記事ポイント
- パークホテル東京「J-ART Project」が2026年10月1日開始
- 倉本美津留さんが毎月1名の日本人アーティストをキュレーション
- 31階ギャラリールームは入場無料、展示作品は購入可能
パークホテル東京は、放送作家の倉本美津留さんをキュレーターに迎え、日本の現代アートを紹介する新プロジェクト「J-ART Project」を2026年10月1日(木)にスタートします。
ホテル31階のギャラリールームで、毎月1名の日本人アーティストを紹介する“月替わりプッシュアーティスト展”を1年間にわたり開催します。
パークホテル東京“J-ART Project”

- プロジェクト名:J-ART Project
- キュレーター:倉本美津留(放送作家)
- 開催期間:2026年10月1日(木)スタート ※以降1年間、月替わりで開催
- 会場:パークホテル東京 31階 ギャラリールーム(東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー)
- 展示点数:各回5〜10点を予定
- 入場:入場無料(宿泊ゲストに限らずどなたでも鑑賞可能)
- 販売:展示作品は購入可能
日本には独自の感性と表現力を持ちながら、世界にまだ十分知られていない現代アーティストが数多くいます。
パークホテル東京は、欧州・北米・豪州を中心に世界各地から旅人が訪れるホテルの特性を生かし、滞在の中で作品や作家に出会える「ハブ」としての役割を目指し、「J-ART Project」をスタートします。
「J-ART Project」では、毎月1名の日本人アーティストを「プッシュアーティスト」として選出し、展示点数は各回5〜10点を予定しています。
絵画や立体などジャンルを問わず、倉本美津留さんの視点で選んだ作家と作品を紹介し、月ごとに展示が入れ替わります。
キュレーター 倉本美津留
- 肩書:放送作家
キュレーターを務める倉本美津留さんは、『ダウンタウンのごっつええ感じ』『M-1グランプリ』『たけしの万物創世紀』『情熱大陸』など数々の人気番組を手がけてきた放送作家です。
番組や展覧会を通じて「笑い」の視点から現代アートを読み解く活動にも長年取り組み、独自の審美眼で数々の才能を見出してきました。
七戸優

- 展示月:2026年10月
- 生年:1959年2月生まれ
2026年10月のプッシュアーティストは、七戸優さんです。
ゼネコンの設計部勤務を経てイラストレーターとして活動を始め、次第にファインアートの道へ進みました。
銀座・青木画廊で作品を発表した後、東アジア市場を中心に展示を重ね、近年は国内での発表に軸足を移して制作を続けています。
代表作のひとつ『Moon Hatch』は、国内外で発表を重ねてきた油彩作品です。
松山賢

- 展示月:2026年11月
2026年11月のプッシュアーティストは、松山賢さんです。
岩手県湯舟沢環状列石そばで育ち、現在は横浜市三殿台遺跡近くに在住。
京都で日本画を描き、大阪で土器、人形、彫刻をつくりはじめました。
最近は、土器土偶が怪人になった油彩画を描き、それを見て粘土で作り、縄文時代のように野焼きした彫刻を発表しています。
元になった土器土偶の復元模刻、漆塗土器、縄文集落復元図なども制作しており、『土器怪人情景模型(アンドウジン)』は縄文土器が怪人になった野焼き陶彫と、箱に日本画で情景を描いた作品です。
坂本友由

- 展示月:2026年12月
- 生年・出身:1985年栃木県生まれ
- 学歴:2008年、東京藝術大学美術学部デザイン科卒業
2026年12月のプッシュアーティストは、坂本友由さんです。
主に可愛らしい少女をモチーフに、皮肉やブラックユーモアを含ませた表現で現代に生きる人間のリアルな心象を描いています。
現代の社会が抱える矛盾や残酷さ、悲喜劇などを、少女を媒体として概念的に表現する作風が特徴です。
『メンのダシに使われる』は、日常の風景にシュールな違和感を忍ばせる、坂本友由さんならではの絵画作品です。
山田勇魚

- 展示月:2027年1月
- 生年・出身:1988年埼玉県出身
- 学歴:東京芸術大学美術研究科デザイン専攻修了
2027年1月のプッシュアーティストは、山田勇魚さんです。
物体に宿る魂をテーマに活動する美術作家で、人工物を生命体に見立てた立体作品を制作しています。
古道具を妖怪化させた付喪神シリーズ、沈没船が鯨の姿となり母港へと帰る帰港シリーズ、流れ着く漂着物を渡り鳥に見立てた漂流シリーズ、化石化させた人工物を古代生物に見立てるdigるシリーズなど、様々なアプローチで物体に宿る魂を表現しています。

会場では、物体に宿る魂をテーマにした山田勇魚さんを代表する立体作品が展示されます。
内田有

- 展示月:2027年2月
- 生年・出身:1979年東京都生まれ
- 学歴:東京藝術大学で鋳金とガラス造形を学び、英国University for the Creative Artsでも研鑽
2027年2月のプッシュアーティストは、内田有さんです。
ガラスを主素材に、鋳造技法によるアイスキャンディーの造形を制作しています。
企業やブランドとのコラボレーション、国内外での展覧会にも多数参加しています。

白くまをキャラクター化した『cool it』シリーズでは、溶けゆく造形を通して環境問題へのまなざしとポップカルチャーの「かわいさ」を重ね合わせています。
安居智博

- 展示月:2027年3月
- 肩書:アーティスト・クリエイター、カミロボ作家
2027年3月のプッシュアーティストは、安居智博さんです。
幼少の頃から作り続けている紙工作「カミロボ」や日用品ヒーロー・油絵・CG制作・衣装制作など様々な表現方法で活動しています。
Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100」に選出され、高校美術教科書にも作品が掲載されています。
著書に『100均グッズ改造ヒーロー大集合』(平凡社)と『動かして遊べるカミロボ』(ソシム)があります。

『日用品ヒーロー』は、安居智博さんの独創的なヒーロー世界を表現する代表作です。
大島利佳

- 展示月:2027年4月
- 生年・出身:1995年埼玉県生まれ
2027年4月のプッシュアーティストは、大島利佳さんです。
2016年から人物画を描き始め、人物の表情の豊かさ、面白さ、柔らかさに着目しています。
幸福を制作のテーマに、縁起物についてリサーチし、作品に取り入れています。
『阿』は、人物表現と縁起物のモチーフを通して“幸福”へのまなざしを描く作品です。
パークホテル東京について

- 開業:1948年創業の芝パークホテルの姉妹ホテル
- 所在:汐留メディアタワー25階から34階
- 客室数:268室(うちアーティストルーム52室)
- 受賞:ジャパン・ツーリズム・アワード領域優秀賞
パークホテル東京は、1948年創業の芝パークホテルの姉妹ホテルで、汐留メディアタワー25階から34階に位置し、東京タワーや富士山を望む景色が魅力です。
客室268室のうち52室は、アーティストが壁に絵を描いた「アーティストルーム」で、“日本の美意識が体感できる時空間”をコンセプトにしたこのプロジェクトはジャパン・ツーリズム・アワードで領域優秀賞を受賞しました。
2012年よりアートを核としたブランディングを推進し、ロビーや回廊には400点以上のアートを展示。
訪日外国人ゲストの比率は95%以上で、欧州・北米・豪州が中心です。
呈茶や絵画体験などのアートイベントも開催しています。

26階から34階までの客室階の廊下は「コリドーギャラリー」として展開されており、ゲストが館内を巡る中で自然と作品に出会える環境が、「J-ART Project」の土台となっています。
「J-ART Project」は、倉本美津留さんの視点で選ばれた日本人アーティストの作品と月替わりで出会える企画展です。
パークホテル東京31階のギャラリールームでは、宿泊ゲストでなくても無料で作品を鑑賞でき、購入もできます!








