ団地ツアー」では、公社・大学・NPOの担当者がプロジェクトの背景や仕組み、取り組みのポイントを説明します。

団地内の主要施設を巡り、地域で暮らし活動するサッカー部員や住民の声を聞けるほか、課題や試行錯誤、成果といった現場のエピソードも紹介されます。

よくある質問

Q. 竹山団地ツアーに申し込みが多数の場合はどうなりますか?

A. 申し込み多数の場合は抽選となります。

申し込み状況によっては、予約日を調整する場合があります。

Q. 竹山団地ツアーには車で行けますか?

A. 駐車場の用意はできないため、公共交通機関を利用して来訪します。

 

竹山団地プロジェクトは、約60名の大学サッカー部員が団地に暮らし、住民と見守り合い学び合う共助を育んできた取り組みです。

団地ツアーは2026年11月18日から全4回、料金は2,000円で、申し込みは10月30日17:00までです。

 

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