記事ポイント
- 福岡伝統芸能フェスタ2026は10月17日に大濠公園能楽堂で開催
- 能楽・落語の伝統芸能体験ワークショップは10月16日に実施
- 観覧・参加は無料、事前申込は先着順で受付
大濠公園能楽堂は、開館40周年を迎える節目に、能楽や日本舞踊、筑前琵琶などが集まる公演“福岡伝統芸能フェスタ2026~福芸FUKUGEI~”を開催します。
同館では10月16日に、能楽と落語の伝統芸能体験ワークショップも実施し、観覧・参加はいずれも無料です。
大濠公園能楽堂“福岡伝統芸能フェスタ2026~福芸FUKUGEI~”

- 日時(伝統芸能フェスタ):令和8年10月17日(土)14:00開演(13:00開場)
- 場所:大濠公園能楽堂(福岡市中央区大濠公園1-5)
- 観覧料:無料
大濠公園能楽堂は、開館40周年を迎える節目に、能楽や日本舞踊、筑前琵琶などが一堂に会する公演“福岡伝統芸能フェスタ2026~福芸FUKUGEI~”を開催します。
本公演は、10月から12月にかけて県内各施設で舞踊・音楽・伝統芸能などのイベントを実施する秋の文化芸術の祭典「ふくおか県芸術文化祭」の一環として行われます。
昨年度も満員御礼となった人気イベントで、観覧は無料です。

大濠公園能楽堂は昭和61年、能楽・邦楽などの伝統文化を継承・保存し、県民文化の振興及び普及を図るため、福岡市の大濠公園に県内で初めての近代的な能楽堂として建設されました。
客席562席を備える日本有数の能楽堂として、現在は能楽をはじめとする伝統芸能の公演のほか、コンサートやカンファレンスなど様々なジャンルのイベントも実施しています。
日本舞踊

- 出演者:若柳寿菊(わかやぎ じゅぎく)
- 演目:日本舞踊メドレー「鶴亀」「藤娘」「友禅晒し」「さくらさくら」
若柳寿菊さんは寿菊派若柳流三代目家元で、日本の伝統文化と精神を幅広い世代に伝えたいという想いから、子ども教室や保育園での稽古も行っています。
江戸時代に歌舞伎から派生し、舞と踊りを主軸に発展した日本舞踊を、小・中学生を含む7名で日本舞踊メドレー「鶴亀」「藤娘」「友禅晒し」「さくらさくら」として披露します。
筑前琵琶

- 出演者:寺田蝶美(てらだ ちょうび)
- 演目:『平家物語』より「那須与一」
寺田蝶美さんは筑前琵琶保存会会主・嶺青流師範で、4歳から筑前琵琶を始め、発祥の地である福岡で継承と発展に取り組んでいます。
定期演奏会のほか博多どんたくや寺社、催事、公演など各所で演奏し、後進の育成にも力を入れています。
当日は『平家物語』より名場面「那須与一」を披露します。
能楽

- 出演者:久貫弘能(くぬき ひろの)ほか
- 演目:「八島」「羽衣」「船弁慶」
久貫弘能さんは重要無形文化財(総合認定)保持者で、新作能「博多山笠」「桧原桜」の原作者です。
同じ宝生流の山岡晴美さん・石黒実都さん・柏山聡子さんとともに出演します。
源義経の霊が旅僧に屋島の戦いを語る「八島」、羽衣をまとう天女の舞が見どころの「羽衣」、義経一行と静御前の別れや平知盛の霊との戦いを描く「船弁慶」を披露します。
詩吟

- 出演者:森田晃星(もりた こうせい)
- 演目:「三樹の酒亭に遊ぶ」ほか
森田晃星さんは鹿児島県出身、福岡県在住で、幼少期から吟詠(詩吟)を学び、情景描写の美しい漢詩を得意としています。
演目「三樹の酒亭に遊ぶ」は、京都・鴨川のほとりにある料亭を舞台に、友と酒を酌み交わしながら美しい景色を楽しむひとときを詠んだ作品で、雨と霞の向こうに古都の景色が浮かび、花の向こうから寺の鐘がゆっくりと聞こえてくる風雅な春の夕暮れが描かれています。
雅楽×コンテンポラリーダンス

- 出演者:中山啓(なかやま ひろし)・KOTOHA(ことは)・loco(ろこ)
- 演目:「越天楽」ほか(「空鏡纏衣(くうきょうてんい)」)
直方・福智山を起点とする直龍笛奏者の中山啓さん、ダンサーのKOTOHAさん、染色家のlocoさんの3人が協演します。
演目「空鏡纏衣(くうきょうてんい)」では、長い時を重ねて紡がれてきた雅楽の響きと、比礼をまとい今この瞬間の肉体で世界を切り取るコンテンポラリーダンスが境界線を溶かし合う「時間の越境」を表現します。
神楽

- 出演者:弥栄神楽座(いやさかかぐらざ)
- 演目:「四季」
弥栄神楽座は、「神さまと人が共に笑い、楽しむ場をつくりたい」という想いから生まれました。
演目「四季」は、天地のめぐりと四季の移ろいに宿る神々の御恵みを仰ぎ、自然とともに生きる歓びを寿ぐ神楽で、季節が織りなす景色と命が絶え間なく巡る営みを神楽歌に託し、神々へ深い感謝と祈りを捧げます。
三味線

- 出演者:藤本佐恵(ふじもと さえ)
- 演目:「俗曲 たぬき」
藤本佐恵さんは藤本流大師範で、6歳から藤本流三味線を始め、現在は福岡市を拠点に演奏や指導を行っています。
演目「俗曲 たぬき」は19世紀の長唄「昔噺狸」をもとにした作品で、文福茶釜や「かちかち山」などの狸話を題材に、新内流しや浄瑠璃風の語りを取り入れた構成が特色です。
明治・大正期には浮世節の名人・立花家橘之助が寄席などで演じ、代表芸の一つとして広く親しまれました。
落語

- 出演者:橘家文太(たちばなや ぶんた)
- 演目:当日決定
橘家文太さんは福岡県北九州市の落語家で、落語協会所属、第80回西日本文化賞奨励賞を受賞しています。
寄席の雰囲気を再現した移動可能な演芸場「落語car」で、落語文化を広めるため全国を回っています。
披露する演目は会場に合わせて当日決定します。
広間では「茶時遊空間」による日本茶の提供や、「弥栄神楽座」による衣装・小物の展示も行われます。
能楽体験ワークショップ
- 日時:令和8年10月16日(金)13:00~14:00(受付12:30)
- 場所:大濠公園能楽堂
- 講師:久貫弘能
- 対象年齢:小学生から大人まで
- 定員:30名
「能面を付けてみよう!未知の世界へ~能面体験~」をテーマに、能面を着ける体験を行います。
講師は能楽師の久貫弘能さんが務めます。
落語体験ワークショップ
- 日時:令和8年10月16日(金)16:30~17:30(受付16:00)
- 場所:大濠公園能楽堂
- 講師:橘家文太
- 対象年齢:小学生から大人まで
- 定員:20名
「キミも高座にあがってみよう!落語家体験」をテーマに、高座に上がる体験を行います。
講師は落語家の橘家文太さんが務めます。
申込
- 観覧料(伝統芸能フェスタ):無料
- 参加料(伝統芸能体験ワークショップ):無料
- 伝統芸能フェスタ申込期間:9月11日(金)~10月16日(金)(先着順)
- 伝統芸能体験ワークショップ申込期間:9月11日(金)~10月11日(日)
伝統芸能フェスタは席に限りがあるため、先着順の「事前申込み」の利用が呼びかけられています。
伝統芸能体験ワークショップも参加には「事前申込み」が必要です。
能楽・日本舞踊・筑前琵琶・詩吟・雅楽×コンテンポラリーダンス・神楽・三味線・落語まで、多彩な伝統芸能が大濠公園能楽堂に一堂に会します。
前日には能面を着けて挑む能楽体験や、高座に上がる落語家体験も行われます。
よくある質問
伝統芸能フェスタとワークショップで申込期間は同じですか?
伝統芸能フェスタの申込期間は9月11日から10月16日、伝統芸能体験ワークショップは9月11日から10月11日までとなっており、期間が異なります。








